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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢−東京連続集会報告5(2017/11/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.11.28-2)

■トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢5

◆「全員」かどうかは北が知っている、日本は検証する

 だから、「全員一括帰国」というのは降ろさない。日本だって譲歩している。
日本政府の拉致解決の定義は、全員の帰国と、真相究明と実行犯の引き渡しの3
つあるけども、1つ目だけでいいと言ってやっている。2と3は後でいい。降り
ることは国家としてできませんが、時差があってもいい。

 しかし、1つ目を分割するのは絶対だめ。最優先で、国家犯罪の被害者である
拉致被害者を全員返せ、と。「全員」というのはあなたたちが知っているでしょ
う。あなたたちが「全員」という人を全部返しなさい。間違っていたら約束して
いたものは何も出しませんよ。我々はあなたたいが全員というのを、帰ってきた
後徹底的に検証しますよ。それで一人でも残っていたら、せっかくあなたたちが
譲歩したのに、ほしいものは何も出しませんよ。そういう話をしねかればならな
い。

 「全員一括帰国」、これを絶対に降ろしてはならない。先ほど拓也さんも言い
ましたが、これから色々な変化球が来るかもしれません。国内には北朝鮮とつな
がっている人がいますから、統一戦線部が色々なことを考えていることの反映だ
と思います。

 我々は、「報告書ではなく帰国」と言っていますが、その帰国というのは「全
員一括帰国」です。「全員一括帰国」に北朝鮮が乗ってくるなら、核問題が動か
なくても日本は動く。安倍総理の訪朝を求めるなら「全員一括帰国」を約束しな
さい、と。

 本来なら「行動対行動」で、まず全員が帰ってきてから安倍総理に平壌に言っ
てもらうのが筋だけど、こちらも譲歩して、安倍総理の帰りの飛行機に乗せてく
れるなら行ってもいい、と。

 我々には、拉致の解決には1から3が必要で、さらに補償まで含めると4があ
る。でも1が先にあれば、こちらも取引に応じる。但し全員でなければだめだ。
こっちだって譲歩しているうだ、と。実行犯の引き渡しは後でもいい。国家とし
て実行犯には国際指名手配もしている。

 しかし、「全員一括帰国」は絶対譲れない。今拉致の旗が飛ばされないところ
にまで来ましたが、今度は向こうが譲歩する局面の中で、くせ球が色々くると思
いますが、「全員一括帰国」だ、と。

 アメリカは、核が検証可能な形で入ってくると言っているわけです。我々はそ
れにプラスで「全員一括帰国」がされるなら、核が動かなくても交渉はできます
よ、と。その交渉をすることについてはトランプ大統領も深刻さを理解してくれ
ているので、裏切ったことにはならないだろう。

 田中均さんが2002年9月に失敗したのは、アメリカに根回しをしていなかっ
たからです。アメリカはカンカンに怒ったそうです。北朝鮮は核開発をしている。
テロリストに核を渡すかもしれない。「悪の枢軸」だと言っているのに、北朝鮮
に多額のお金を出そうとした。

 だから家族会・救う会がアメリカに行った時、すごく待遇がよかったのです。
それはアメリカの国益と我々がやっていたことが一致していたからです。下院議
長にも会えたし、上院議長は副大統領なんですが、上院のトップは共和党の院内
総務で、この人にも会えた。「こんな人には普通の国の大臣が来ても会えません」
と言われました。残ったのが大統領ですが、ブッシュ大統領も会ってくれたので、
全部会えたのです。

◆恐れを相手に抱かせるテロとは、恐れずに戦うのが原則

 ありえないことがあったのです。それはアメリカの国益にとっても通じること
を我々が言っていたし、同時にアメリカは「テロとの戦争」の真っただ中だった。
その時、テロの被害者の家族が、「犯人を刺激すると危ないから制裁をやめてく
ださい」とは言わないで、「もう一回制裁をかけてください」と言いにきていた。
テロ支援国指定をやってくれと言っていた。

 テロとは何かというと、テラー、恐れを相手に抱かせることです。戦争までや
る力はないんです。軍隊対軍隊の戦争をする力はないけれども、民間人をむざむ
ざと殺すことによって、ある政策を実現しようとするわけです。

 それは恐れです。いつ何が起きるか分からないと、相手に恐れを抱かせる。そ
れに対しては恐れない。テロとは闘うのが大原則なんです。アメリカ中でいつ毒
ガスが爆発するかも分からない、そういうパニックもあったわけですが、アメリ
カは闘うという選択をしたわけです。いまでもテロは続いていますが、闘う。テ
ロリストに譲歩しない。

 家族が人質をとられたら、普通「刺激しないでください」とか言いにくるはず
なのに、家族が制裁してくれと言いに来ている。アメリカ人も国中が人質にとら
れているのと同じなんです。ニューヨークでテロが起きたので。アメリカ国内で
安全な場所はない。だからといって中東政策は変えない。要求に応じないで闘う。

 被害者の家族も闘ってるということで、心と心が通じた部分があったのではな
いかと思っています。

◆準備はかなりできた

 今からいよいよ嵐の中に安倍丸が入っていく。しかし、準備はかなりできた。
トランプ大統領に拉致問題の深刻さを認識させることには120%成功した。ト
ランプ大統領が演説で、国連と韓国国会でも拉致を言っている。

