救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「『よど号の妻』たちへの拉致問題での徹底した取り調べを求める市民集会」開催(2001/09/09)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2001.09.09)

■「『よど号の妻』たちへの拉致問題での徹底した取り調べを求める市民集会」開催
 
 本日午、東京渋谷区の全郵政会館で『よど号の妻』たちへの拉致問題での徹底した
取り調べを求める市民集会」(全国協議会主催)が開催されました。

 集会には時折雨の降る中150人が参加しました。定刻午後2時、浜田茂久鹿児島の会
会長の司会で始まった集会ではまず横田滋家族会代表があいさつ。継いで横田早紀江
さん、蓮池ハツイさん、浜本雄幸さん、増元照明さんらご家族があいさつしました。
続いて荒木和博全国協議会事務局長が登壇し、集会の前に行われた全国協議会幹事会
の報告及び、この集会の意味について語りました。

 次に、ヨーロッパ拉致事件の直接の被害者である有本恵子さんのご両親、明弘さん
と嘉代子さんが両親としての立場で救出を訴え、政府の積極的な対応を求めました。
さらに高世仁ジンネット代表がヨーロッパ拉致について説明し、佐藤勝巳全国協議会
会長がヨーロッパ拉致の位置づけと北朝鮮の本質について語りました。最後は長瀬猛
兵庫の会代表の提案で下記アピールを全会一致採択して終了しました。

 このアピールにもあるように、八尾恵氏は有本恵子さんの拉致事件に直接関与して
いた疑いが濃厚になっており、本人も具体的にではありませんが、自ら拉致事件を行っ
たと雑誌で書いています。今回の集会にも参加して証言するよう要請しましたが、残
念ながら参加はかないませんでした。しかしことここに至った以上、八尾氏や、よど
号に関係するすべての人々には一刻も早く拉致事件について証言してもらいたいと切
に希望する次第です。なお、採択されたアピールは明日午前11時、家族会及び救う会
の代表が警察庁を訪れ担当者に手渡し要請します。

                    アピール

 私たちは本日ここに「『よど号の妻』たちへの拉致問題での徹底した取り調べを求
める市民集会」を開催した。

 9月18日、よど号ハイジャク犯・赤木志郎容疑者の妻・金子恵美子容疑者が帰国す
ると伝えられている。

 金子容疑者ら「よど号の妻」たちは北朝鮮工作員と共謀しヨーロッパで有本恵子さ
ん、Iさん、Mさんをはじめとする10数人の日本人を北朝鮮に拉致した。北海道出身
のIさん、熊本出身のMさん拉致の犯人が「よど号の妻」森順子、黒田佐喜子である
ことは多くの証拠から確実である。「よど号の妻」の一人で昭和63年に日本国内で逮
捕された八尾恵も「よど号グループによる拉致・誘拐作戦の一端を担った」(週刊新
潮8月16・23日号)と告白している。有本恵子さんを拉致した北朝鮮工作員キム・ユー
チョルは金子容疑者や八尾恵をはじめとする「よど号の妻」と頻繁に接触していたし、
有本さんをキムに引き会わせたのも「よど号グループ」である。

 金子容疑者は昭和63年(1988)外務省が「北朝鮮工作員と認められる人物と接触す
る等の海外における行動にかんがみ…著しく且つ直接に日本国の利益又は公安を害す
る行動を行う」という理由で旅券返納命令を受け、平成5年(1993)それに従わなかっ
たため逮捕状が出て国際指名手配されている。当然、今回の帰国後、逮捕され日本国
警察の取り調べを受けることになるはずだ。

 金子容疑者がなした「日本国の利益又は公安を害する行動」には当然、日本人拉致
への関与も含まれる。私たちはここに次のことを強く求めるものだ。

  1、警察は金子容疑者に対して拉致問題での徹底した取り調べをすること。
  2、金子容疑者らはぜひ事件の真相を正直に告白し、被害者救出に協力すること。
  3、マスコミはよど号グループを取り上げるとき、彼らが北朝鮮に入った後に犯
   した拉致をはじめとする犯罪行為について関心を傾け報道すること。
       平成13年9月9日
「よど号の妻」たちへの拉致問題での徹底した取り調べを求める市民集会参加者一同

■全国協議会幹事会開催

 全国協議会では上記集会と同じ全郵政会館で同日午前から幹事会を開催しました。
そこで決定した主な事項は次の通りです。

1、役員の変更
 千葉の幹事が西村修平氏から中村実氏(地方議員の会事務局長)に変更になりまし
た。

2、第3回国民大集会(10月14日・東京・日比谷公会堂)について
 今後、具体的な演出などによって順序、タイトルなどは変わると思いますが、概ね
次のように行うこととなりました。 
 開会(13:30)
 因幡晃歌(めぐみ)
 家族会横田代表挨拶
 家族紹介
 「世界からの報告--今こそ拉致された人々の救出を、北朝鮮の人々に真の太陽の光
 を(仮題)」(司会櫻井よしこ・以下登壇予定者)
   ノルベルト・フォラツェン(『北朝鮮を知りすぎた医者』著者・ドイツ)
   ピエール・リグロ(「社会史評論」編集長・フランス)
   崔祐英(拉北者家族協議会会長・韓国)
   島田洋一(福井県立大学助教授)
   佐藤勝巳(救う会全国協議会会長)
   司会者総括(櫻井)
 アピール採択
 因幡晃歌(銀河)
 閉会(16:30)

 開会前と終了後、出入り口前で青年の会及び地方議員の会によるアピール活動を行
います。
 また、午前中別会場で海外からの参加者及び主要関係者によるワークショップを行
う予定です。

※国民大集会の準備のため、9月14日(金)午後1時より、本日の集会と同じ千駄ケ谷
の全郵政会館で案内文書などの発送作業を行います。お集まり戴ける方はご協力をよ
ろしくお願いします。

※国民大集会は今回が3回目になり、準備の遅れなどからも動員態勢の不安が指摘さ
れています。各位には一人でも多くの方への参加を呼び掛けて下さいますよう心より
お願い申しあげます。また、あらためてカンパのお願いもすることになります。ご協
力いただければ幸いです。

★報道関係者各位 すでにお知らせしていますが、明日10日11時の警察庁への要請は
新しい総合庁舎ではなく、新庁舎の裏手になる「警察総合庁舎」で行われます。取材
の際お間違えのないようご注意下さい。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
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〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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