家族会・救う会の運動方針と高市総理面会6(2026/03/18)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2026.03.18-2)
■家族会・救う会の運動方針と高市総理面会6
◆アメリカは水面下で北朝鮮とやり取り
江崎 第2次トランプ政権になって、「西半球重視」とか「アメリカ本土防衛が
優先だ」という言葉が出ました。その言葉だけ見て、あたかもアジア、台湾、日
本、北朝鮮を含めたものについて関心を失っているかのような報道があるわけで
すが、実際はアメリカの「国家安全保障戦略(NSS)」や「国家防衛戦略(N
DS)」というのは、第2次トランプ政権の基本的な安全保障政策であり、軍事
戦略なわけです。
このペーパーを見る限りで言うと、「アメリカの本土防衛を考えても、北朝鮮
の核リスクというのは放置できない」というのが基本的なトランプ政権の立場だっ
たんですね。その観点から言うと、北との交渉というものをいつまでも放置して
おくということはあり得ない、というのが第2次トランプ政権の基本的立場であ
ろうし、それを理解した上で北側も、具体的に言うとアメリカ本土に届くような
大陸間弾道ミサイルの能力の制限、また核開発に関しても一部凍結、実験の中止、
様々なものをトランプ政権側に投げながら、どこで妥協できるのかということを
多分、水面下でやり取りしているんだろう。
ここで「だろう」というのは、僕が言っているのではなくて、アメリカのメディ
アはそういう報じ方をしているということです。僕の考えではなく、韓国のメディ
アでもそういう報じ方をしている、というのが今の状況だと思います。その上で、
昨年のベネズエラ攻撃、今年2月末のイランへの攻撃。これがやっぱり事態を大
きく変える局面を作ってきている。実際にアメリカも含めて、メディアではそう
いうことを言い始めています。
◆「アメリカまで届く核をやめさせる」と日本にも利益が
西岡 私も一言。今の核の話で一つだけ付け加えたいことがあります。実は
「アメリカ・ファースト・ポリシー研究所(AFPI)」というのがあるんですね。
バイデン政権時代にできたシンクタンクです。第1次トランプ政権の時の高官た
ちが作った、「アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)」の政策を作るため
に作ったシンクタンクです。
島田洋一さんが一番そこの人たちと親しいのですが、私も島田さんに連れられ
て何回か行きました。ワシントンのすごいビルの中でワンフロアを持っていて、
「すごく金持ってるんだな」と思いましたけど、そこにフレッド・フライツさん
という副所長がいるんですが、バイデン政権時代に会った時から、北の核問題に
ついて、そして拉致問題についても関心がすごい高い人で。もともとCIAだと
言っていた人ですが、第2次トランプ政権になったら、まず北朝鮮の大陸間弾道
ミサイルをやめさせる、と。
そこで「日韓はどうするんですか。(短距離ミサイルが残ってたら我々は…」
と言ったら、「いや、あなたたちはそう言うけど、アメリカまで届くミサイルが
なくなったら、アメリカの核の傘は強固になるんですよ」と。アメリカまで届く
ミサイルを金正恩が持っちゃったら、「東京やソウルを守るためにアメリカがサ
ンフランシスコやニューヨークを犠牲にするのか」という議論が成り立ってしま
う。
昔、フランスのド・ゴール大統領は、ソ連がアメリカ本土まで届く大陸間弾道
ミサイルを持った時に、「アメリカはニューヨークやワシントンDCを犠牲にし
てパリを守らないだろう」と言って、独自核武装を決断したわけです。「北朝鮮
の何発かの核は我々が抑止できる。しかし、アメリカまで届かないものをまずや
めさせるというのは、日本の国益にもかなっているじゃないか」という議論を仕
掛けられました。
そういうことをトランプ政権ができたら(政権内に)入るだろう人たちは準備
しているんだなと思ったのですが、まさにそれが今回の「国家防衛戦略」にも反
映されている。そして、北朝鮮が今準備しているといわれる大陸間弾道ミサイル
を廃棄するということとも合っていると。
そして、今「アメリカまで届く核をやめさせる」ということがトランプ政権の
国益だとすると、そして金正恩はトランプと話し合った後、日本からのお金を取
りたいと思っている。それなしには4代目の世襲はできないだろうと判断するく
らい国内が疲弊しているということがあって、そうすると米朝首脳会談があり得
るのかなと思っていたわけです。イランへの攻撃があるまではですね。
◆イラン戦争で米朝、日朝の準備が止まった
実は最新情報を昨日入手したんですが、まずですね、ベネズエラの大統領連行