 これから北朝鮮が置きこまれた時に、多分交渉局面に入ると思います。もうちょっ
と軍事的圧力が必要なのか。でも9月15日以降挑発がないということはどうい
うことなのか、もう少し見なければ分かりません。でもそうなるだろうと思いま
す。

 そうなった場合、アメリカが先に交渉した場合でも、拉致が置き去りにならな
いようにアメリカと足並みを揃えながら、アメリカにそれを要求し続ける。要求
とは何かといえば、ブッシュ大統領が金融制裁を解除した時には、拉致問題の
「進展」と言って、北朝鮮が「再調査」と口で言ったら、それでテロ指定を解除
してしまった。

 しかし、我々は「進展」ではないと。全被害者の一括帰国がない限り譲歩しな
いでくれ、と。日本は絶対金を出さない。制裁を解かない。しかし、一括帰国が
あれば、真相究明や実行犯の引き渡しは少し遅れてもこちらは交渉に応じる、と
いう線を確認して嵐の中に入っていく。いけば十分勝算はある。

 年内ということはちょっと遅れましたが、しかし準備はできた。まだあまりに
も変数が多すぎて、いつどうなって、いつ帰ってくると言えるところまで来てい
ませんが、やれる限りの布石は打ったのではないかと思います。

 今までえの運動で、アメリカに対してやってきたことがここまで来た。安倍総
理が「最優先だ」とちゃんと言っている。そういう中でいよいよ最後の真剣勝負
になるのではないかと思います。我々拉致被害者救出運動としては、「全員一括
帰国」は絶対譲れません。あべさんはそうでない交渉をするようであれば、我々
は安倍さんだって批判する。

 でも今はそんなことはなく、北に向いて、アメリカに向いて、致被害者を全員
取り戻すと言っているから支持しているわけです。同じ気持ちでずっと闘ってき
ましたから、安倍総理くらい被害者を全員取り戻したいと思っている人はいない
と思っていますので、そういう総理を先頭にして嵐の中にこれから入っていくわ
けです。

 もう入っているかもしれない。それが今の考えです(拍手)。

【質疑応答】

問 拉致問題も核問題も根は同じと思いますが、トランプ大統領はどう考えてい
るでしょうか。

問 拉致被害者がどこにいるかについて、安倍政権は生存情報をつかんでいると
考えていいでしょうか。

問 在日の人がお金を、宗教団体が北に食糧を送っているという話を聞いたこと
がありますがどうでしょうか。私のような庶民ができることはどんなことでしょ
うか。

問 朝鮮総連から送金が行われていると思いますが、もっと締め付けをした方が
いいのではないでしょうか。

西岡 トランプ大統領の韓国の国会での演説を読まれるとよく分かると思います
が、北朝鮮国内の人権状況を大変よく知っています。それも許せないと明確に言っ
ています。ただ家族は、自分の家族の話をしに行ったので、専門家として行った
わけではないです。家族の深刻さをしってもらうことには成功したと思っていま
す。

 「韓国の大統領が言うべきことをトランプ大統領が言った」と韓国の保守派は
みんな感激していました。トランプ大統領の韓国の国会での演説を読まれると北
朝鮮に対する認識がよく分かると思います。

 情報については、ここに書いてあること以上は私も何も言わないことにしてい
ます。日本政府がどういう情報を持っているかは私は知りません。持っているの
ではないかと推測はしています。少なくとも11年間情報室があって、情報収集
をしているんですから、持ってなかったら怒るぞと対策本部の人に言っています。

 情報関係の人たちは、情報のことに触れると、それがまた情報活動にマイナス
になるということもあって、口が堅いですね。私のような民間人が、生存情報が
あると言いまくっているのは、役割分担だと思っています。

 経済制裁のことですが、朝鮮総連の送金はほぼ止まっています。90年代の初
め、私たち「現代コリア研究所」は600億円送っていると日本で初めて主張し
ましたが、内閣調査室が調べたら1800億円から2000億円だったと、内閣
調査室の人に直接聞きました。「先生たちが言っているより多かったですよ」と
言われました。

 しかし今は、厳格な法執行というのをやっていて、ほぼ止まっています。多額
のお金はいっていません。それは厳しく監視しています。ただ食糧については、
日本から出すのは全面禁輸ですから一定の制限があると思いますが、国際社会は
制限していません。

 食糧は餓死につながるものですから、食糧輸出だけは禁止の対象にならないの
ではないかと思います。そこまで求めるかどうかは議論の分かれるところで、ター
ゲットは金正恩の39号室資金です。外貨を断つことです。市場に売られている
食糧は中国製が多いですが、そこまで止める必要はないと思っています。

 何ができるかということですが、関心を持ってこういう集会に来ていただきた
いと思います。あとは署名集めやバッジをつけていただくことですが、家族にとっ
ては関心を持って一緒に闘ってくださる方がいるということが一番の励ましだと
思います。

 周りの人にも是非伝えていただきたいですし、こういう集会にもお誘い合わせ
の上出ていただければありがたいと思います。今日来てくださったことだけでも、
役割をはたしてくださったと思っています。以上です(拍手)。

以上


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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
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