救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

東京集会開催・国会議員アンケート結果発表(2000/04/09)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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4月30日は東京・日比谷公会堂へ! (午後1時半?4時予定)

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための第2回国民大集会
(横田めぐみさんたちを救出するぞ!国民大集会)開催
一人でも多くのご参加をお待ちしております。お誘い合わせの上おいで下さい。

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東京集会開催・国会議員アンケート結果発表

 昨日(8日)、東京港区の友愛会館で「横田めぐみさんたちを救出するぞ!東京集
会」が開催されました。
 集会では佐藤勝巳全国協議会会長から3月の座り込み及び平壌で行われた日朝交渉
について、評価及び今後の対応に関して説明が行われました。続いて3月から進めら
れていた国会議員アンケートの結果についての報告が行われ、最後に4月30日の国民
大集会に向けて、今後の活動の進め方などに関する論議が行われました。
 なお、集会の後国民大集会のポスター・ビラ・葉書などの発送作業が行われました。

      国会議員アンケートについて
                          荒木

 アンケートは回答者ごとの回答と、未回答議員の一覧を別々のPDFファイルで添付
してあります。このファイルはMacでもWindowsでも「Acrobat Reader 4.0」というソ
フトがあれば開けます。このソフトは無料で、パソコン雑誌のオマケについている他、
インターネットからダウンロードもできます。他にも使えますのでお持ちでない方は
インストールしてみたらいかがでしょうか。

 さて、国会議員アンケートは村山訪朝団訪朝と日朝議連結成の中で、国会議員一人
ひとりに拉致問題に対する認識を問うべきとの意見が高まり、実施にいたったもので
す。文面作成及び発送は福岡の会、集約は全国協議会が行いました。3月初旬、欠員
を除く全国会議員に郵送でアンケート用紙を送付、締め切りの3月21日の直後に未回
答議員宛ファックス(一部郵便)で再度の督促を行い、集約までに届いた総数が116
名分、役職上の理由などで回答できないとの返事が5名でした。なお、未記入のアン
ケートが2通あり、その後1通は後に谷洋一議員のものと分かりましたが、もう1通は
不明のままです。また、東京集会終了後、岩國哲人議員から集約後に回答が届いてい
たことが分かりました。岩國議員と未記名のものを数えれば118名になります。
ちなみに岩國議員の回答は次の通りです(集会では未発表)。
 共産党は国会議員団を代表する形で訪朝団に参加した穀田恵二衆議院議員から「回
答にかえて」という文書が届きました。
 
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質問1、北朝鮮による拉致問題について、どのような基本的認識をお持ちでしょうか。

(答)5その他(断定できないが、強い疑惑があり、北朝鮮は日本と協力して調査し、
解明すべきである)

質問2、拉致問題の解明を条件とせずに、北朝鮮に食糧支援を行うべきだという主張
がありますが、これに対してどのようなご意見をお持ちでしょうか。
(答)1.拉致問題の解明なしには、食糧支援を行うべきではない。

質問3、日朝国交正常化交渉と拉致問題の関係についてどのようにお考えでしょうか。
(答)2.まず、日朝国交正常化交渉を再会し、その過程で拉致問題も解決すべきであ
る。

質問4、拉致問題について北朝鮮に対し制裁措置をとるべきとの意見がありますが、
どのようにお考えでしょうか。
(答)2.日朝国交正常化交渉の過程で北朝鮮が誠意ある姿勢を示さなければ、制裁措
置を検討すべきである。

質問5、貴議委員には、今後国会および各政党内において、拉致された日本人を救出
するために具体的にどのようなご尽力を頂けるでしょうか。
(答)その他(内容未記入)
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 アンケート回答についての所感(荒木記)

1、回答者数から見て、国会議員がこの程度の関心しか持っていないのかと思うと、
極めて残念でした。

2、回答については想像していた以上に個々の議員の考え方がよく分かります。この
問題についてどれだけ理解しているか、どれだけ取り組んできたか、今後真剣に取り
組んでくれるかが概ね推測できます。おそらくこの姿勢は他の問題にも共通するもの
でしょう。したがって、拉致問題を離れても選挙の時、選択のための材料になると考
えます。

3、回答内容からして私たちの考え方に必ずしも沿わないものであっても真摯に答え
てくれているものもあります。そういう議員の場合は今立場が異なっても事情を理解
すれば力になってくれるのではないかと感じました。

4、もっとも残念だったのは野中広務自民党幹事長ら、日朝国交正常化の中心的役割
を担っている議員からの回答がなかったことです。あるときは「人道」と言い、ある
ときは「交渉の道具」と言い、結局は「はじめに支援ありき」で、世論の反発をかわ
すことしか考えていないのではないか、逆に永田町の発想を国民に押しつけようとし
ているのではないか。回答しなかった議員の顔ぶれからそれを感じました。

5、共産党の一括回答は、個々の議員の認識を聞くことが目的のアンケートだけに、
残念でした。他の党はすべて議員個人が書いています。私たちの対している国が全体
主義の国だけに、こういうやり方には正直なところ違和感があります。

 回答者の数が2割弱ですから、回答した人の回答内容がけしからんと批判するより
は、積極的な回答をしてくれた議員にさらに働きかけを行い、また地元で選挙に何ら
かプラスになるようできればと思います。各位には有効にご活用賜りますようお願い
致します。

 最後にお忙しい中ご回答をお送り下さった議員各位に心より御礼申し上げます。



  
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