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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

<参考情報>被害者「死亡」を覆す可能性 真冬の総選挙は事態進展への布石(2026/02/16)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2026.02.16-1)

以下は、金正恩氏が祖父と父を批判したことについて西岡会長が2/14の「産経
新聞」寄稿したものです。参考情報として発信します。

<参考情報>

◆被害者「死亡」を覆す可能性 真冬の総選挙は事態進展への布石

 8日に投開票された衆院選で自民党が圧勝した。高市早苗首相(自民党総裁)
が国民の強力な支持を得たのだ。この結果は北朝鮮による拉致被害者の救出に向
けて、大きな推進力になる。

◆トランプ氏との交渉にもメリット

 「(物価高対策など)当面の対策を打つことができたこのタイミングで、政策
実現のためのギアを、もう一段上げていきたい。拉致問題の解決に向けて、首脳
同士で正面から向き合い、具体的な成果に結びつけたい」

 高市氏は1月19日の記者会見で、異例の真冬の時期に衆院を解散する理由とし
て、いち早く拉致問題を挙げた。私は今回の総選挙を、日朝首脳会談に向けた
「布石」だったとみている。

 前回の本欄でも述べた通り、トランプ米大統領は4月の中国訪問期間に、北朝
鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記の招待に応じて訪朝し、米朝首
脳会談に臨む可能性がある。

 トランプ氏は、両国の課題である核・ミサイル問題に加え、拉致問題が解決す
れば、大規模な経済支援を日本が実施すると正恩氏へ説明するだろう。すると、
米朝会談からそう遠くない時期、具体的には今年の前半にも、日朝会談の実現が
視野に入ってくる。

 こうした情勢を踏まえ、高市氏は早急に、自身の支持が盤石であることを北朝
鮮に示し、交渉相手として認められる必要があった。日程を逆算すると、今回の
タイミングで総選挙を実施せざるを得なかったのだろう。

 思惑通り、自民党は歴史的な大勝を収め、外交的な存在感は高まった。これで、
高市氏は3月の訪米でトランプ氏に対し、「全拉致被害者の帰国なしには、北朝
鮮への支援は行わない」ということを、より強く打ち込めるようにもなった。

◆中朝の貿易額増加は「改善」にあらず

 では、北朝鮮は日本からの支援をどれほど欲しているのか。現状の中朝関係に
目を向けてみる。

 中国政府は今年1月、2025年の中朝貿易統計を公表した。中国と北朝鮮の輸出
・輸入を合わせた貿易総額は、27億3487万ドル(約4300億円)と、24年比で25・
5%増だった。

 この数字を取り上げ、中朝関係が改善したとの指摘があるが、実態は異なる。

 まず、中国は対北国連制裁を守っているので、北朝鮮から石炭、鉄鉱石などの
天然資源や水産物などの輸入はしていない。ただ、制裁範囲外の建築資材につい
ては、北朝鮮国内で需要が高まっており、大量に輸出した。これが貿易額増につ
ながっている。

 建築資材の需要増の理由は、昨年が、5年単位で国防力の発展目標などを定め
た「5カ年計画」の最終年であったため、全国各地で工場や病院、ホテルの新増
築が進められたことに基づく。

 また、北朝鮮が餓死者が出るほどの食糧難に陥っていることは過去の本欄でも
触れてきたが、中国は食糧と肥料の対北輸出を減らし続けている。

 コメは23年の7680万ドル分から24年に962万ドルに激減し、25年も891万ドルに
とどまった。トウモロコシ、窒素肥料、複合肥料も同じく23年から24年にかけて
9割減となり、昨年もさらに減った。

 正恩氏は依然として、日本からの大規模な経済支援が体制維持に不可欠との認
識を維持しているとみられる。

◆「国がめちゃくちゃになった」

 正恩氏は最近、祖父の金日(イル)成(ソン)国家主席と父の金正(ジョン)
日(イル)総書記を朝鮮労働党幹部らの前で公然と批判するようになったという。
「先代の首領たちのために国がめちゃくちゃになって自分が苦労している」など
と言い放っているらしい。発言の一部は公式メディアの労働新聞も報じている。