も、大変北朝鮮にとってはショックだったんですね。1月12日付で人民軍に、
「最高首脳部を命がけで守るのに必要なすべての非常対策を立てる問題」と題す
る金正恩批准文書が下ったという情報を入手しました。残念ながら文書の全容は
取れていませんが、そういうものが下ったと。
「ベネズエラのようなことをこちらで絶対に起こしてはいけない」と。そしてそ
の前に、イランの核施設がバンカーバスターで攻撃されたのを見て、アメリカの
バンカーバスター(地中貫通爆弾)の威力の凄さに恐れをなしてですね、軍の工
兵局が北朝鮮のトンネル、それから地下バンカーの強化工事を始めた。今年になっ
てですね。
金正恩の執務室というのは、労働党一号庁舎というのですが、それは中心部、
平壌の中区域というところにあるんですが、そこから地下でトンネルにつながっ
ていて、サムソク地域という少し北側にある大城山(テソンサン)という山の地
下に、「戦時最高司令部」という地下バンカーがあるんです。そこがトンネルで
つながっている。
一応、核攻撃にも耐えられるということになっているんですが、しかしイラン
の核施設破壊に使ったバンカーバスターで壊れるのを知ったということで、「そ
こをもっと強化しなくちゃいけない」、「もっと掘れ」とやっているそうです。
そしてそこから地下トンネルで、平壌の外、平城市(ピョンソン)があるりま
す。平壌から北に20キロ程度のところにある、慈母山(チャモサン)という山
があるのですが、そこの地下にも戦時最高司令部があるんです。そこもトンネル
でつながっている。そのトンネルは車2台が並走できるくらいの広さで、時速1
00キロで走れば10分から15分で平壌から逃げられる。
しかし「アメリカのバンカーバスターにはそのままやられるかもしれない」、
「ベネズエラの事態を見ていて、アメリカは本気になったら何をするかわからな
い」。地下トンネルやバンカーを強化する、もっと深く掘れと。24時間突貫工
事をやっていて、突然地下水が湧いてきたりすると、工兵たちを助けないでそこ
を閉めちゃって、死体も掘り出さないで工事をやっていると。毎日のように死者
が出ているという情報を聞きました。最後は中朝国境の慈江道(チャガンド)に
最後地下バンカーがあるんですね。
そういうところを強化しているという情報があったんですが、そういうことで
「アメリカは何をするかわからない」。一応ベネズエラの大統領は生きているわ
けですよ、逮捕されたけど。でもイランを見て、「首脳部と最高指導者とその家
族、孫まで一挙に殺される」、「地下施設まで届くようにバンカーバスターもど
んどん撃たれそうだ」。
日程を公表していなかったのに会議をやっている情報が漏れていた。スパイが
中に入っていた。「そして本気になったらアメリカはやるんだ。トランプって何
をするかわからない恐ろしい人物だ。口だけかと思ったら本当にやる時はやるん
だ」。
そして次に、「平壌をやるのかやらないのか」。一部「平壌が攻撃対象」と言
われているが本当には分からなかった。「もう徹底的に調べろ」と言っているよ
うです。信頼できるのは妹(金与正)しかいないので、「金与正(キム・ヨジョ
ン)がキャップになって、アメリカの動きをリアルタイムで毎日のように金正恩
に報告している」と聞きました。
そしてその結果、3月初め、米朝首脳会談、そして日朝首脳会談の準備などが
オールストップしました。「もうそんなことをやっている場合じゃない。俺たち
の命をトランプが奪うかもしれない」。
私なんかは論理的に考えるから、「核を持っているんだから、殺されたら核で
撃ち返すというのはイランと違うんだから、安心しているのか」と思ったら、そ
んなことはないわけですね。自分たちが殺されてしまって、家族も与正もみんな
殺されたら、「俺の弔い合戦で核を撃て」と言ったって、「あいつら本当に撃つ
だろうか」と思っているわけですよ。恐怖でみんな動いているだけですから。
「忠誠心が本当にある人はいない」というのを一定程度わかっているわけです。
◆イランもベネズエラも中国に石油を輸出していた
イランの戦争がどうなるのか。そして大きく言えば、私の判断ではアメリカが
平壌を攻撃するということはないんじゃないかと思うんですが、そこもちょっと
江崎さんの意見を聞きたいんですが。こうやって大きく見ると、イランとベネズ
エラは何の関係もないように見えて、ベネズエラは麻薬が理由で軍事行動しまし
た。イランについては核武装を許さない、それから平和的なデモで1万人とか2
万人とか殺して邪悪な政権であるということがもともとの理由ですが、その2つ
の国とも中国に石油を提供しているわけです。
その2つの国から中国への石油がなくなるというのは、中国経済が今悪い中で
もっと悪くなるんですね。結果的にそうなったのが大きな戦略として、中国がま
