救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する米朝関係と拉致問題−東京連続集会報告6(2017/08/04)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.08.04)

■緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略−東京連続集会報告

◆軍事攻撃後の平定作戦が大事

島田 絶望してはいけないという結論に当然なるわけですが、やはり日本が主体
的に何ができるのかということを考えると、ほとんどないんですね。議員のほと
んどは何も考えていないでしょうし、現在の安倍政権においても、今日配布され
た「正論」でも私は指摘していますが、北朝鮮が混乱自体になった時、自衛隊が
救出に行くことを考えたのですが、制空権はアメリカに確保してもらう。かつ自
衛隊の武器使用には色々制限があるので、米軍に自衛隊を保護してもらわなけれ
ばいけない。要するに1から10までアメリカに条件を整えてもらってという話
です。

 トランプさんは、イラク戦争の失敗は占領軍としてずるずると居続けたことだ。
そもそも攻撃事態がおかしかったと言っています。戦争をするとき、アメリカは
相手をつぶす能力は極めて強いですが、その後の占領行政で米軍兵士に死傷者が
出るわけですから、北朝鮮に軍事力を行使する場合も圧倒的な海空軍パワーで拠
点をつぶしまくる。後は隣のアジアの国がなんとかしろ、というかっこうになる
可能性が強い。

 占領軍としてアメリカが長期に留まることは、トランプ氏が去年の選挙戦中に
「馬鹿げてる」とさかんに言っていました。そんなものは周辺諸国に責任を持っ
てやらせればいい、と。

 従って韓国や日本は、アメリカは金正恩本人も狙うし、軍事力もつぶせるだけ
つぶす。後の平定作戦は韓国と日本がやれという話になる可能性が非常に強い。
その時、「法上日本は何もできません」では話にならない。

◆危機が目の前にあるということを感じる時

西岡 私も米軍の情報関係に近い人と時々会うんですが、同じことを言っていま
した。「つぶすのは簡単だ。しかしその後が問題。軍事攻撃を躊躇する理由の一
つは、後のプランができていないことだ、と。

 イラクでもリビアでも、せっかく倒した後、逆にテロ勢力が跋扈するようになっ
た。しかし、アメリカ軍は攻撃したら休暇をとって帰ると思っている。残って何
か統治をする準備はない。確かに英語しかしゃべれない人が北朝鮮を統治できな
いでしょうし、その場合にまずは韓国政府がどういう対応をとるかということで
すが、今の政府は、そういうことに反対するような政府です。

 そういう中で中国にやらせるのかという話が今出ているわけです。自衛隊が言っ
ても治安維持はできません。朝鮮語ができませんから。できるとすれば韓国軍し
かないんですが、韓国軍の統帥権者がそういうことを望まない人を国民が選挙で
選んだのが今の状況ですので、そこが軍事力を使えない一つの要素になるとする
と、金正恩は追い込まれたと思わないのではないか。すると最後に日本に譲歩し
てくることはなくなるかもしれない。

 様々な変数があり、まだ結論的なことは言えませんが、島田さんの話でも、ア
メリカは一枚岩でないことが今日よく分かりました。アメリカも両極化していて、
一枚岩ではない。様々な考えがアメリカの中にもある。保守派の中にさえあると
いうことですね。

 そしてトランプという、ういう経験があまりない人が最終決断をするところに
いる。世論の中には爆撃すべきというものもかなりあるが、世論は移りやすくて、
泥沼のような戦争になったら、そんなことじゃなかった筈だというかもしれない
と、島田さんが指摘したようなこともある。

 しかし、列車が近づいていることだけは間違いない。トランプは「戦略的忍耐
は間違いだった」と言っている。アメリカ本土まで届く核・ミサイルを持たせな
いということからして、「戦略的忍耐は間違いだった」と言っている。

 忍耐しないと言っても、彼の任期は4年ですから、来年が終わったら、DIA
の報告で言うと、核・ミサイルができてしまうと言っている。できてしまったら、
「戦略的忍耐は間違いだった」と言った自分が間違いだったことになる。

 私は、「産経新聞」に寄稿した中で、ティラーソン国務長官が、「北朝鮮の問
題には少し時間がかかるが、ある程度の忍耐は必要だ」と言ったので、「あなた
は忍耐は間違いだと言っていたんじゃないか。忍耐するのか。オバマ政権の対北
政策を批判する資格はない」と批判したんですが、そういう中でアンテナを立て
ながら、安全に全被害者をどう取り戻すかということを、北朝鮮の核を取り上げ
るという大戦略の中でまず最優先でやらなかればならないと。

 最初の話に戻りますが、しかし、4月に比べて列車は少し近づいている。緊張
は全然下がっていない。むしろ高まっている。そういう危機が目の前にあるのに、
危機だと思っていない。

 アメリカの空母が来ない限り危機じゃない。本来ならアメリカの空母が来てね
いことが危機でもあるわけです。北の核武装を容認してしまうという危機もある
んです。そういうことについてほとんど議論がないこと自体がまず危機で、そう
いう中で拉致被害者を安全に取り戻すという2つ目の目標を我々は考えている。

