救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会がトランプ大統領に面会し会見(2019/05/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2019.05.27)

■家族会がトランプ大統領に面会し会見

 家族会は本日、令和元年5月27日、迎賓館においてトランプ大統領に面会し
た。家族会は平成29年11月に初めてトランプ大統領に面会しており、今回が
2回目となる。またトランプ大統領はこの間にシンガポールとハノイで2回、金
正恩委員長と首脳会談を行っている。以下は面会後の記者会見の概要。家族会か
ら15人が参加。

横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)

 本日はトランプ大統領と2017年11月以来、2回目の面会をさせていただ
きました。当初日程は13時5分からとなっていましたが、先の行事のためスター
トが13時55分からとなりました。終わりが14時38分頃で、当初30分を予
定していたのに比べて長い時間となりました。

 冒頭、私、飯塚代表、飯塚耕一郎さん、有本明弘さんと母の横田早紀江が各1
分ずつ話をさせていただき、安倍総理とトランプ大統領からお話がありました。
ではまず、この5人の内、飯塚代表から報告します。

◆今日はトランプさんと面と向かって話ができ、期待感が持てた

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)

 2年ぶりに会っていただいた感謝の気持ちをまず伝えました。2年前に国連総
会で、日本人拉致問題についてはっきりと言及し、その後問題解決につながるよ
うな動きになっています。

 各国も制裁など北朝鮮に対応してくれていますが、私たちとしては如何にこの
拉致問題を直接金正恩にぶつけて、金正恩に拉致被害者を返す決断、決裁をさせ
たい。

 トランプ大統領には、この問題を何とか解決したいんだという意気込みを感じ
ました。私からも、2年前からの流れを崩さずに、安倍総理と連携して解決の段
階にまで持っていくよう協力をお願いしました。

 はやり拉致問題はいい結果が大事で、拉致被害者が帰国しなければならない。
安倍総理もそのつもりで、「北と向き合う」と言っています。その流れに、トラ
ンプ大統領が何かの形で拉致問題を進展させることを期待しています。

 拉致被害者は家族にとっていとしい家族です。アメリカ人は人の思いに関心を
持ってくれると聞いていますし、今回もそういう雰囲気がありました。安倍総理
にはこの機会をうまく使っていただき、拉致問題を解決する動きにしていただき
たい。それもなるべく早く。

 今日はトランプさんと面と向かって話ができ、期待感も持てました。

◆大統領から「立ち止まってはならない」と

横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)

 代表が、「新しい令和の時代にようこそいらっしゃいました」という歓迎の言
葉を述べられ、代表も私からも、「お忙しい中時間をいただいたことにつきお礼
を申し上げました。

 ハノイで行われた米朝首脳会談で、北朝鮮はアメリカに嘘をついてだまそうと
したことを述べ、転じて日朝会談でも北朝鮮がアメリカに嘘をついたように、日
本に対しても「拉致は解決済」とか部分的解決や段階的解決をやろうとするリス
クがあるので、そのことを私たちは望んでいないということを、大統領に直接お
伝えしました。

 そして「全拉致被害者の即時一括帰国」がない限り、制裁を緩和してはならな
いことを、お礼と共にお願いをしました。

 また、トランプ大統領がメラニア夫人やイバンカさんを愛しているように、私
の父や母がめぐみを愛しているが、それが41年叶っておらず、こういう人権侵
害は許されないことだと思うとお伝えし、アメリカからの強いサポートをお願い
しました。

 そこでトランプ大統領からコメントが出るとは思っていなかったのですが、
「立ち止まってはならない」とすぐに、その場でコメントされました。勇気を与
えられた気分でした。

◆「お母さん」と伝えたいと

飯塚耕一郎(田口八重子さん長男、家族会事務局次長)

 まず感謝の言葉を申しあげ、2回の米朝首脳会談で拉致問題に言及していただ
いたことに関して、金正恩自身がやはりこの問題を解決しなければならない理解
したことについても感謝しました。

 家族の心情として41年会えないままになっていること、一刻も早く帰国させ
て亡くなった人もいますが兄弟姉妹に会わせたい、私からは「お母さん」と伝え
たいことを伝え、今回発言ができなかった家族もいますので、同じように数十年
会えない状態が続いていること、過去2回の米朝首脳会談同様、引き続きのご協
力をお願いしました。

◆成功だった

有本明弘(有本恵子さん父)

 今日の感想は成功だったということです。

◆金正恩氏に拉致問題をはっきりと言ってくださった

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 金正恩氏に拉致問題をはっきりと言ってくださったことは初めてのことです。
またそこから色々動いていると思います。

◆「きっと会えるよ」と大統領

横田拓也 母が話した後、トランプ大統領から、「きっと会えるよ」と言われま
した。大変励まされる言葉でした。

◆真剣に、険しい顔で私たちの話を聞いてくれた

横田哲也(横田めぐみさん弟、家族会事務局次長)

 私は話す機会はなかったのですが、トランプ大統領と安倍総理を見て、この二
人なら解決できると思いました。

 アメリカにとって、日本人拉致事件は相当のことになったのですが、それを真
剣になって言ってくださいました。大統領は椅子にもたれることはなく、前かが
みになって真剣に、険しい顔で私たちの話を聞いてくださいました。時には腕を
組んで、本当に真剣な眼差しでした。感謝したいと思います。

 1776年に、トーマス・ジェファーソン(後の第3代大統領)という人が独
立宣言の草稿で、譲れない権利として、生命に対する権利、自由に対する権利、
幸福追求に対する権利を書き、その精神は今に引き継がれています。トランプ大
統領にもこの精神があるからこそ解決しなければならないと思いながら、我々の
話を聞いてくださったと思います。

 二人が政権についている間に帰って来られるよう我々も頑張りますし、政府に
も頑張ってほしいと思います。

(2につづく)



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