救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

救う会全国幹事会開催(2003/09/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.09.28)


■ 救う会全国幹事会開催


 本日9月28日、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会は東京で
全国幹事会を開催しました。

1 6組織が新規加盟
 オブザーバーとして、昨年9月以降、救う会と連携し各地で救出運動を展開されて
いる次の6組織がオブザーバーとして参加し、その場で救う会加盟を認められました。
なお、救う会加盟組織は「救う会○○」という略称を統一して使用すること決めまし
た。

富山 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための富山県民会議会
 
群馬 横田ご夫妻ら拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会
 
和歌山 拉致被害者家族を支援する和歌山県民会議

徳 島 北朝鮮による日本人拉致問題の解決をめざす徳島ネットワーク

愛 媛 拉致問題を考える愛媛県民会議

大 分 北朝鮮に拉致された日本人を奪還する大分の会
以上6県6組織

 幹事会で確認された現在の役員・幹事は次の通りです。
(平成15年9月28時現在)

会長    佐藤勝巳
常任副会長 西岡 力
副会長   島田洋一、黒坂 真
事務局長  平田隆太郎
事務局次長 福井義高

幹事
北海道・藤野 義昭
岩 手・熊谷 義弘
宮 城・安藤 哲夫
山 形・斎藤 純一
新 潟・馬場 吉衛
柏 崎・小山 雄二
茨 城・飯尾 博司
埼 玉・鈴木 松蔵
東 京・田代ひろし(新任)
千 葉・中村  実
神奈川・武山  章
長 野・塚田 敏燿
山 梨・山下 滋夫
福 井・池田 欣一
石 川・米光 正次
愛 知・服部 守孝
三 重・中川 法宏
滋 賀・上田  彰(新任)
京 都・中村喜代治
大 阪・朝生万里子
兵 庫・長瀬  猛
広 島・安藤 宗光(新任)
山 口・三好 克彦
鳥 取・今岡 祐一
島 根・諏訪邊康敬
福 岡・青木 英実
宮 崎・吉田 好克
熊 本・加納 良寛
長崎準・松尾 千秋
鹿児島・浜田 茂久
地方組織以上30

青年・山本閉留巳         
中大・渡辺 一実
その他の組織以上2

荒木和博、真鍋貞樹、兵本達吉、平田文昭、吉島信人
幹事会推薦幹事以上5名

小島晴則・会長代行は本日付けで辞任しました。
平田文昭・幹事会推薦幹事は長期間連絡が付かず退任としました。
新規加入6組織は次回までに全国協議会幹事となる代表者を届けていただきます。



2,国交正常化交渉に関する政府方針と「家族会」、「救う会」の運動方針について議
論し、以下のごとく、家族会が9月17日議決した共通認識を救う会として正式に承
認し、また、家族の帰国に備えての運動方針を議決しました。


家族会・救う会の共通認識(9月17日家族会で議決)

「日本政府は今年7月以前は、5人の家族帰国実現なしでも国交交渉を再開するとい
う言語道断の方針だった。
 5人の家族を帰国させる、その実現なしには日朝国交交渉は再開しない、そのため
に拉致問題の幕引きなどをはじめとする見返りを与えることはない、という現在の政
府方針は当然のことだ。
 日本政府は、10人をはじめとする安否未確認者究明など残る問題を、再開される
日朝国交交渉で最優先課題として扱うという方針を表明している。
 率直に言って、10人をはじめとする問題の進展も日朝国交正常化交渉再開の条件
として欲しいとの考えもあるが、現段階で我々としては、5人の家族の帰国実現を経
済制裁などの圧力を使って実現させていくということを当面の運動方針とし、国民と
ともに政府の現方針が後退しないように冷徹に見守る。
 北朝鮮側が誠実な対応を見せない以上、経済制裁を断行して圧力をかけていくこと
をこれまで通り要求していく」
なお、この共通認識が決められる背景には、次のような事実関係があります。

救う会の調査によって明らかになった事実関係
? 日本政府は昨年9月20日に閣議口頭了解で発足した「日朝国交正常化交渉に関
する関係閣僚会議」で、「日朝国交正常化交渉に関する基本方針」を決めた。そこで
は「国交正常化交渉においては、まず、拉致問題を日朝間の諸懸案の最優先事項とし
て取り上げる」とされている。つまり、帰国した被害者の家族の帰国問題も含めて国
交正常化交渉で取り上げるということだ。

