救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国民大集会報告6(2016/09/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2016.09.29)

西岡 ここで苦しい中、あきらめないで戦っている家族会の皆さんに一言お願い
します。まず曽我ひとみさんお願いいたします。

曽我ひとみ(拉致被害者、曽我ミヨシさん娘)

※発言内容は9/21メールニュースの報告1を参照してください。

横田早紀江(横田めぐみさん母)

※発言内容は9/21メールニュースの報告1を参照してください。

◆具体的な行動に出てほしい

横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)

 皆様、こんにちは。双子の弟の兄の拓也です。今日は母しかきていませんが、
姉が拉致されてから39年、約40年が経過しようとしている中で、ものすごく
長い時間を強いられています。これは横田家だけではなく、ここに並んでいる全
員の家族が辛い気持ちを背負って毎日を過ごしているわけです。

 時折、心が折れそうになったり、自分たちがどこに向かっているか分からなく
なり、自信をなくすことがあります。しかし、皆様の、一つの敵に向かっている
強い気持ちを肌で感じると、いつも頑張らなくてはならないと心に誓って、明日
も頑張ろうというふうにいつもなります。

 拉致問題は、私たち家族会や特定失踪者の家族だけが北朝鮮と対峙している問
題ではなく、北朝鮮という相手に対する国対国の問題であって、私たちが主役で
はないと、この場でもう一度言わなければならないと思っています。

 先ほどから、総理大臣初め色々な方から「頑張る」、「オールジャパンだ」と
いうことをおっしゃっていただいています。とてもありがたいと思っています。
ただ、答えが出ない限りは、それは私たちにとってはただの言葉にしかならない
(拍手)。

 昨日、一昨日起きた話ではなく、40年も助けられない。この問題を日本が主
権国家として真剣に捕えて、具体的な行動に出てほしいと思います。

 拉致問題だけではなく、核実験をしたりミサイルを撃った相手です。一発のミ
サイルを撃つコスト、核実験のコストは多額な金額だと思います。それを自国民
の食糧に回せば、本当に多くの人が1年分の食糧を心配なく食べて冬を越すこと
ができると思います。

 国家のリーダーであれば、金正恩はそういうことを真剣に考えて、人から好か
れる、愛されるリーダーになるべきだと思います。私たち日本だけではなく、ア
ジアにとっても危機です。人権、人道の問題でも彼は大きなものを背負っていま
す。

 最近は核・ミサイルに焦点が当てられていますが、人権の問題でも、私たちは
国連を中心に手を緩めることはありません。拉致問題を中心にして、絶対に私た
ちは譲らないし、負けないし、金正恩を国際法廷の場に引きずり出してでもこの
問題を解決せよというふうに思っています(拍手)。

 そのためには、私たちだけでなく、国民お一人、お一人の怒りを隣の方に伝え
ていただいて、それを社会的に、そして外国に向けて、絶対許さないんだと言う
輪を広げていっていただければと思います。

 今日は秋めいてきて、これからすぐに冬が近づいてきます。私たち家族全員が
毎年思うのは、「この冬を越せるんだろうか、姉たちは、兄、弟、妹たちは」と
いうことです。

 本当に時間がない。先ほど母から、「今日父は休んでいます」と申し上げまし
たが、両方とも80歳を越えています。縁起でもありませんが、これだけ頑張っ
て会えなかったら、誰が責任をとるんですか、ということです。姉の基本的人権
は誰が守ってくれるんですか、と。そういうことを日本政府は真剣に考えて、具
体的な行動に移してほしいと思います。以上です(拍手)。

◆口ではなく具体的な行動を

横田哲也(横田めぐみさん弟、家族会事務局次長)

 皆様、こんにちは。テレビをつければ、北朝鮮関連では核実験、ミサイル発射
が多くて、拉致問題を取り上げる時間がほとんどないか、全くないものですから、
拉致問題への関心が非常に薄まっている懸念を日々抱いています。

 今ニュースでは、アメリカ軍のステルス爆撃機が韓国に配備されて、事によっ
ては一触触発のことが起こりかねない現状があるわけです。

 先般のミサイル発射によって、たまたま日本の国土に着弾しなかったものの、
近い海に落ちたということで、もし着弾したらとか、漁民に被害が出た時に、日
本国政府が個別的自衛権を発動して攻撃するのかしないのかについて、煮詰まっ
ているのか疑問でならないです。

