救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

政府は期限を切って制裁を通告せよ(2004/04/04)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.04.04-1)

■政府は期限を切って制裁を通告せよ

「救う会」では、本日、平成16年4月4日、東京・友愛会館において全国幹事会を
開催した。幹事会には35地域・組織から参加した他、「家族会」から横田滋・
早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事務局次長、横田拓也さんが、「調査
会」からは荒木和博会長が、拉致議連からは松原仁・事務局次長および議連秘書会役
員が参加した。
 
全国幹事会では、「家族会」、「調査会」から挨拶・報告があった。その中で、増元
照明氏から、「私が参議院選挙に立候補する、との報道がある。その思いはあるが、
考慮すべき問題もありまだ決まっていない」との報告があった。「救う会」からは、
もし立候補すれば「会としての応援」はできないとしても、「個人としての応援」に
は全力を尽くしたいとの発言が多数あった。

続いて、佐藤勝巳会長、西岡力常任副会長から最近の内外情勢につき情勢報告を受け
た。その中で、平沢氏、山崎氏の訪中に関しては、「救う会」の目標は拉致被害者全
員の救出であり、5人の家族8名の救出で打ち切り国交正常化交渉に入るという北朝
鮮の謀略には乗らないことを確認した上で、両氏の北朝鮮外交官との接触は、「拉致
問題解決への努力を妨げるもの」であり、「今後、両氏が同様の行動にでない」こと
を求め、別記(本日付けの別のメールニュース)の見解をまとめた。なお、平沢議員
の訪中等に関しては、「家族会」の増元照明事務局次長からも、報告がなされ、た。

続いて協議を行った。概要以下の通り。
まず、今期は決算報告期であり、全国協議会の決算報告がなされ、また横田滋監事よ
り、「平成15年度の会計監査を行った結果、その収支状況が適切であったことを認
める」旨の報告があった。以上を審議した結果、全員異議なく決算報告書が承認された。

なお、決算報告書は下記の通り。また、各加盟組織の決算報告書は1?2週間以内に
ホームページに報告の予定。また、各組織の中で「救う会」全国協議会の幹事として
以下の新幹事の交代が承認された。なお、各加盟組織の代表者及び担当者連絡先(電
話、メールアドレス、ホームページアドレス)はホームページに掲載されている。
 
・新幹事
 愛知・近藤 登、柏崎 野俣正一、三重・森田 優、長崎・松田 皜一、中大生の
会・篠田吉央

次に、今後の運動方針案について協議し、また、帰国した5人の家族はもとより、
「死亡・不明」の10人他、全員の救出を求めることが「救う会」の共通目標である
ことを改めて確認した。
その上で、これまで「国会は拉致解決の先頭に立て?制裁法案成立、特別委員会設置
を求める緊急行動」という統一行動を各組織が行ってきたが、今後は「政府は期限を
切って制裁を通告せよ」を各組織の活動の際、スローガンの一つとして必ず使用する
ことを決定した。これは改正外為法による最初の制裁、例えば特定の輸出禁止品目を
指定し、期限を切って実施することを求めるものである。

その他、今後新たに、法務大臣は、在日の北朝鮮国会議員(最高人民代議員会議代議
員)への再入国を不許可にするよう要請することを決定した他、特定船舶入港制限法
案制定は成立の見込みであるが引続き国会に求めていく、特別委員会設置も国会に継
続して求めていくことを確認した。加えて、北朝鮮が子どもたちに強制して採取させ
輸出しているあさりやはまぐりなどは、現地の特に子どもたちに不可欠な蛋白源の輸
出であり、まさに「飢餓輸出」に相当する。今後、北朝鮮産品の不買運動などの研究
を行うことも決定した。

昨年7月から開始した「経済制裁」を求める100万人署名運動の結果、「救う会」
には現在約97万名分が集まっており、各地にも多数の未送付分が残されているが、
これを4月20日までに集計し、4月30日の国民大集会で報告、国民大行進の際、
政府に提出することとなった。

国民大集会、国民大行進に関する概要説明が行われ、各加盟組織に協力が要請され
た。各組織はこれを了承し、各組織は「○○県救う会」を表示するプラカード等標識
をそれぞれ用意するなどの他、協力内容が登録された。さらに、米国で4月28日に
開催される北朝鮮の人権状況に関するイベントに島田洋一副会長を派遣し、島田副会
長から現地の状況が国民大集会で報告されることとなった。また、4月29日には米
国国務省がテロ支援国リストを公表するが、拉致問題が新たに書き込まれるかも国民
大集会が開催される30日には判明することが報告された。

今回は、従来より1時間会議を延長し、各加盟組織の活動報告を互いに聞き、質疑応
答を行った。各地の活動として、署名・集会時の活動事例や、地元議会・議員、知
事・市長などへの働きかけ、総連所有の不動産への課税運動など多様な活動が報告さ
れた。



「救う会」役員・幹事・監事一覧
(平成16年4月4日現在)

会長    佐藤勝巳
常任副会長 西岡 力
副会長   島田洋一、黒坂 真
事務局長  平田隆太郎
事務局次長 福井義高

幹事

北海道・藤野 義昭
岩 手・熊谷 義弘
宮 城・安藤 哲夫
山 形・斎藤 純一
茨 城・松尾 秀雄
群 馬・大野トシ江
埼 玉・鈴木 松蔵
千 葉・中村  実
東 京・田代ひろし
神奈川・武山  章
山 梨・赤池 誠章
長 野・塚田 敏燿
新 潟・小島 晴則
柏 崎・野俣 正一
富 山・濱谷 隆平
石 川・米光 正次
福 井・池田 欣一
愛 知・近藤  登
三 重・森田  優
滋 賀・上田  彰
京 都・中村喜代治
大 阪・朝生万里子
兵 庫・長瀬  猛
和歌山・井川  朗
鳥 取・今岡 祐一
広 島・安藤 宗光
山 口・三好 克彦
徳 島・丸山  太
愛 媛・中矢民三郎
福 岡・青木 英実
長 崎・松田 皜一
熊 本・加納 良寛
大 分・伊藤田雄三
宮 崎・吉田 好克
鹿児島・浜田 茂久


地方組織以上35

青年・山本閉留巳、中大・篠田 吉央
その他の組織以上2

荒木和博、真鍋貞樹、兵本達吉、吉島信人
幹事会推薦幹事以上4名
(以上計47名)

監事・横田  滋

平成15年「救う会」全国協議会決算報告
自成15年1月1日至平成15年12月31日
項  目    金  額     備    考
収入の部
支援金     61,069,336    寄付金
事業収入     2,207,584    国民大集会分担金等
雑収入       260,420
前年度繰越金  17,175,471
計       80,712,811
支出の部
国民運動費   12,779,190
国際活動費    6,214,833
通信発送費    4,344,234
旅費交通費    9,203,747
印刷費      1,980,825
消耗品費      267,146
備品費      1,635,209
手数料       253,095
事務所費     9,667,929
雑支出       445,101
支援金支出    2,000,000
計       48,791,309
次年度繰越金  31,921,502

平成15年「救う会」全国協議会決算(貸借対照表)報告
平成15年12月31日現在

資産の部          負債の部
現金       42,428  預り金     578,435
郵振口座   31,554,527  未払金     331,993
みずほ1     80,203  合 計     910,428
みずほ2    148,783  収支差額      31,921,502
みずほ3    795,586 前期繰越収支差額   17,175,471
立替金     210,403 当期収支差額     14,746,031
仮払金        0

資産の部合計 32,831,930 負債・収支差額合計  32,831,930


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担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
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