 安倍政権は第一次政権以降、拉致問題対策本部を作り、拉致問題担当大臣を置
いているわけです。そこで北朝鮮が三度目の譲歩をするかもしれない時期がきた。
今までは拉致対策本部がなかったから失敗したとも言えたわけですが、今はそう
ではない。

 ライフワークとして拉致問題に取り組んでいる人が総理大臣で、危機ですけれ
どもチャンスも来ている。ここでも取り戻せなかったら、家族の人たちの健康状
態を含めて、本当に取り戻すことができない結果になてしまうかもしれないとい
う点で、我々も追い詰められているんですが、金正恩も追い詰められている。

 危機が目の前にあるということを感じてない人たちに私は本当にいらいらして
ならないんです。

島田 今臨時ニュースで「稲田防衛大臣辞任」と出ました。内閣改造前に辞任す
るでしょうが、やはり今日話をしてきたように状況にあるわけで、アメリカによ
る軍事攻撃があってもおかしくない状況です。そういう事態に対処できるような
見識、そして今合法すれすれのラインですが、違法になってもいいからとにかく
拉致被害者を救出に行くんだという意思を持った、しっかりした人を防衛相にす
ることが大事ですね。

◆閉会中審議をするならミサイル問題を

本間勝(田口八重子さん兄)

 みなさんこんばんは。私の兄飯塚繁雄が東京連続集会には必ず来て、みなさん
に拉致被害者の救出を訴えてきましたが、ちょっと健康を害して、検査入院のレ
ベルですが入院していることを報告させていただきます。

 島田先生から、米中韓の情勢と拉致被害者救出の話がありました。安倍政権が
支持率26%と言われているような状態にまで落ち込んだ。拉致被害者の救出は
今後どうなるのか。政府に実行力があって、色々な問題を解決していけるのかと
いう不安があります。

 政府は強力でなけれなばらないわけですが、最近の情勢を見ると、色々なこと
で足を引っ張られて弱体化に向かっているのかなと心配です。安倍さんという人
は、2002年の小泉訪朝の時から拉致問題に関係してきています。そして政権
を担った時に、自分が拉致問題を最優先で取り組みます、責任を持って解決しま
すと言われた。

 その人がこの先、安定した政権を保てないならば難しくなってくる。当然北は
それを見ているわけです。交渉するには安定した政権を求めるでしょうし、野党
の民進党でさえ弱体化している。与野党が不安定になっている状況です。これで
拉致問題の解決に行動していけるのか。

 今閉会中審議を加計問題でなどでやっています。拉致問題は通常国会では取り
上げられていますが、閉会中でも何か問題があれば議員が集まって討議できるの
であればですが、北朝鮮がミサイルを飛ばし続けている状況に対し、日本は何も
手を打てないんですよね。

 国内にもしミサイルが飛んできたらどうしようかと、避難訓練をやっている始
末ですよね。日本のEEZ(排他的経済水域)の範囲内にミサイルが飛んでくる
ということは、漁民がいたり、飛行機が飛んだりしているわけですから、もし漁
船に落下するような被害を受けたらどうするのか。政府は何の対策も打てないの
か。そういう状態です。

 北に対しては、「ミサイルの開発をやめろ」と言葉で言っているだけで、何の
実力行使もしていない。北朝鮮への制裁はあらゆる手段で対処して拉致問題に取
り組むことになっているわけですが、ミサイルを連発され続けている。

 拉致問題だけでなく、日本国民の安全を現実に脅かしているわけですから、朝
鮮総連関係の学園の公金支出は即止めて、資金が北朝鮮に流れ込まない対策をす
ぐにうつことこそ、北に対しての実力行使なんです。日本ができることとです。

 武力も使わず、日本国民がお金を使って北朝鮮を援助しているような状態にな
らないように、即実行してほしい。私は今の情勢をみながらそう思っています。
ありがとうございました(拍手)。

西岡 9月17日の国民大集会には櫻井よしこさんに総合司会をしていただき、
安倍総理にも出席を要請しています。また、9月前半に訪米を予定しています。
アメリカの世論が両極化、先鋭化している中で、トランプ政権に対し、拉致を含
む人権問題の重要性を考えるべきこと、日本に協力を求めるなら被害者救出に関
心を示さないと日本は協力できないということなどを訴えたいと思っています。

 また、9月17日といえば1年のほぼ3分の2が過ぎようとする頃です。運動
方針は変えませんが、最高責任者を含めて各党代表が、全員救出のために9月ま
でに何をしてくれて、今の見通しはどうなのか。我々はまだ可能性があると思っ
ていますが、そのためには全関係者が全力を尽くすことが前提です。「求めよ、
さらば与えられん」であって、求めなければ道は開けません。できる限りのこと
をみんなでしていくしかない。

 家族会の人が次々とここに来れなくなりつつあります。それはあきらめたから
ではなくて、運動の最先端に立って体を張って闘ってきたからこういう結果になっ
ているわけです。我々もできる限りのことをやって、天命を待ちたいと思います。

 日本人が怒っていることを欠かしてはいけませんので、様々なところに足を運
んでいただき、ご協力を是非お願いいたします。絶対負けない。向こうにいる人
たちが今どんな気持ちで日本側の空を見ているのかと思うと、我々はあきらめる
わけにはいかない。宜しくお願いいたします。一緒に頑張りましょう(拍手)。

以上


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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

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東京都
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