 もし本当に着弾した場合に、これは個別的自衛権ですが、被害状況によっては
集団的自衛権の発動が生じて、アメリカ軍が総攻撃をかけるかもしれません。そ
の時、攻撃の規模によっては、私たちの家族・同胞が全員死ぬかもしれない。国
民を殲滅する危害を加える時に、準備ができているのかと不安を抱きます。

 当然そういう攻撃に至らないように、外務省を中心とした水面下交渉をやって
くれていると思いますが、なかなか日本国だけの圧力では通じないので、交渉に
は応じていないようですが、政府はやはり交渉に応じるような、様々な、多面的
な圧力をかけていくことが必要で、政府はもっと知恵を絞って圧力を強化してほ
しいと思います。

 先ほど中山恭子先生もおっしゃいましたが、憲法なのか自衛隊法なのか分かり
ませんが、法改正の準備をすることがない限り、どれだけ我々がここで言っても
全く意味がないことになります(拍手)。具体的な行動はそこにあると思ってい
ますから、日本政府の関係者の方も動いてほしいと考えています。

 家族会は全員が帰還するまであきらめませんし、向こうで生き続けていること
を一秒たりとも忘れません。国民の皆様も、そういう状況を理解していただいて、
これからもご協力を宜しくお願いしたいと思っています。

 帰ってくるためには、主権を侵害されたとか、大切な同胞を奪われたことにつ
き怒り続けることと、自由や正義がいかに大事なものかということを持ち続けら
れるかどうかだと思っています。ここにお集まりの方々は全員がそうだと思いま
すが、国内に多くの抵抗勢力がいるのも事実ですから、そういう方々に「そうじゃ
ないだろう」と言って、変えていかなければだめですね。

 今日は、如何に救出するかというところにありますが、やれることをやってい
きたいと思っています。ありがとうございます(拍手)。

◆母に何もしてあげられない悔しさ

飯塚耕一郎(田口八重子さん長男、家族会事務局次長)

 皆様こんにちは。本日は多くの皆様にお集まりいただき、本当にありがとうご
ざいます。

 私からお伝えしたいことは二つです。同じことを繰り返し言っていますが、ま
ず、先ほど代表からご挨拶がありましたように、拉致問題は、核・ミサイル問題
と切り離して取り扱うべきだということです。この点に関してじゅうぶんご理解
をいただきたいと思っています。

 核・ミサイルは確かに重要な問題ですが、拉致被害者の命もそんなに軽いもの
ではないはずです。命はとても重いものだとご理解いただければと思います。

 そして拉致問題の解決は、あくまで被害者の帰国です。報告書を受け取ること
ではありません。我々は紙なんかいらないんです。我々の家族を取り戻したいん
です。この2点をまずご理解いただければと思います。

 先ほど、早紀江さんからめぐみちゃんの歌の話を聞きました。私と八重子さん
の間にはそういうことが一切ないんだなと思いました。八重子さんは38年前に
拉致されましたが、私が1歳の時でした。母親と歌を歌ったり、「今日こんなこ
とがあった」という話をしたこともないんだなあと思うと、自分の中で母親に対
する感情は全然まとまったものはないですが、逆に母親の立場を考えると、申し
訳ないという気持ちでいっぱいです。

 私は、母親、八重子さんに対して、何もしてあげられない。それが38年も続
いていることがとても悔しい。ただ悔しいの一言でまとめきれるものではないで
すが、本当に悔しい気持ちです。

 そんな八重子さんを、早く父飯塚繁雄や、叔父の勝さん、他の親戚の方々にも
早く会わせてあげたいと思っています。そのためには会場にいる皆さんや日本人
が、絶対に拉致被害者を救うんだという強い意思をもって、我々と一緒に戦って
いただきたいと思います。

 北朝鮮及び金正恩は、もういい加減拉致被害者を日本に返すという決断をすべ
きだと思います。以上です(拍手)。

◆テロ集団を支える活動を阻止する新法を作れ

本間 勝(田口八重子さん兄)

 皆さん今日はこんなにたくさんお集まりいただき、ありがとうございます。

 本日の決議案の中で、「立法府は、北朝鮮のようなテロ集団を支える活動をわ
が国内で行うことを阻止する新法を作れ」とあります。今の金正恩との交渉の難
しさを非常に感じるわけです。