ず第一のライバルだと考えていたら、そして中国の弱点はエネルギーを自給でき
ていないということです。プーチンと電話して、「石油に対する国際制裁を緩め
てほしい」と言ったと思います。プーチンは今、中国に買いたたかれて石油を安
く売っているわけです。国際制裁で他の国に売れないから。
インドは(ロシアの石油を)買うのをやめると言いましたよね。中国が買って
くるしかないんですが、国際制裁を緩めたら国際価格で売れますから、中国に安
く売る必要がなくなるんです。じゃあそういう中で中国との戦略を考えておくと、
金正恩はどういう位置になるかというと、まさに「中国側の駒をこちらに裏返す」。
朝鮮戦争は中国共産党と北朝鮮軍が、アメリカと韓国と戦ったんです。その金
正恩と握手して「アメリカまで届く核はやめますよ」、「朝鮮戦争をやったけれ
ども韓国に対して軍事的意図はないですよ」と言う。短距離核はアメリカが抑止
できる。短距離核はアメリカまで届かないけれど、北京には届く、という計算が
あったとすると、当面金正恩は怖がっているけれど、トランプと金正恩の戦略的
利害が合うのです。少し時間が過ぎれば、交渉が再開する可能性はあるんじゃな
いかと思います。
この3月末から4月の訪中は、すぐには進まないだろうし、中国と一体何を話
すのか。こういう戦争をしている中でも中国に乗り込んでいくわけですから、ど
ういうことになるのか分かりませんけれども。金正恩も米中の話を、緊張感を持っ
て見ているようです。
大きく言うと、アメリカが金正恩を(直接)攻撃することはない、そのことを
金正恩が理解したら、もう一度トランプと会おうという方向に行くんじゃないか。
今はちょっと止まっている、そういう状況だと。
先の情報と私の分析を合わせてお話ししたんですが、まだ流動的なので、私の
情報や分析がすべて正しいとは言いませんが、最近得た情報を含めてお話しまし
た。それについて江崎さんの意見をお聞きください。
(7につづく)
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■高市首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 高市早苗殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■家族会・救う会の運動方針と高市総理面会6
◆アメリカは水面下で北朝鮮とやり取り
江崎 第2次トランプ政権になって、「西半球重視」とか「アメリカ本土防衛が
優先だ」という言葉が出ました。その言葉だけ見て、あたかもアジア、台湾、日
本、北朝鮮を含めたものについて関心を失っているかのような報道があるわけで
すが、実際はアメリカの「国家安全保障戦略(NSS)」や「国家防衛戦略(N
DS)」というのは、第2次トランプ政権の基本的な安全保障政策であり、軍事
戦略なわけです。
このペーパーを見る限りで言うと、「アメリカの本土防衛を考えても、北朝鮮
の核リスクというのは放置できない」というのが基本的なトランプ政権の立場だっ
たんですね。その観点から言うと、北との交渉というものをいつまでも放置して
おくということはあり得ない、というのが第2次トランプ政権の基本的立場であ
ろうし、それを理解した上で北側も、具体的に言うとアメリカ本土に届くような
大陸間弾道ミサイルの能力の制限、また核開発に関しても一部凍結、実験の中止、
様々なものをトランプ政権側に投げながら、どこで妥協できるのかということを
多分、水面下でやり取りしているんだろう。
ここで「だろう」というのは、僕が言っているのではなくて、アメリカのメディ
アはそういう報じ方をしているということです。僕の考えではなく、韓国のメディ
アでもそういう報じ方をしている、というのが今の状況だと思います。その上で、
昨年のベネズエラ攻撃、今年2月末のイランへの攻撃。これがやっぱり事態を大
きく変える局面を作ってきている。実際にアメリカも含めて、メディアではそう
いうことを言い始めています。
◆「アメリカまで届く核をやめさせる」と日本にも利益が
西岡 私も一言。今の核の話で一つだけ付け加えたいことがあります。実は
「アメリカ・ファースト・ポリシー研究所(AFPI)」というのがあるんですね。
バイデン政権時代にできたシンクタンクです。第1次トランプ政権の時の高官た
ちが作った、「アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)」の政策を作るため
に作ったシンクタンクです。
島田洋一さんが一番そこの人たちと親しいのですが、私も島田さんに連れられ
て何回か行きました。ワシントンのすごいビルの中でワンフロアを持っていて、
