救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

非主体的農業で北朝鮮の食糧は常に不足
機ァ嵋鳴鮮の食糧事情は安定」報告と北朝鮮から伝わる多くの悲鳴



1.北朝鮮の食糧事情は安定したのか


 北朝鮮の食糧事情について、2011年以降、「安定してきた」との報告が相次いでいる。
2011年、米国政府も韓国政府等も、北朝鮮が食糧支援を求めているのは、2012年4月の「金日成生誕100周年行事」に際し、人民に特別配給をするため、あるいは軍の備蓄のためで、食糧がそれほど不足しているわけではないと見ていた。
生誕100周年行事の前、2011年12月17日、金正日が死去し、金正恩が後継者となった。国連機関は2012年11月に、2012/13年度の食糧生産について、「国連機関が北朝鮮支援に入った1995年以降最高の食糧生産」とし、自力で調達できない17.2万トンの支援を国際社会に求めた。
この不足量は過去最低で、金正恩の指導力を印象づけるため、また引き続き国際社会の支援を得ようとする微妙かつ計算された北朝鮮の報告に基づくものとされる。しかし、国際機関は、北朝鮮の報告を微調整しただけで、今回もほとんどそのまま受け取り、報告した。そして、各国は意図的かどうかは別として、北朝鮮の食糧事情は安定したといい続けている。
2013年に入っても、北朝鮮の食糧事情について、「安定してきた」との報告が続いているが、現在に至るまで、北朝鮮からは食糧不足の声が聞こえ、餓死の報告も続いている。

<「安定」報告例>


◆今年支援計画なし=EU
「シャーロック(EU人道援助局)報道官はRFA(自由アジア放送、米、ラジオ)のインタビューに対し、昨年10月にEUの調査団が訪朝し食糧事情を調査した結果、緊急支援を必要とする状況ではないとの結論を出したと答えた」(「連合通信」、2013.01.16)。

◆北朝鮮の飢饉は捏造である−FAO平壌代表部副代表
 FAO(国連食糧農業機関)の平壌代表部副代表ビライ・デルザ・ガガ氏は、「一部西側メディアで報道されている北朝鮮における飢饉は『実情に即していない』と述べた。北朝鮮には食糧問題が存在するものの『飢饉の兆候は何一つ認められない』」、「朝鮮の食料状況が良くないのは事実だが、朝鮮全域で作況を観察中である国連食糧農業機構の職員達は飢饉の兆候を捕捉できなかった」とし、「(現在まで)飢饉はない」と伝えた(「イタル・タス通信」2013.05.15)。

◆食料流通改善、北の餓死者減る−韓国高官
「韓国統一省の金南植次官は11日、北朝鮮の食糧事情について、流通構造の修復で食糧が行き渡り、近年は多数の餓死者が出る事態にはなっていないとの分析を明らかにした。国会答弁で答えた」、「金氏は餓死者の規模に関し、大水害があった95年から97年にかけ年間7万〜8万人が死亡したとの統計を挙げた」。(「共同通信」2013.06.13)

◆危機状況を招くほど深刻ではない−米国議会調査局
「米国議会調査局(CRS)は今月初めに出した『対北朝鮮支援報告書』で、『目撃者の証言によると、2013年半ば現在、北朝鮮の慢性的な食糧不足現象は危機状況を招くほど深刻ではないとみられる』と診断したと、ワシントン外交消息筋が16日(現地時間)伝えた」。 2012年4月のCRS報告書では、「北朝鮮は1990年代半ば以降、慢性的かつ深刻な食糧不足現象に苦しんでいる」としていた(『中央日報』2013.06.18)。

◆国連「朝鮮は食糧の年内不足分を既に確保」
 「国連食糧農業機関(FAO)は7月のレポートで、朝鮮が今年に十分な食料を確保したと明らかにした。中国の支援もあるが、朝鮮はアルゼンチンから大規模なトウモロコシ輸入を行っている。資料によると、不足分65万7,000トンに対し穀物72万5,500トンの量を確保」(「VOA」2013.07.12)。
以上の各報告は、以下に見るように北朝鮮から聞こえてくる近年の悲鳴とは著しく異なり違和感が強い。


目次


※ 北朝鮮食糧問題最新事情(2015.03.26)

はじめに

機ァ嵋鳴鮮の食糧事情は安定」報告と北朝鮮から伝わる多くの悲鳴
 1.北朝鮮の食糧事情は安定したのか
 2.不足しているから聞こえてくる悲鳴

供ス駭機関の報告は約300万人水増し−北朝鮮の人口
 1.「2008年人口調査」は虚偽調査
 2.おかしな報告の数々−北朝鮮人口調査
 3.人口は300万人水増し

掘ス駭機関の報告は水増し−北朝鮮の食糧生産
 1.米は10a当たり180kg程度
 2.メイズは約100万トン水増し
 3.国連機関の報告は毎回基準が異なる
 4.飢餓を無視して核・ミサイルを開発

検タ總し統計を発表し続ける理由
 1.個人独裁の責任が問われる
 2.人口の水増しで国際支援を訴え
 3.国連による食糧支援の問題点
 4.独裁国家への「人道支援」は非人道
 5.米よりご飯を(配給のモニターより消費のモニターを)
 6.国連は家族農業を認めない国家には人道支援を行うな

資料: FAO/WFP「北朝鮮の穀物および食糧安全保障調査団特別報告」
 1995年〜2012年(英文)
資料: FAO/WFP北朝鮮食糧事情合同調査報告書2013
  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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