救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

今後の日程 総理(調整中)・官房長官へ要請、署名を手渡す(2000/09/05)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■今後の日程 総理(調整中)・官房長官へ要請、署名を手渡す

 9月12日に予定しています。現在総理がニューヨークに行っており、調整をしてい
るところですが、少なくとも中川官房長官には会う予定です。このとき手持ちの署名
簿を提出しますので、お手元にある方は全国協議会まで至急お送り下さい。なお、署
名自体は救出がすべて完了する日まで続ける予定です。ちなみに9月17日には15時か
ら南海電鉄堺東駅頭で署名活動が行われる他、各地で継続して署名活動が進められま
す。

■またも暴言、中山代議士

 日朝議連会長の中山正暉代議士(自民)はこれまでも何度も暴言を繰り返してきま
したが、今度は朝鮮総連の実質上の機関紙である「朝鮮新報」9月4日付のインタビュー
で次のように語りました(本文はインターネット・ホームページから引用)。
 ちなみに中山議員の国会事務所は03-3508-7277 FAXは03-3591-3676 です。
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交渉も一歩前進、環境づくりに努力 実態のない幽霊に振りまわされぬ

 2月に発足した、日朝友好議員連盟の2代目会長に中山正暉衆院議員が新たに就任
した。第10回朝・日国交正常化交渉が終了、南北交流も進んでいるなかで、今後、
議連として両国の国交正常化の下地作りにどのように取り組んでいくのかなど、中山
新会長に話を聞いた。

情のある国

 ――両国が動こうとしている時期に、議連の会長に就任したが、今後、国交正常化
の動きを踏まえて議連としてどのような活動をしていく考えなのか。

 朝鮮民主主義人民共和国は今年、イタリアを皮切りにオーストラリアなどと相次い
で国交を結んでいる。現在朝鮮と国交のある国は、189ヵ国と聞いている。しかし、
日本とはもっとも近い隣国でありながら国交がない状態だ。

 日朝議連には現在百87人の国会議員が加盟している。日本には国会批准というも
のがある。国会議員として、朝鮮との国交の国会批准にむけて、朝鮮を承認する環境
づくりのために努力していきたいと思っている。

 ――第10回会談では、朝鮮側の鄭泰和大使が1歩前進したと言っていたが、会談
の結果をどのように見ているのか。

 日朝会談は、大変良い雰囲気の中で行われたと聞いている。代表団は国会も訪問し、
私と村山富市元首相、野中広務自民党幹事長らと会談した。今回の代表団の中には、
黄哲外務省研究員など平壌で何度かお会いし、すっかり顔見知りになった人もいた。
やはり交渉も人がやるもの、こういう関係をつくることが大事だと思う。

 まず、知り合い、お互いの意見をきちんと言う。それが出発ではないか。

 3年前、私が初めて訪朝した時、金容淳書記との会談で、「ら致問題」やミサイル
問題、植民地支配に対する考え、「従軍慰安婦」問題などについて自分の意見を言わ
せてもらった。 

? もちろん金容淳書記もそれについて、意見を述べた。朝鮮側と激論になったが、結
果的には良かったと思っている。私を案内してくれた朝鮮側関係者が別れ際、飛行機
のタラップまできて、抱き合って別れを惜しんでくれた。忘れられない。情のある国
だし、この国とは話しができる、と思った。

 交渉は互いに意見を述べあって、相手に伝えた後は、それをどう詰めていくかとい
う段階に進むだろう。

南北分断に責任

 ――南北首脳会談後、朝鮮半島情勢は一変した。日本として南北の和解にどう貢献
していく考えか。

 そもそも、日本が朝鮮半島を植民地支配したために南北に分断された。そして、朝
鮮半島は大陸と接点があったため、たいへんな苦労をした。

 分断後、朝鮮に対してはまず日本の敵視があった。例えば日朝交渉でも出ている
「ら致問題」。新潟少女の場合、20年前には行方不明とされ、「ら致」などという
話にはなっていなかった。97年に発表された警察白書が、「ら致」容疑について触
れると、それに合わせるように北からの亡命者が韓国で「ら致」について語り、話に
火が付いた。時期の一致には大きな力が働いたものと思われる。

 もう1つは、米国の一貫した「韓国びいき」だ。米国は朝鮮半島の一方に軍事的、
経済的に加担してきた。日本の公安は、それに合わせて「北の脅威」をあおってきた。

 政治家としての勘だが、色々でている話は、幽霊のように実態のないものだと思っ
ている。往来が無かったがために、日本側はそうした幽霊の実態をつかめないでいた。
往来を活発にすれば光があたり幽霊もいなくなる。

 南北間は、何よりも金大中大統領がきちんと対話の相手として朝鮮を承認したのだ
から、今後も南北交流は活発になっていくだろう。今、日本が具体的に例えば経済的
支援をするというようなことは言えないが、かつてのような冷戦的な思考で対応する
ようなことにはならないはずだ。

人的交流を活発に

 ――今後、日本にとってもっとも重要な課題はなにか、どのような決断が必要か。

 かねてから朝鮮半島は、銃の形に似ていると思っていた。往来を活発にし、対話を
持って、銃の安全装置がかかるようにしていければと思っている。

 議連の会長を引き受けた年に、情勢が大きく変化したことは、政治家みょう利につ
きる。

 今後、国交が結ばれる前でも日本はやれることがある。まず、人的交流だ。互いの
国に代表部を置くことも可能だ。

 そして、いまだ厳しい朝鮮の状況を見て、NGOなどの食糧支援もしていくべきだ。
政府の直接的な支援だけではなく、民間や国連を通したものなど方法はたくさんある。

 日朝の国交正常化は、難しいというが、私はそうは思わない。

 要するに決断にかかっている。両国が国交を結ぼうと腹をくくっているのだから、
1日も早いほうがいいし、できるはずだ。(金美嶺記者)






  
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