救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致議連が総会で訪米報告(2012/05/24)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.05.24-2)

 本日、5月24日、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動す
る議員連盟(平沼赳夫会長)は総会を開催し、平沼会長を初め、家族会・救う会
とともに訪米した古屋圭司幹事長、山谷えり子副会長、塚田一郎幹事らが報告を
行った。

 家族会の飯塚繁雄代表が、訪米の成果を政府にフォローしてほしいと述べたこ
とに対し、拉致問題対策本部から、「フォローアップは訪米を含め検討している」
との報告がなされた。

 救う会の西岡会長から、米国人デヴィド・スネドン氏の拉致疑惑につき、中国
・北朝鮮の反応等について報告がなされた。

 また、9月2日(日)の国民大集会の頃、多数の拉致議連所属議員により特別
総会を行うことを決めた。

西岡会長の発言は以下の通り。

■拉致議連が総会で訪米報告

西岡 2004年4月に失踪したスネドン氏の失踪、拉致疑惑につき、アメリカ
で報告したが、中国、北朝鮮が直ちに反応した。

 中国は5月8日に、外務省の副局長が、質問を受ける形で、「その事件につい
ては知っている」と述べた。まだワシントンに行っていた時にすぐに反応があっ
た。普通なら雲南省で起こった失踪事件など知るはずがなく、「調べる」等と回
答するだろうが、今回は、想定問答ができていたのだろう。

 北朝鮮は、5月15日の「朝鮮中央通信」で、「今回の事件は一言でいって、
危機に直面した日本の非常脱出劇だと言わざるを得ない」等と我々の訪米を口汚
く非難した。

 我々は、家族の苦しみは同じだから情報提供しただけで、政治に悪用したわけ
でも何でもない。向こうが緊張したのは、無視されていないということだ。何ら
かの情報が中国や北朝鮮にあると思われる。

 北朝鮮の拉致は4段階あり、朝鮮戦争中の韓国人拉致、戦後の漁船員拉致があ
り、第3段階で金正日が工作員の「現地化教育」を命令し、世界12か国から拉
致した。その後1995年からは脱北者とそれを救出するNGOを保衛部が拉致
している。スネドンさん拉致は、第4段階の保衛部による拉致と思われる。

以上






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