「すごく金持ってるんだな」と思いましたけど、そこにフレッド・フライツさん
という副所長がいるんですが、バイデン政権時代に会った時から、北の核問題に
ついて、そして拉致問題についても関心がすごい高い人で。もともとCIAだと
言っていた人ですが、第2次トランプ政権になったら、まず北朝鮮の大陸間弾道
ミサイルをやめさせる、と。
そこで「日韓はどうするんですか。(短距離ミサイルが残ってたら我々は…」
と言ったら、「いや、あなたたちはそう言うけど、アメリカまで届くミサイルが
なくなったら、アメリカの核の傘は強固になるんですよ」と。アメリカまで届く
ミサイルを金正恩が持っちゃったら、「東京やソウルを守るためにアメリカがサ
ンフランシスコやニューヨークを犠牲にするのか」という議論が成り立ってしま
う。
昔、フランスのド・ゴール大統領は、ソ連がアメリカ本土まで届く大陸間弾道
ミサイルを持った時に、「アメリカはニューヨークやワシントンDCを犠牲にし
てパリを守らないだろう」と言って、独自核武装を決断したわけです。「北朝鮮
の何発かの核は我々が抑止できる。しかし、アメリカまで届かないものをまずや
めさせるというのは、日本の国益にもかなっているじゃないか」という議論を仕
掛けられました。
そういうことをトランプ政権ができたら(政権内に)入るだろう人たちは準備
しているんだなと思ったのですが、まさにそれが今回の「国家防衛戦略」にも反
映されている。そして、北朝鮮が今準備しているといわれる大陸間弾道ミサイル
を廃棄するということとも合っていると。
そして、今「アメリカまで届く核をやめさせる」ということがトランプ政権の
国益だとすると、そして金正恩はトランプと話し合った後、日本からのお金を取
りたいと思っている。それなしには4代目の世襲はできないだろうと判断するく
らい国内が疲弊しているということがあって、そうすると米朝首脳会談があり得
るのかなと思っていたわけです。イランへの攻撃があるまではですね。
◆イラン戦争で米朝、日朝の準備が止まった
実は最新情報を昨日入手したんですが、まずですね、ベネズエラの大統領連行
も、大変北朝鮮にとってはショックだったんですね。1月12日付で人民軍に、
「最高首脳部を命がけで守るのに必要なすべての非常対策を立てる問題」と題す
る金正恩批准文書が下ったという情報を入手しました。残念ながら文書の全容は
取れていませんが、そういうものが下ったと。
「ベネズエラのようなことをこちらで絶対に起こしてはいけない」と。そしてそ
の前に、イランの核施設がバンカーバスターで攻撃されたのを見て、アメリカの
バンカーバスター(地中貫通爆弾)の威力の凄さに恐れをなしてですね、軍の工
兵局が北朝鮮のトンネル、それから地下バンカーの強化工事を始めた。今年になっ
てですね。
金正恩の執務室というのは、労働党一号庁舎というのですが、それは中心部、
平壌の中区域というところにあるんですが、そこから地下でトンネルにつながっ
ていて、サムソク地域という少し北側にある大城山(テソンサン)という山の地
下に、「戦時最高司令部」という地下バンカーがあるんです。そこがトンネルで
つながっている。
一応、核攻撃にも耐えられるということになっているんですが、しかしイラン
の核施設破壊に使ったバンカーバスターで壊れるのを知ったということで、「そ
こをもっと強化しなくちゃいけない」、「もっと掘れ」とやっているそうです。
そしてそこから地下トンネルで、平壌の外、平城市(ピョンソン)があるりま
す。平壌から北に20キロ程度のところにある、慈母山(チャモサン)という山
があるのですが、そこの地下にも戦時最高司令部があるんです。そこもトンネル
でつながっている。そのトンネルは車2台が並走できるくらいの広さで、時速1
00キロで走れば10分から15分で平壌から逃げられる。
しかし「アメリカのバンカーバスターにはそのままやられるかもしれない」、
「ベネズエラの事態を見ていて、アメリカは本気になったら何をするかわからな
い」。地下トンネルやバンカーを強化する、もっと深く掘れと。24時間突貫工
事をやっていて、突然地下水が湧いてきたりすると、工兵たちを助けないでそこ
を閉めちゃって、死体も掘り出さないで工事をやっていると。毎日のように死者
が出ているという情報を聞きました。最後は中朝国境の慈江道(チャガンド)に
最後地下バンカーがあるんですね。
そういうところを強化しているという情報があったんですが、そういうことで
「アメリカは何をするかわからない」。一応ベネズエラの大統領は生きているわ
けですよ、逮捕されたけど。でもイランを見て、「首脳部と最高指導者とその家
族、孫まで一挙に殺される」、「地下施設まで届くようにバンカーバスターもど
んどん撃たれそうだ」。
日程を公表していなかったのに会議をやっている情報が漏れていた。スパイが
