救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

韓国人高校生を拉致?元工作員の証言を北朝鮮が事実上確認(2006/06/08)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.06.08)

■韓国人高校生を拉致?元工作員の証言を北朝鮮が事実上確認
 本日、6月8日、北朝鮮は、韓国人拉致被害者金英男さんの所在が確認された
と韓国に通知し、被害者家族との面会を行うことを発表した。北朝鮮はこれまで
韓国人拉致を認めていなかったが、これは事実上、北朝鮮が韓国人高校生の拉致
を認めたこととなる。また元工作員の証言が正しかったたこととも証明されたこ
とになる。家族会、救う会では、韓国政府が「北朝鮮のごまかしに乗ることなく、
すべての韓国人拉致被害者救出を第一に求めるべき」等の緊急声明を発表した。
全文は以下の通り。


緊急声明

 本日、北朝鮮は、韓国人拉致被害者金英男さんと家族を、「離散家族再開」の
中で今月中に会わせると発表した。しかし、北朝鮮がどのように言い訳しようと、
1978年に海水浴に行った高校生が現在まで北朝鮮に抑留され続けていたこと
は、拉致以外ありえない。

 そもそも、金英男さんら高校生5人を拉致被害者と韓国政府が認定したのは、
1997年、安明進氏、崔正男氏ら元工作員の証言によってである。今年4月に
DNA鑑定で明らかになったのは拉致被害者同士が結婚していたという事実だ。

 寺越武志さんが「拉致ではない」と言わされたケースや、蓮池さんら5人が当
初北朝鮮で「日本に行きたくない」と言っていたことなどから、私たちは北朝鮮
の監視下において被害者や家族がどのような発言をしてもそれが真実を反映した
ものとは言えないことを十分知っている。

 今回の発表で重要なのは、北朝鮮監視下での家族の再会よりも、高校生を拉致
しているとの元工作員の証言を事実上北朝鮮が正しいものと認めたということだ。

 安明進氏らによると、金正日政治軍事大学では、金英男さんを初め約80人の
韓国人拉致被害者が、約20人の日本人拉致被害者とともに教官にさせられてい
た。

 北朝鮮は今すぐ、すべての拉致を認め、全員を帰還させるべきだ。それなしに
「離散家族」数人が北朝鮮の監視下で再会しても拉致問題解決にはつながらない。

 韓国政府も北朝鮮のごまかしに乗ることなく、すべての韓国人拉致被害者救出
を第一に求めるべきだ。

 私たちは今後も、韓国の拉致被害者家族、支援者、心ある国会議員、国民のみ
なさんとの連携を強め、すべての拉致被害者救出を求め続けていく。

平成18年6月8日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳






 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2024/04/19
家族会・救う会が米国国連大使と面会
2024/04/15
日本維新の会が政府に「拉致問題に関する発出文書」提出
2024/04/12
国連総会が北朝鮮の人権侵害非難を決議
2024/03/18
家族会・救う会の新運動方針について4
2024/03/15
家族会・救う会の新運動方針について3

■過去のメールニュース■

  ■ 2024年
  ■ 2023年
  ■ 2022年
  ■ 2021年
  ■ 2020年
  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■