救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

横田家が記者会見−横田滋さんご逝去(2020/06/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.06.10-3)

 昨日、6月9日、衆議院第一議員会館会議室に置いて横田家の記者会見が行わ
れました。以下はその冒頭発言です。

■横田家が記者会見−横田滋さんご逝去

西岡力(救う会会長、司会)

 記者会見の前に本日は拉致議連から多数の先生方が来てくださいましたので、
まずご紹介をさせていただきます。

古屋圭司拉致議連会長
山谷えり子会長代行
東徹副会長
竹内譲副会長
松原仁幹事長
青柳陽一郎副幹事長
北村経夫事務局長
笠浩史事務局長代理

 あと渡辺周先生がいらっしゃることになってますが予算委員会と聞いておりま
すので遅れるかも知れませんん。

 それでは記者会見を始めさせていただきます。司会は救う会会長の西岡がさせ
ていただきます。まず早紀江さん、拓也さん、哲也さんに一言ずつ、今のお気持
ちをお話しいただきたいと思います。

◆主人は何も思い残すことがないほど全身全霊を打ち込んで、頑張った

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 皆様こんにちは。このたび、主人の滋がだんだん衰弱いたしまして、5日に逝
去いたしました。長い闘病生活でしたけれど、いつも穏やかで、苦しいとか痛い
とか、そういうことを何も言わないで、いつも笑顔をもって、元気に意識もあっ
たんですけど、だんだん衰弱して5日に突然静かに息を引き取りました。

 今も拉致をされている人たちのことをいつも思って、私たち二人三脚で一生懸
命に頑張って来ましたけども、互いに歳をとって、身体のいろんなところのに不
具合が出てきております。私もそうですけども、たくさんの親御さんたちがとっ
くにいらっしゃらなくなったり、またこれからも衰弱していかれるんじやないか
といつも心配しております。

 どうしてもなかなか解決には向かいませんけれども、国柄が国柄なので、本当
に難しい問題だなとつくづく思わされております。

 めぐみたちを助けるために、私たち全員のことを、被害者のことを、家族のこ
とをいつも報道し続けてくださった長い年月に対して、本当に心から感謝いたし
ております。

 滋もみなさまと仲良くさせていただいて、いつも穏やかに暮らすことができた
こと、たくさんの先生方や救う会の指導力も素晴らしかったし、何も思い残すこ
とがないほど全身全霊を打ち込んで、主人は頑張ったと思っています。本当にい
い顔で天国に引き上げられましたことを、よかったなと思っております。これま
での長いご支援をいただけましたこと感謝いたします。ありがとうございました。

◆姉とどれだけ会いたかっただろうと思うと、悔しくて悔しくて

横田拓也さん(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)

 皆様こんにちは。私の姉はご承知の通り1977年に拉致をされて、両親はそ
の当時何の手がかりもない中で、25年間姉のめぐみを探し続けました。しかし
ながら何の安否の情報も得ることなく、本当に苦しい中を走り続けてきた25年
間でした。

 そして2002年の日朝首脳会談があってから、初めて姉の行方が北朝鮮にい
るということがわかり、犯罪を北朝鮮が犯したということを我々国際社会、日本
の国民世論が知ることになり、私たち横田家は北朝鮮という具体名が出てきたこ
とによって、早期にこの間題が解決するのではないかという淡い期待を持ったの
も事実です。そして両親は、その淡い期待を現実のものにするために18年間戦い
続けてきたのですが、残念ながら父、滋は6月5日の午後に他界してしまいました。

 父はめぐみの写真を撮ることがとでも大好きでしたから、よく報道でもその過
去の写真を使っていただくことも多いわけですが、本当によく言われるように、
目の中に入れても痛くない、それほどかわいがっていた姉とどれだけ会いたかっ
ただろうと思うと、本当に悔しくて悔しくて仕方ありません。

 そして2002年の日朝首脳会談の後に、父が泣いている姿を見て、そして今
回父が他界したことを受けて、私個人は本当に北朝鮮が憎くてなりません。許す
ことができない。どうしてこれほどひどい人権侵害を平気で行い続けることがで
きるのかということが不思議でなりません。国際社会がもっと北朝鮮に強い制裁
を課して、この間題を解決をはかることを期待したいと思います。

