救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

総選挙アンケート結果公表中(2000/06/17)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■総選挙アンケート結果公表中

 皆様のご協力のおかげで、回答が返り初めています。中には回答を寄せた上で全国
協議会事務局を訪れ、「拉致問題を最大の公約にして選挙を闘います」と言っていか
れた候補者もおられます。
 届いたものはできるだけ早くホームページ上に反映させるようにしていますので、
ぜひご覧下さい。なお、〆切は18日としてありますが、それ以後も届いた回答は掲載
しますので、周囲にお答えいただける候補者がある場合はぜひお勧め下さい。

http://www.asahi-net.or.jp/ ̄lj7k-ark/senkyo/gate.html

■南北頂上会談と拉致問題の今後
                               荒木和博

 「頂上会談を受けて救出活動はどうするのですか」という質問をマスコミの方々か
ら度々受けます。救う会としての正式の態度表明をしてはいませんが、私自身はとり
あえず、「これによって南北が緊張緩和し、北朝鮮が改革開放に移行して拉致問題に
も前向きの姿勢で取り組むという可能性はほぼ100%ありません」と答えています。
 書けば長くなりますが、今後、大歓迎の論調とは反対に韓国の体制は危機的状況に
陥るでしょう(興味のある方は現代コリア研究所のホームページに救う会全国協議会
会長の佐藤勝巳所長が書いていますのでお読み下さい。
 (http://www/bekkoame.ne.jp/ ̄mki)
金大中大統領平壌到着時850ポイント近くまで上がった韓国の平均株価は金大中大統
領が車で平壌市街に向かうに従って下がりはじめ、現在は750ポイント程度のところ
になっています。ソウルのあの興奮の中で株価が下がっていったのは何を意味するの
か、経済の方は門外漢なので断定はできませんが、気になります。ちなみに現在の韓
国はかなり徹底した言論統制が敷かれているようで、頂上会談に対する批判的言論は
ほぼ皆無です。

 前にもお伝えしましたが、韓国の家族会は5月26日統一部を訪れ朴在圭長官に以下
の要請を行いました。しかし、頂上会談で拉致問題を取り上げることについては長官
は返答しなかったそうです。家族会の崔祐英総務は頂上会談の合意について「何で離
散家族と長期囚を交換するというのでしょう。離散家族の問題と長期囚の問題は次元
が違うことで、交換するなら拉致された人のはずなのに」と言っていました。

 確かに離散家族は南北共通の問題であり、韓国側だけが恩恵を被るわけではありま
せん。それを長期囚の問題とぶつけるというのは、被拉致者家族が怒るのも無理はな
いでしょう。私たちとしても韓国の方々をバックアップする意味でも毅然とした姿勢
を続けることが必要であると思います。

(韓国家族会の統一部長官への要求書)
             私たちの要求事項
長官殿

 南北頂上会談まであと17日となりましたが、統一部が大韓民国国民である「拉北者」
に対する送還活動を積極的に繰り広げてこなかったという事実に離散の痛みを受けて
いる拉北者家族は怒りを抑えることができません。

 明らかに統一部では離散家族中で「拉北者問題」を特殊離散として規定しているの
に脱北者には専門課が設置され脱北者の福祉と人権のために仕事をしていますが、大
韓民国の地で国家の保護を受けられずに北朝鮮に抑留され苦労をしている自国民であ
る拉北者とその家族のための専門部署はなかったのです。

 拉北者の中で「トンジン号」は92年度南北高位級会談で前提条件に上った事案では
ありませんが、トンジン号船員が帰ることはできないまま新千年になり人権の政府に
なっても南北頂上会談で非転向長期囚のための人権の声ばかり高まることに私たち拉
北者家族は血の涙を流しているのです。

 これに命をかけて拉北者家族は長官に次のことを訴えます。

1、南北頂上会談で「拉北者」問題を主要議題に採択してください。
2、南北頂上会談の代表団に拉北者家族代表を加えてください。
3、韓国政府が発表した拉北者数が454名になりますが、生死確認すらできない人々
が多いのです。生死確認をして下さい。
4、上半期内に拉北者の名誉回復と人権を守るための拉北者関連専門部署を設置して
下さい。
5、拉北者家族の物質的精神的被害を補償してください。

                   2000.5.26
                     拉北者家族会一同

 


  
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