 2月3日の同紙報道によると、正恩氏は北朝鮮北西部の平安北道の畜産農場を訪
れ、荒廃ぶりに落胆。「社会主義農村テーゼを貫徹するための闘争も半世紀以上
にわたり繰り広げられてきたが、なぜ今のような状態を拭い去れないのか」と批
判したという。

 「社会主義農村テーゼ」とは、日成氏が1964年に発表した農村建設の基本原則
だ。正恩氏の発言は、60年前から続くテーゼの存在価値を否定しているように受
け取れる。

 正恩氏は拉致問題を巡っても、2002年の日朝首脳会談で正日氏が対応を誤った
ために経済支援を受け取れなかったと思っているという。「被害者8人死亡、4人
未入境」とした正日氏の回答を間違いだと認めることへの政治的・心理的なハー
ドルは、低くなっているといえる。

 横田めぐみさん(61)=拉致当時(13)=の母、早紀江さんは2月4日、90歳の
誕生日を迎えた。私たちは、親の世代が存命中の被害者奪還の実現を長年訴えて
いる。亡くなってしまってからでは遅い。残り時間は本当に少ない。

 高市政権は3月の日米会談、その後の近い時期に見込まれる日朝会談に備え、
今いちど日本の立場や経済支援の条件などをしっかりと固めておく必要がある。

 事態進展への期待値は、ここ数年で最も高い。祈りながら情勢を見守っている。

◆拉致問題の現場から 第29回「産経新聞」

 1990年代後半以降にも起きていた「拉致」 スネドンさんは脱北支援と誤認か

 北朝鮮は日本人のほかにもアジアや欧州など10カ国以上の人々を拉致した。今
回はこうした世界規模の拉致のうち、最も遅い「1990年代後半以降」に発生した
ケースを説明する。

 主な被害者は、脱北者を支援するなどし、北朝鮮が「有害」と判断した人たち
だ。被害人数は分かっていない。

 90年代の半ばに北朝鮮では大飢饉(ききん)が起き、300万人以上の餓死者が
出た。その時、中国に食料を求めて数十万人が脱出した。脱北者という言葉はこ
の時に生まれた。

 政治警察に該当する「北朝鮮国家保衛省」の要員が中国に入り、脱北者を取り
締まった。その過程で、反北朝鮮活動をしていた中国人や韓国人が拉致された。

 反北朝鮮活動とは、?脱北者を助ける?北朝鮮内部の情報を外国情報機関に売
る?北朝鮮内部の反政府勢力との連携?などだ。

 2004年、中国の雲南省を旅行中に失踪した米国人のデービッド・スネドンさん
は、北朝鮮に拉致された疑いが濃厚だ。雲南省は、脱北者がさらにミャンマーや
ラオスなどへ亡命する際の通過ルートであることから、北朝鮮当局が特に警戒し
ている場所だ。

 スネドンさんは雲南省に入る前、脱北者など難民に関連する研究をしていた米
国籍の友人と、北京で会っていた。そのため、雲南省に脱北者支援の目的で派遣
されたと誤認された可能性がある。

 米議会はスネドン氏の拉致疑惑について徹底した調査を行うように求める議会
決議を上下両院で採択している。

 13?16年には、韓国人6人が北朝鮮に拉致されている。このうち3人はキリスト
教の宣教師で、北朝鮮との国境近くで宣教活動や脱北者支援活動などをしていて
連れ去られた。

 残りの3人は、もともとは脱北者で、韓国の保護下に置かれた段階で、同国の
憲法規定で韓国人と認められた。その後、中国に入った際に拉致されたとみられ
るが、詳しい状況は明らかにされていない。

 なお、昨年12月、韓国の李在明(イジェミョン)大統領が米国人記者から被害
者について質問された際、「初めて聞く話だ。本当なのか」と答える場面があっ
た。

 韓国政府が認めている拉致被害者は、朝鮮戦争期間(1950年開始、53年に休戦)
に約10万人、休戦以降に500人超いる。自国民の生命に関わる問題を「初耳」と
したことで、李氏の人権意識や外交姿勢に一部で懸念が広がっている。

以上




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