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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

救う会福岡が6カ国協議終了で声明発表(2003/08/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.08.29-2)


■ 救う会福岡が6カ国協議終了で声明発表


救う会福岡(青木英実代表)が以下の声明を発表しました。


6か国協議終了についてー経済制裁の実施を重ねて要求する

北朝鮮問題に関する6カ国協議は、本日29日、なんら具体的な成果も得られないま
ま終了した。
 拉致問題についても、日朝2か国での接触において、北朝鮮は従来の主張を繰り返
すのみで、なんら誠意ある姿勢を示さなかった。
 現在帰国している拉致被害者5人の家族の帰国にも、横田めぐみさんはじめ未確認
者についての消息確認にも全く答えようとしなかった。
 われわれはこのような北朝鮮の態度に強く抗議する。
 今回の6か国は協議は中国、ロシアなどの加わった、北東アジアをめぐるパワーゲー
ムのための「政治ショー」に終わった観がある。
 日本代表団は一応原則的な姿勢を示したが、これも所詮は国民世論の厳しさを恐れ
てのことであろう。
 現状では拉致被害者は単なる政治的外交的取引の駒にされてしまう恐れがある。
 万景峰号入港時における救う会関係者への脅迫、韓国における人権活動家・市民団
体への暴行など、北朝鮮のテロ国家としての本質は何一つ変わっていない。
 6か国協議の場でも、核開発続行、核実験実施などを明言し、国際社会を恫喝し続
けている。
 しかしながら、日本政府は、今回の万景峰号入港に際して、これをやすやすと認め、
PSCによる検査はしたものの、結局は同船を含む北朝鮮船舶の今後の入港に道を開い
てやることとなった。
 拉致被害者家族や支援者に対してはカバンの中まで調べて警戒する一方で、北朝鮮
側については本来武器になる可能性があるため持込禁止であるはずの旗竿を自由に持
ち込ませるなど、一体どこの国の官憲かと疑わしめるものがある。
 PSCも結局は、国民世論へ向けてのアリバイ作りであって、安全管理をすれば「ど
うぞおいでください」という北朝鮮へのメッセージと考えられる。
 テロ国家のスパイ船が堂々と入港し「どうぞご安全に」と勧告してもらうことが、
なぜ「圧力」や「毅然たる姿勢」になるのか、拉致被害者家族はじめ心ある国民は真
に怒りを覚え、強い疑問を持っている。
 すでに指摘したように、このような状況で、「話し合い」と称してただ言葉をやり
とりするだけでは、北朝鮮から拉致問題や核・ミサイル問題などで妥協を引き出すこ
とは全く困難である。ただ北朝鮮に、大量破壊兵器の量産や拉致事件の証拠隠滅のた
めの時間稼ぎを許すにすぎない。
 われわれが兼ねて主張しているように、北朝鮮に対して万景峰号はじめ全船舶の入
港拒否を含む本格的な経済制裁を実施すべきである。
                            以上
  8月29日
    北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会
                 代表  青木英実


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