 先般、金正日が亡くなった時、そして金正恩が出てきた時、少しはましな交渉
が見えるかなと、解決の先が見えるかなと思ったのは皆さんも私も同じだと思い
ます。彼はスイスに留学して、民主主義とか世界を見てきたはずなんですから。

 ところがどっこい、そんなことは考えられないのが現実です。金正恩は暴君の
姿勢を益々鮮明化している。自分の体制のためには叔父も側近も公開処刑すると
いうような状況ですから、この相手からわが国の全拉致被害者を取り戻さなけれ
ばなりません。

 わが国には北の指示を受けて動く組織があるわけです。皆さんご存知の通りで
す。私の妹八重子は、朝鮮総連の大幹部の指示で、東京の池袋から失踪させられ
たわけです。

 この失踪の究明のために警察が当然動きました。そして家宅捜索寸前までいっ
て、それが拉致解明にもつながるはずだったんですが、政治的に動く人がいて、
家宅捜索は中止になりました。こういうことが現実にあるんです。だからこうい
う組織はつぶさないと、わが国の安泰ははかれない、これからも起きるというこ
とだと思います。

 拉致を実行した工作員とその工作員を支援した人たちがいます。支援者がいな
ければ、いきなり日本に不法入国した工作員が拉致し、国外に運び出すことはで
きないわけです。

 工作員をかくまって生活させる、拉致した人を隠す、こういうことを支援する
人がいたから拉致できたわけです。今でも日本人を拉致して、戸籍を背乗りして、
日本人になりすまして、何食わぬ顔で生活している人がいるわけです。

 こういう人を見つけ出して逮捕すべきですが、こういう人が逮捕されたとは聞
いていません。誰一人もいません。こういう実態が拉致問題を長引かせているん
です。私は第3項で、テロ集団を支える組織の解体までいけば、拉致の解決にも
つながると思います。

 もう一つは、金正恩を国際刑事裁判に訴追することです。人道問題でこれだけ
の罪を犯しているわけですから、裁かれるべきです。国連がこういうことをびし
びしやってほしい。過去にもこういう独裁者がいましたよね。そして処刑されて
います。そこにつなげれば金正恩が恐れると思います。そしてこれが日本人の解
放につながると思います。私はそうなればいいなと思っています。ありがとうご
ざいました(拍手)。

◆安倍総理はアメリカと共に王道を貫いてもらいたい

有本明弘(有本恵子さん父)

 皆さんこんにちは。今日は皆さん方に知っていただきたいことがあります。

 朝鮮外交は小泉さんが手がけ、それ以降のことは報道で十分ご存じのはずです。
日本の憲法がわざわいして、力強い交渉もできずに、現在に至っています。

 北朝鮮のことに関しても、金正日は嘘ばっかり言って核開発をずっとやり続け
てきました。そして成功したと国をあげて宣伝し、(金正恩は)核はアメリカま
で届くと言っています。

 これを逆手にとって、アメリカを交渉の場に引き出して、アメリカの武力で交
渉ができるのです。

 安倍総理は総理になって、憲法を改正して日米同盟を強化すると、国民に対し
て宣言しました。これが実行できる場面が目の前にぶらさがっています。だから
私は総理に、「日本国の総理として王道を貫いてもらいたい」と申し上げた。多
分総理はそれを実行してくれると思います。

 アメリカをひっぱり出したら、金正日の時代をさかのぼって、金日成の時代の
こともアメリカは追及できるんです。金日成が突然韓国に攻め込んだ。アメリカ
軍は敗退して、釜山からけり落とされそうになっていたんです。

 マッカーサーが仁川に上陸して体制を立て直し、北朝鮮軍を鴨緑江近くまで追
い上げたんです。そしたら中国の大軍が巻き返すことが分かり、マッカーサーは
核の使用を要求しました。トルーマン大統領はびっくりして拒否し、終戦となり、
38度線ができたんです。

 安倍総理が王道を貫くためには、アメリカに話を持ち込んで、心から話し合っ
たら、金正恩は困ってしまうんです。アメリカは既にそういう行動を示している。

 やっと拉致の解決は、特定失踪者も含めて一気に解決できる時期が近い将来実
現すると私は思っています。以上です(拍手)。

(7につづく)

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