中に入っていた。「そして本気になったらアメリカはやるんだ。トランプって何
をするかわからない恐ろしい人物だ。口だけかと思ったら本当にやる時はやるん
だ」。
そして次に、「平壌をやるのかやらないのか」。一部「平壌が攻撃対象」と言
われているが本当には分からなかった。「もう徹底的に調べろ」と言っているよ
うです。信頼できるのは妹(金与正)しかいないので、「金与正(キム・ヨジョ
ン)がキャップになって、アメリカの動きをリアルタイムで毎日のように金正恩
に報告している」と聞きました。
そしてその結果、3月初め、米朝首脳会談、そして日朝首脳会談の準備などが
オールストップしました。「もうそんなことをやっている場合じゃない。俺たち
の命をトランプが奪うかもしれない」。
私なんかは論理的に考えるから、「核を持っているんだから、殺されたら核で
撃ち返すというのはイランと違うんだから、安心しているのか」と思ったら、そ
んなことはないわけですね。自分たちが殺されてしまって、家族も与正もみんな
殺されたら、「俺の弔い合戦で核を撃て」と言ったって、「あいつら本当に撃つ
だろうか」と思っているわけですよ。恐怖でみんな動いているだけですから。
「忠誠心が本当にある人はいない」というのを一定程度わかっているわけです。
◆イランもベネズエラも中国に石油を輸出していた
イランの戦争がどうなるのか。そして大きく言えば、私の判断ではアメリカが
平壌を攻撃するということはないんじゃないかと思うんですが、そこもちょっと
江崎さんの意見を聞きたいんですが。こうやって大きく見ると、イランとベネズ
エラは何の関係もないように見えて、ベネズエラは麻薬が理由で軍事行動しまし
た。イランについては核武装を許さない、それから平和的なデモで1万人とか2
万人とか殺して邪悪な政権であるということがもともとの理由ですが、その2つ
の国とも中国に石油を提供しているわけです。
その2つの国から中国への石油がなくなるというのは、中国経済が今悪い中で
もっと悪くなるんですね。結果的にそうなったのが大きな戦略として、中国がま
ず第一のライバルだと考えていたら、そして中国の弱点はエネルギーを自給でき
ていないということです。プーチンと電話して、「石油に対する国際制裁を緩め
てほしい」と言ったと思います。プーチンは今、中国に買いたたかれて石油を安
く売っているわけです。国際制裁で他の国に売れないから。
インドは(ロシアの石油を)買うのをやめると言いましたよね。中国が買って
くるしかないんですが、国際制裁を緩めたら国際価格で売れますから、中国に安
く売る必要がなくなるんです。じゃあそういう中で中国との戦略を考えておくと、
金正恩はどういう位置になるかというと、まさに「中国側の駒をこちらに裏返す」。
朝鮮戦争は中国共産党と北朝鮮軍が、アメリカと韓国と戦ったんです。その金
正恩と握手して「アメリカまで届く核はやめますよ」、「朝鮮戦争をやったけれ
ども韓国に対して軍事的意図はないですよ」と言う。短距離核はアメリカが抑止
できる。短距離核はアメリカまで届かないけれど、北京には届く、という計算が
あったとすると、当面金正恩は怖がっているけれど、トランプと金正恩の戦略的
利害が合うのです。少し時間が過ぎれば、交渉が再開する可能性はあるんじゃな
いかと思います。
この3月末から4月の訪中は、すぐには進まないだろうし、中国と一体何を話
すのか。こういう戦争をしている中でも中国に乗り込んでいくわけですから、ど
ういうことになるのか分かりませんけれども。金正恩も米中の話を、緊張感を持っ
て見ているようです。
大きく言うと、アメリカが金正恩を(直接)攻撃することはない、そのことを
金正恩が理解したら、もう一度トランプと会おうという方向に行くんじゃないか。
今はちょっと止まっている、そういう状況だと。
先の情報と私の分析を合わせてお話ししたんですが、まだ流動的なので、私の
情報や分析がすべて正しいとは言いませんが、最近得た情報を含めてお話しまし
た。それについて江崎さんの意見をお聞きください。
(7につづく)
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■高市首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 高市早苗殿
■救う会全国協議会ニュース
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担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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