救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

増元家族会事務局次長ら国連機関に被拉致者に関する書類提出(2001/04/10)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■増元家族会事務局次長ら国連機関に被拉致者に関する書類提出

 ジュネーブを訪れている増元照明家族会事務局長・崔祐英韓国拉北者家族協議会会
長・荒木和博救う会全国協議会事務局長は9日、国際赤十字及び国連人権委員会強制
的失踪に関するワーキンググループを訪問、後者には日韓合わせて14名の被拉致者に
関する書類を提出し、救出への協力を要請しました。

 一行は9日午前11時30分に国際赤十字を訪問、西南アジア・太平洋地域担当副主任
であるクリスティーヌ・モンダネルさんに拉致問題について説明、協力を要請しまし
た。モンダネルさんの説明によると国際赤十字は個別問題についてそれを公表し圧力
をかけるところではないとのこと。また、赤十字がやっている北朝鮮への国際援助も
国際赤十字ではなく別途に各国の赤十字の連合体(日本語でなんというのか分からな
いのですが)あり、そちらがやっている事業とのことで若干こちらの期待とはことな
る結果でした。ただし、日本人拉致問題については日本赤十字から報告を受けている
との話であした。

 午後は3時から国連人権委の強制的失踪に関するワーキンググループ(名称の訳が
色々変わってご迷惑をおかけしておりますが、とりあえずそのまま記載します)を訪
問、ミゲル・デラ・ラマ及びカーラ・エドレンボス両人権担当官に拉致被害者個々に
関する書類を提出、事情を説明してワーキンググループでの取り扱いを要請しました。
提出した書類は日本側が家族会に入っている9名全員横田・地村・浜本・蓮池・奥
土・市川・増元・有本・原)韓国側は崔祐英会長の父親崔宗錫さんの書類など5人分
です。提出者以外の書類は日本も韓国も帰国後家族に説明して、希望のある家族から
書類を預かりワーキンググループに送付する予定です。(提出が次回ワーキンググルー
プの前になるか後になるかは未定)。
 
 人権委側からは4月30日から5月4日までニューヨークにおいて次のワーキンググルー
プ(5人の委員で構成)が開催されるので、そこで取り扱うかどうかを討議する、決
定したら通知するとのことでした。
 取り扱うことが決定した場合ワーキンググループは北朝鮮に対し被拉致者に関する
情報提出の要求をするなどの行動を行い、その過程で何らかの情報が得られた場合家
族に通知します。また、ワーキンググループからは人権委に対して年1回レポートを
提出することになっているそうで、それらに反映される可能性もあるとのことでした。

 2人の担当官からは拉致事件の全体状況や政府の取り組みなどについても突っ込ん
だ質問がなされました。増元事務局次長は「日本も韓国も拉致された人の多くは20年
以上にわたって苦しみ続けている。ぜひご協力をお願いしたい」と要請しました。

 ワーキンググループへの要請は3月の家族会・救う会訪米団で国連本部を訪れ人権
委ニューヨーク事務所のヌジャエ所長からアドバイスを受けたもので、所長はこのと
き「書類をジュネーブに送っておく」と言っていましたので、今回会った担当者も拉
致事件そのものの概略は承知しており、やりとりは極めて実務的かつ実質的なもので
した。一行は今後の対応に期待し、人権委のあるパレ・ウィルソンビルを後にしまし
た。

 本日(10日)午前11時にはジュネーブ駐在日本代表部を訪れ大使に今後の活動への
協力を要請します。その後パリ経由で帰途につき、東京には日本時間11日午後6時に
成田に到着する予定です。(了)




  
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