救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

文氏を陥れる北の「五輪戦略」、西岡力(2018/02/16)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2018.02.16)

 以下は本日の「産経新聞」正論欄に掲載された西岡力救う会会長の原稿です。
参考情報として送ります。

■文氏を陥れる北の「五輪戦略」、西岡力

<参考情報>

 平昌五輪で沸く韓国を訪れた。韓国の新聞やテレビは北朝鮮選手の動向や金与
正特使らを最高の儀典で接待した文在寅政権の様子、北朝鮮楽団の公演ばかりを
伝えていた。韓国のマスコミだけを見ていると、おとぎの国から王女さまが来て
平和がやってきたかのような錯覚に陥ってしまう。

≪核ミサイルも人権も蚊帳の外≫

 ある保守言論人は、白頭山の血筋、金日成の直系家族が初めて韓国に来たと騒
いでいるが、彼女には必ず以下の修飾語をつけなければならないと語る。「朝鮮
戦争を起こした戦犯、金日成の孫」「ソウル五輪を妨害しようと航空機テロを起
こして115人を殺し、核開発を優先して北朝鮮住民300万人を餓死させたテ
ロリストで虐殺犯、金正日の娘」「国連が人類の敵と規定した金正恩の妹」だ。

 文大統領は忙しい日程の中、金与正特使と4回会って、1回午餐(ごさん)会
を主催した。一緒に過ごした時間は合計10時間ほどだ。それだけでなく、首相、
統一部長官、大統領秘書室長が超高級ホテルのレストランを使い、彼女らを1回
ずつ食事会に招いている。安倍晋三首相とは首脳会談と開会式行事で会っただけ
で、食事会はなかった。

 驚くべきことは、文大統領らが金与正特使らとこれだけ長い時間を一緒に過ご
しながら、核ミサイル問題について一度も言及していないという事実だ。これは
大統領官邸が「核問題のカの字も出しませんでした」と認めている。金与正特使
がにこにこしながら「近く平壌でまた会いましょう」などとあいさつを残して機
嫌良く帰っていったのは、聞きたくないことを文政権が言わなかったからだ。と
ころが、この重大な事実をも韓国マスコミは大きく扱わない。

 もう1つ、韓国マスコミがほとんど報じなかったのは北朝鮮人権問題だ。ペン
ス米国副大統領は北朝鮮旅行中に逮捕され、帰国後に死亡した米国大学生、オッ
トー・ワームビア氏の父親を平昌に同行させた。また、脱北者人権活動家らと面
会した。安倍首相は開会式直前のレセプションで金永南・最高人民会議常任委員
長に「拉致問題を解決し、横田めぐみさんをはじめ、すべての拉致被害者を返し
てもらいたい」と迫った。しかし、これらの事実も韓国マスコミでは報じられて
いない。

≪「南北協議」で時間稼ぎを狙う≫

 韓国では今、マスコミの信頼度が大きく低下し、SNSを利用した言論媒体が
多数生まれている。保守言論人の趙甲済氏が主宰する「趙甲済テレビ」は毎日数
本の動画をアップし、再生回数は1日20万ビューを数えるという。昨年末から
始まった北朝鮮の核開発など軍事問題や共産主義の実像などを扱うネット個人テ
レビも累計100万ビューを超えたという。「平昌オリンピック犯されちゃいま
した、どうして北の言うままになっちゃうんですか」などと叫ぶラップソングは
150万ビューを超えて若者にブームを起こしている。

 複数の情報によると、金正恩朝鮮労働党委員長が平昌五輪参加と文大統領の訪
北要請を決めたのは昨年12月中旬という。米国が軍事攻撃を実施するかもしれ
ないという危機感と、経済封鎖に近い制裁による外貨枯渇と石油不足がその背景
にある。五輪参加により金正恩氏が得たものは、五輪期間中の米韓軍事演習延期
と韓国内の“北朝鮮ブーム”だけだ。

 文大統領の平壌訪問を準備するため五輪中にも南北の協議が活発化するだろう。
今度は韓国から特使を送るという。秘密裏に準備された金大中、盧武鉉訪朝とは
異なり、今回は文大統領に表の場で訪朝を促した。ここには南北協議が進んでい
る間、米軍は軍事攻撃できないはずであり、南北協議を妨害しないために米韓軍
事演習の再延期を文大統領が持ち出すだろうという読みがある。

≪最高度の圧力行使しか道はない≫

 文大統領は自分が平壌に行くためには、米朝協議の進展が必要だと特使らに話
した。文大統領は自分が主催する開会式前のレセプションでペンス副大統領と北
朝鮮代表との対話を実現させようと画策して失敗した。ペンス氏は事前に北朝鮮
代表とは移動経路を別にしてほしいと要請していたのに、文政権はそれを無視し
てペンス氏と金永南氏を同じテーブルに座らせる座席配置をした。それを直前に
知ったペンス氏がレセプションに30分遅く来て、着席せずに5分で退席した。
ソウルで私が会った米国関係者は「これが同盟国に対するやり方か」と怒ってい
た。

 米国は北朝鮮から核ミサイルを取り上げることを政策目標としている。北朝鮮
との対話はその手段という位置づけだ。日本には拉致被害者全員救出というもう
1つの目標がある。安倍首相はそれらの目標が実現するまで北朝鮮への圧力を最
高度にし続けなければならないと繰り返し語り、そのために懸命の外交活動を続
けている。

 韓国保守リーダーは「安倍首相が私たちの言いたいことを代弁してくれている」
と称賛していた。私も拉致被害者救出と核問題解決のためにはその道しかないと
考えている。

以上



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2018/09/21
9/23(日)は国民大集会
2018/08/17
9/23(日)に今年2回目の国民大集会
2018/08/10
1回は拉致解決のチャンスが来る−東京連続集会報告5
2018/08/09
1回は拉致解決のチャンスが来る−東京連続集会報告4
2018/08/08
1回は拉致解決のチャンスが来る−東京連続集会報告3

■ 過去のメールニュース ■

  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■

国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3