? その方針通り、昨年10月29?30日日朝国交正常化交渉では、被害者家族の
帰国、10人の安否未確認者に関する正確な情報提供要求が行われた。

? その後、安倍副長官らが次回の日朝国交正常化交渉前に家族の帰国実現が必要と
いう趣旨の発言を続けていたが、これは政府方針ではなかった。

? 今年7月31日、「日朝国交正常化交渉に関する関係閣僚会議」の下に拉致問題
を担当するために置かれた「専門幹事会(拉致問題)」が開催された。そこで次のよ
うな政府方針が決められた。なお、この方針は9月19日安倍副長官退任直前に開催
された「専門幹事会(拉致問題)」で再確認された。

 第1は、5人の家族8人(ジェンキンズ氏含む)の帰国を最優先課題とし、その実
現が日朝国交正常化交渉再開の前提条件。
 第2は、家族帰国に代償は与えない。(厳密に言うと、唯一の代償が日朝国交正常
化交渉再開)
 第3は、「安否未確認の十人を含む方々に関する情報提供」を日朝国交正常化交渉
の最優先課題。
 政府が繰り返し言明している拉致解決なくして国交正常化なし、正常化前の経済協
力なし、方針も不変。

? 6カ国協議後、藪中局長が家族に示した方針はこれにもとづく。

? 政府は7月31日に従来までの方針に比べて一段厳しい方針を打ち出した、とい
うことが真相。

? ところが、我々の多くは、被害者家族の帰国と未確認10人に関する情報提供を
一括して求めているのが政府方針だと誤解していた。安倍副長官らは7月31日以前
に意図的に政府の方針として決まっていない厳しい条件を発言し、世論づくりを図っ
たようだ。




5人の家族帰国が実現した場合の運動方針

? 家族会・救う会が経済制裁を求めるなど毅然たる運動を展開したため、金正日が
折れてきたのだから、運動の成果と評価する。

? 5人の被害者とともに運動展開 
 5人の被害者が詳しい証言を公開する?警察事情聴取、単行本出版、記者会見、個
別取材。
 帰国した家族をメディアスクラムから守る枠組みづくりと平行。


? 経済制裁を求める運動強化・「死んだ」「未入国」などと通報された10人を助
けるためには経済制裁以外ないという論理を全面展開、

? 北朝鮮の主張を崩す決定的情報、証拠、証人の確保、調査会の活動支援、日本国
内協力者問題、韓国情報部の持つ情報への接近

? 帰国実現前に5人と10人の橋渡しとなる曽我ミヨシさん拉致事件について関心
を高める



3,10月25日午後、アミューズメント佐渡にて開催される「曽我ミヨシさんを救
出する佐渡島民大集会」(同集会実行委員会、、曽我さん母娘を救う会、家族会、救
う会全国協議会共催)に全力で取り組むことを決めました。集会では曽我ひとみさん
が「私の愛するお母さん曽我ミヨシを救ってください」と訴えます。家族会会員、救
う会役員幹事は全員集会に参加し、ミヨシさん救出の決意を語ります。入場には整理
券が必要です。詳しいことは後日、本メールニュースでもお伝えします。





4、来るべき総選挙で、衆議院選挙立候補者への拉致問題アンケート(家族会・救う
会)を実施することを決めました。アンケートは各地の救う会が以下の統一用紙で実
施し、公示前日に記者会見、メールニュースなどで公開します。拉致解決のための経
済制裁実施を選挙の争点することが目的です。

お名前
所属政党
選挙区

  1, 貴殿は、北朝鮮による日本人拉致をテロと認識しますか。

    はい
    いいえ
    その他

    その理由




2, 拉致問題解決の手段として経済制裁(北朝鮮への送金制限、北朝鮮との貿易制
限、北朝鮮船の入港制限)を行うことを可能とするための外国為替法改正、特定船舶
入港制限を定める新法制定に賛成ですか

(A)送金制限、貿易制限を可能にする外国為替法改正

   賛成
   反対
   その他

   その理由



(B)特定船舶入港制限を定める新法制定に賛成ですか

   賛成
   反対
   その他
  
   その理由





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担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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