救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

日朝国交促進国民協会事務局長、横田めぐみさんらの拉致に疑義(2001/01/11)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
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担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■日朝国交促進国民協会事務局長、横田めぐみさんらの拉致に疑義

 村山富市元首相が会長を勤める日朝国交促進国民協会の事務局長で、東大名誉教授
の和田春樹氏が雑誌に寄稿した論文で横田めぐみさんらの拉致事件について疑義を呈
していることが分かりました。
 これは月刊「世界」の本年1月号と2月号に上下に分けて掲載された「『日本人拉致
疑惑』を検証する」という論文です。直接拉致がでっち上げであるとは書いていない
ものの、特に「下」ではその大部分を横田めぐみさん拉致事件が明らかになった過程
に疑問を呈したもので、「拉致されたかもしれないという疑惑が生じうるという以上
の主張は導き出せないと思われる」としています。
 そして、久米さんの事件は警察が「立件しなかった以上、行方不明者として交渉す
るほかないであろう。李恩恵事件は、李恩恵と田口八重子さんが同一人物であるとの
特定に疑問が出されているのであれば、その点の解明を先行させるべきであろう。ア
ベックの三組の失踪事件については、安明進の証言の信頼度がゆらぐと、直接的な根
拠がなくなってしまう。(中略)この人々についても行方不明者として交渉する他な
いだろう。というわけで、直接的な根拠、当事者の供述、証拠品からして拉致事件と
して問題にしうるのは、辛光洙事件一件のみだということになるのである」というの
が和田氏の説です。

 書かれている事実関係には相当の誤りがあり、憶測をつなぎあわせて勝手に陰謀で
あるかのように書くというやりかたはこれまでも朝鮮総聯に近いジャーナリストが度々
やってきたことであり、特に新味はありませんが、あらためて本論文については正式
な立場を明らかにすることになると思います。ただ、ここでは2点、和田論文に関し
とりあえず気づいたことを書いておきます。

1、それでも辛光洙は北朝鮮による拉致だと言っていること

 和田氏は「一件のみ」と言いながら、辛光洙による原敕晁さん拉致は事実だと認定
しています。これだけでも本来重大な主権侵害です。昨年12月和田氏は平壌を訪れて
いますが、原さん拉致について、北朝鮮側に解決を求めたのかどうか、ぜひ聞いてみ
たいところです。

2、拉致事件が作為的に作り上げられたものなら、誰がどうしてやったと推定される
のか、全く言及していないこと

 朝鮮総聯が拉致問題を否定するときは、常に「安企部の与えた情報を日本政府が鵜
呑みにし、現代コリアや産経新聞がカネをもらって…」という調子になります。この
論文はそこは巧妙に避けていますが、作為的なものがあるなら、誰が、どういう目的
でやったのかについては推定すらしていません。文面から推測されるのはやはり韓国
安企部(現在の国家情報院)からの情報提供ですが、もしこれが旧安企部によるでっ
ち上げなら、現在金大中政権の下で、しかも対北包容政策の旗頭である林東源氏が情
報院長をやっている国家情報院がそのままにしておくわけがありません。「旧政権時
代にでっち上げたもの」と発表すればそれでおしまいです。金大中政権は日本が拉致
問題を理由に日朝国交正常化を進めないといって不満をつのらせているのですから。

 「拉致はあってはならないことです。だからこそ相手は認めようとしないのでしょ
う。しかし、資料や捜査からして間違いないことです」
 これは昨年9月12日に森総理がご家族に会ったときに言った言葉です。政府は確た
る証拠を持っているから7件10人をあえて「北朝鮮による拉致」と言っているのです。
私たちはその情報公開を求めていますが、横田めぐみさんの拉致についても、和田氏
が安明進証言による特定と書いているのは誤りで、政府は別の根拠によってこれを特
定しています。

 いずれにしても国交促進国民協会の事務局長がこのような論文を書いたことは、日
朝国交正常化を求める動きの中にこのような認識があることの証拠です。今後、この
協会に参加している人々にも意志の確認をしていきたいと思っています。
 このような時期にあえて救出への動きにブレーキをかける行動には私たちは断固と
して闘います。和田氏はそれなりの覚悟があってのことだと思いますが、すべてが明
らかになった後、単に謝罪や訂正ではすまなくなることを理解していてもらいたいも
のです。(荒木)




  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
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