救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

9/17 千代田区



今年中に全拉致被害者の救出を!国民大集会

 私たちは今年中の全拉致被害者の救出 は充分可能性があると考えています。
 北朝鮮は 7 月 27 日に米国本土まで届く ICBM(大陸間弾道ミサイル)、「火星14」を発射しました。7 月 4 日の発射と合わせて1カ月に2回のICBM発射です。いよいよ、米朝の核ミサイル問題をめぐる緊張は最終段階を迎えています。
 米国は中国、ロシアを含む全世界に対し、北朝鮮に石油を輸出したり、北朝鮮労働者を雇ったり、北朝鮮の鉱物資源を買ったりすることを止めろと迫っています。北朝鮮との取引を続けるなら米国国内法に基づきそれらの企業を国際金融市場から追放する制裁を準備しています。その制裁が効かなければ軍事攻撃や金正恩政権打倒工作も辞さないと公言しています。
 拉致問題の観点からするとこれはチャンスです。北朝鮮は米国の軍事圧力がかかり統治資金(外貨)が枯渇するときだけ譲歩します。2002 年の金正日の拉致自白と 5 人帰還の背景には、テロとの戦争のまっただ中のブッシュ政権が軍事圧力を加える中、統治資金の財源を日本に求めたことがありました。
 ほぼ同じ構図が今できつつあります。だから、家族会・救う会は今年 2 月、拉致問題と核ミサイル問題を切り離して、拉致被害者帰還のための協議を先行させることを求める運動方針を決めました。安倍晋三総理らもほぼ同じ考えでトランプ大統領らに拉致問題の「早期」解決の重要性を説得する等積極的に動いています。
 拉致被害者が彼の地で今日も救出を待ち続けています。私たちができることは怒りの声を上げ続けることです。9 月 17 日(日)に今年 2 回目の国民大集会を開催します。
ジャーナリストの櫻井よしこさんもかけつけてくださいます。お知り合いの皆様とともに奮ってご参加ください。ご協力を宜しくお願い申し上げます。

 チラシのダウンロードはこちらから

以下は、今年 3 月 23 日に行った「拉致被害者救出運動 20 年記者会見」における横田早紀江さんの発言と、3 月24 日に行った「拉致被害者救出運動 20 年特別集会」での飯塚繁雄代表の発言です。

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 とうとう 20 年になりました。こんなに長い間助けられないのが本当に悔しくて、どうしたら助けられるんだろうということばかり考えています。めぐみは、「朝鮮語を覚えれば必ず日本に帰してあげる」と言われ、それだけを希望にして一生懸命勉強したそうです。
 そして何度も、 「ここまで勉強したのだから帰して」と迫ったそうです。次は「子どもが生まれたら帰してあげる」と言われ、また帰してもらえず、「帰して」と絶叫したそうです。皆さんこんなむごいことが考えられるでしょうか。皆様のご家族が 40年もこんな状況におかれたら、どうなさいますか。
 (金正恩は)兄弟を殺したのに、まだ他の国がやったことだと言い続けています。こんなおそろしいことをやる国が目の前にあるのです。もし核兵器を使えば、私たちの思いや願いも一瞬にして壊滅してしまいます。
 日本はあまりにものんきに過ぎるのかなと思います。何もかもがあって毎日が幸せですから。でも何か起きたら一瞬にして壊滅するかもしれないんです。ものすごく危ない状況だということを真剣に考えていただきたいと思います。
 私は本当に恐ろしいことが起きるのではないかと、身の縮むような思いで暮らしています。「お母さんお父さんに会いたい、友達にも会いたい」と今日も叫び続けているかもしれません。万景峰号に乗って帰ろうと港に行って、蓮池さんが助けてくれて、匿ってもらったことが何度あったかしれないと思います。そんな恐ろしい所にいるのです。必死の思いで生きていることを考えてください。
 どうか真剣に日本人の命を救おうという思いで立ち上がっていただくことをお願いいたします。

飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)

 皆様こんばんは。いつもご支援いただき本当にありがとうございます。そうは言いながら、皆さんのご協力を得て活動してからもう 20 年も経ってしまったということになるわけです。
 そして、それぞれの被害者が向こうに連れて行かれて 40 年近く経ちました。自由を奪われ、それでもまだ助けを待っている。この長い時間の重みです。本当に被害者の皆さんはつらいと思います。特に精神的に。これだけ長いと、「もう帰れないのではないか」という被害者がいるかもしれません。
 私たちは、何とかして助け出そうという気持ちを統一して 1997 年 3 月 25 日、明日ですが、結成以来 20 年になります。 よく、「20 年の節目」という話がありますが、問題は 20 年も経ってしまったがそれでも解決できないのはなぜだろうという反省の上に立って、今日の看板にもありますように、「今年中にすべての被害者を救出せよ」という大きな強いスローガンを立てながら、本当に「今年こそは」ということが実現できるように政府、国会、関心を持ってくださる多くの方々が活動し、今日は加藤担当大臣、各党代表の先生方もおられますので、今後どうしたら今年中に解決できるかに焦点を当ててお話をしていきたいと思います。
 また今日は家族の方々も集まっておられますので、後程お話も聞けると思います。「今年こそ」という言葉は何回も使うんですが、もし今年解決しなかったら大変なことになると私自身は非常に懸念をもっています。
 全国津々浦々で、そして当然ながらわが総理大臣を中心として、ミサイルが飛んでこようが、核実験をやろうが、どんな状況下にあろうとも、この問題を最優先にして前に出して、今年中にという期限を切った形で皆さんと共に、心と意志を集中しながら戦っていきたいと思います。
 横田さんがこの(集会のちらしの)写真にあるように、元気なうちに、絶対にめぐみちゃんに会わせるということも含めて戦っていきたいと思います。(拍手)。

と き

平成29年9月17日(日)午後2時から4時半まで

開 場

午後1時(先着順)

ところ

砂防会館別館1階、シェーンバッハ・サボー
東京都千代田区平河町2-7-4 TEL:03-3261-8386
地下鉄永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口徒歩1分
5番出口(都道府県会館前)はエレベーターあり
赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)が永田町駅に接続

登壇者

櫻井よしこ(司会)、安倍晋三総理大臣(要請中)、加藤勝信・拉致問題担当大臣、家族会・救う会役員、拉致議連役員、知事の会代表、地方議連代表、 各党代表、調査会役員と同家族

参加費

無料(会場カンパ歓迎)

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