 そして、私たち横田家の両親のずっとそばにいて、本当に長い間支えてくれた
安倍総理。「本当に無念だ」とおっしゃっていただいております。私たちはこれ
から安倍総理とともにこの間題の解決を図っていきたいと思っております。そし
て、国会においては与党・野党の壁なく、この間題解決のためにもっと時間を割
いて具体的かつ迅速に、解決のために行動してほしいと思いますし、マスコミの
皆様方におかれましてもイデオロギ一に関係なく、この間題をわが事としてもっ
と取り上げてほしいと思っています。自分の子どもなら、どうしなきゃいけない
かということを問い続けてほしいと思っています。

 そして今回、父が他界したことがとても悔やまれてなりませんが、全国1400回
におよぶ講演会や集会に行って、現地で温かく見守ってくださった方々、1340万
筆以上の署名をしてくださった皆様方、そして議連の先生方、救う会の先生方、
そしてとりわけ同じマンションで支援してくださった「あさがおの会」の皆様、
病院の皆様方、教会の皆様方、本当に改めて心からお礼申し上げます。ありがと
うございます。

◆墓前で「帰ってきたよ」と報告することが、残された者の使命

横田哲也さん(横田めぐみさん弟、家族会事務局次長)

 父は2年2か月ほど前に地元の日本鋼管病院で入院をいたしましたが、長期間に
及び入院していました。そこでは主治医の先生、看護士さん、様々な医療関係者
が治療・介護を献身的にしていただきましたことをこの場を借りてお礼を申し上
げたいと思います。

 また、父が亡くなって以降、中野島教会にご遺体を運ばせていただきまして、
月曜日に葬儀を実施したわけですけど、牧師の国分先生には大変お世話になった
ことをこの場でお礼申し上げたいと思います。

 本当にここに来るまでに、ここにいる我々もそうですけど、様々な方にお世話
になってきましたが、結果として拉致問題が解決しないまま父が他界することに
なったのことは、父であり、私たち家族であり、そして日本国民が憤りを感じて
無念を抱いていることだと思いますが、父が果たせなかったその想いを、意思を
受け継いで、結果を出すことこそが、そして墓前で「帰ってきたよ」と報告する
ことが、残された者の使命だと思っております。

 北朝鮮の前のリーダーの金正日が亡くなったのが2011年で、そのあと20
12年に金正恩がリーダーとして継いだわけでありますけども、そのときに金正
恩が前の政権の悪行を否定して生まれ変わっていれば国際社会に復帰ができ、資
金や物資がどんどん流入して国民も豊になり、そして拉致問題も解決していれば
被害者家族も幸せになれた。すべてがウィン−ウィンの関係になれたのに、彼ら
はそれをやらなかった。本当に愚かなりリーダーだと思います。

 また、一番悪いのは北朝鮮であることは間違いないわけでありますが、この拉
致間題が解決しないことに対して、あるジャーナリストやメディアの方が「安倍
総理は何をやっているんだ」というようなことをおっしやる方もいます。

「北朝鮮問題を一丁目一番地に掲げていたのに何も動いていないじゃないか」と
いうような発言をここ2〜3日のメディアを見て、耳にしていますけど、安倍総
理・安倍政権が問題なのではなくて、40年以上も何もしてこなかった政治家や、
「北朝鮮なんて拉致するはずがないでしょう」と言ってきたメディアがあったか
ら、ここまで安倍総理・安倍政権が苦しんでいるんです。

 安倍総理・安倍政権は動いてやってくださっています。なので、何もやってな
い方が政権批判をするのは卑怯だと思います。拉致間題に協力して、様々な角度
で協力して動いてきた方がおっしゃるのならわかりますが、ちょっと的を射てい
ない発言をするのはこれからやめてほしいと思います。

 拉致被害者家族も、うちの母であり、有本のお父さんだったり、高齢者がいる
のは事実ですし、飯塚代表もかなりのお歳で健康もかんばしくないわけでありま
すが、本当にこれ以上同じようなことがおこらぬ内に、国会・政権におきまして
は具体的な成果を出していただきたいと思います。

 国内に敵も味方もないはずです。日本対北朝鮮、加害者対被害者の構図しかな
いわけなので、これからもご協力をいただきながら解決していきたいと思ってい
ます。どうぞ宜しくお願い致します。

以上




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