救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

日朝協議の合意内容?全被害者の救出を(2008/08/13)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.08.13)

本日未明まで行われた日朝実務者協議の合意内容が明らかになった。外務省か
らの「お知らせ」の全文は以下の通りである。今回の合意には懸念されるべき点
が多いが、明日、外務省からの報告を受けて、改めてメールニュースで報告した
い。

■日朝協議の合意内容?全被害者の救出を

日朝実務者協議合意内容

平成20年8月12日、瀋陽で開催された日朝実務者協議で「再調査」の問題
について合意された主なもの。

1.北朝鮮側
?北朝鮮側が拉致問題の解決に向けた具体的な行動を取るために、生存者を発見
し帰国させるための、拉致被害者に関する全面的な調査を行う(すべての拉致被
害者が対象)。

?北朝鮮側は、権限を与えられた調査委員会を立ち上げ、調査を迅速に行い、可
能な限り今年の秋には終了すること。

?調査の進捗の過程について、北朝鮮側は、日本側に随時通報し、協議を行うこ
と。

?北朝鮮側は、日本側が関係者との面談、関係資料の共有、関係場所への訪問な
どを通じて、調査の結果を直接確認できるように協力すること。

2.日本側
?今後、北朝鮮が調査委員会を立ち上げ、調査を開始することと並行する形で、
日本側は人的往来及び航空チャーター便に関する規制の緩和を行うことを確認し
た。具体的なタイミングについては今後調整して確定していく。

3.その他
?「よど号」関係者の問題解決のための協力、人道支援物資輸送目的の北朝鮮船
舶の入港については、今後改めて協議することとなった。

◆コメント
家族会・救う会では、「全被害者の帰国なしに制裁解除と一切の支援を行わず、
追加制裁を断行する」ことを訴えてきた。今回の日朝協議の内容については、明
日外務省から直接報告されることになっており、こちらからも聞きたいことが多
い。また明日、家族会・救う会で記者会見を行う予定である。

北朝鮮による「調査」には何の保証もないにもかかわらず、「調査」に着手す
るだけで制裁の一部解除が行われることを大きく憂慮する。危険なカードを切っ
てしまった日本政府は、「調査」経過と結果をきちんと検証し、すべての拉致被
害者の帰国を実現させるべきである。また、北朝鮮が改めて不誠実な「調査」結
果を出してきた場合は、直ちに追加制裁を行うべきである。(平田隆太郎)



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