救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

5月7日国民大集会に帰国した5人の拉致被害者出席決定(2003/04/04)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.04.04)

■ 5月7日国民大集会に帰国した5人の拉致被害者出席決定

 5月7日午後6時半から東京有楽町・国際フォーラムで開催される「拉致はテロだ!
北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ! 国民大集会?」に5人の拉致被害
者が挨拶のため出席することが決定しました。現在までに決まっている集会概要は以
下の通りです。チラシ・ポスターが7日(月)にできあがります。希望者は救う会全
国協議会までお申し込みください。

日 時・平成13年5月7日(水)午後6時半より(5時半開場)
場 所・東京国際フォーラム(ホールA)
主 催・北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(代表:横田滋)
北朝鮮に拉致された日本人を救出する全国協議会(会長:佐藤勝巳)
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(会長:中川昭
一)
北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会(会長:土屋たかゆき)

司 会=櫻井よしこ(ジャーナリスト)
ゲスト=日本政府代表、石原慎太郎・東京都知事
ブラウンバック米上院議員(交渉中)、韓国人拉致被害者家族、安明進(元北朝鮮工
作員)
登壇者=「家族会」(横田滋会長をはじめ家族多数)、「救う会」(佐藤勝巳会長)、
「議連」(中川昭会長、幹部議員)、「地方議連」(土屋たかゆき会長)、「特定失
踪者問題調査会」(荒木和博代表)
挨 拶=蓮池薫・(奥土)祐木子、地村保志・(浜本)富貴恵、曽我ひとみ




連絡先・北朝鮮に拉致された日本人を救出する全国協議会(「救う会」)
東京都文京区目白台3?25?11 〒112-0015
TEL.03-3946-5780 FAX. 03-3946-5784 

■ 救う会福岡がニュースレターを発行

福岡の会の「福岡救援ニュース」を全文転載します。


福岡救援ニュース
 北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会ニュースレター
                    平成15年4月4日号
                 編集発行人 青木英実
第6回福岡県民集会4月13日(日)に開催
 すでにお知らせしている通り、横田さんご夫妻、西岡力氏を迎え、午前中福岡市天
神警固公園で街頭行動の後、天神ビル11階会議室で午後2時から集会を開催いたし
ます。
 ご参集のほどよろしくお願いいたします。
 福岡救う会もいよいよ結成以来6年目(平成9年12月準備会結成、平成10年4
月正式結成)に突入しました。一層のご支援をよろしくお願いいたします。
3月30日(日)全国協議会幹事会開催。北朝鮮への制裁要求へ。
 3月30日全国協議会幹事会が東京港区友愛会館で開催され、4月15日に家族会
が外務省に面談、報告を求めることとなっています。ここで北朝鮮から誠意ある回答
がないのであれば、北朝鮮に対して制裁を求める運動を展開することと決定されまし
た。
 4月13日の本会集会はその第一陣ということになります。
 なお、家族会、全国協議会は2班にわかれて再度訪米し、アメリカの世論に訴える
こととなっています。
加藤久美子さん失踪事件についての中間的総括
加藤久美子さん失踪事件について、福岡救う会として現時点での経緯、調査結果をま
とめました。
1.事件の概要
 昭和45年(1970年)8月8日朝、北九州市八幡区(現八幡東区)在住の加藤
久美子さん(当時22歳)は、出勤のため自宅を出た後、自宅から徒歩10分ほどの
西鉄路面電車北九州線(現在は廃線)大蔵電停近くで妹と別れたまま失踪。「週末に
は編み物の先生とお茶会なので着物を出しておいてね」と母親に話しており、特に悩
み事もないように思われ、自ら失踪する理由は見当たらない。
 失踪直前も変わった様子は見られなかった。その後全く何の消息もなく、家族は身
元不明者の死体等について連絡を受けて見にいったりしたが、何の情報も得られなかっ
た。
2.本人の経歴
 昭和23年(1948年)1月1日生まれ。当時22歳。北九州市八幡区(現在八
幡東区)山王町出身。大蔵中学、私立北九州女子高(現八幡東区祇園町、現在は廃校)
出身。高校時代は生徒会役員を務めるなど活発な女性であった。昭和41年(196
6年)高校卒業後、八幡食糧協同組合、知人経営の喫茶店勤務を経て、失踪当時小倉
区(現小倉北区)にあった商品先物取引会社山佐商事総務部(その後倒産)に勤務。
同社は当時の関門商品取引所(下関市。現在は福岡市博多区へ移転。福岡商品取引所
となる)で穀物類の先物取引を行っていた。
 速記、ペン字、編み物、電話交換手など多方面にわたって資格を取るため活動して
いた。
3.失踪地の背景
 北九州市(下関市ならびに周辺の筑豊諸都市を含む)は古くから朝鮮半島と密接な
関係があり、とりわけ明治以降は近代鉱工業発祥の地として多数の朝鮮半島出身者を
受け入れてきた。戦前のある時期は日本国内でもっとも朝鮮人が多い地域であったこ
とは統計的に確かめられている。また戦中は徴用によって多数の朝鮮人労働者が製鉄
所、炭鉱などで働かされていた。
 戦前から定住した朝鮮人は日本人社会に根付き、地方議員も多数いた。
 戦後徴用された人々は多く帰国したものの、京浜、阪神、中京地区とならび強固な
在日朝鮮人社会を築いてきた。
 現在も八幡西区に朝鮮初中級学校、中高級学校、小倉北区に朝鮮幼稚園、朝鮮会館
があるなど、朝鮮総連に結集する北朝鮮系の人々の活動が活発に行われている。とく
に小倉区には朝鮮人居住地区が多数あったことが在日の人自身によって語られている。
近年も、万景峰号の寄港地として、下関、小倉が挙げられている。また、良質炭の出
ない北朝鮮の鉄鋼業を支える戦略物資コークスなどが北九州の港から大量に輸出され
ていた。八幡から良質炭を北朝鮮へ運ぶ航路があったとの情報もある。
1970年当時はベトナム戦争の最中であるが、朝鮮戦争、ベトナム戦争で最大の弾
薬貯蔵庫であった山田弾薬庫も本失踪事件のすぐ近くにある。
弾薬庫からは引込み線が日田彦山線につながり、城野駅近くで日豊本線へと合流して
いた。1968、69年頃は弾薬輸送反対で全国から過激派が集まっていた。
これらの場所が本事件の関係地を取り囲むように位置していることは明らかである。
したがっていわゆる土台人の存在にはことかかないと思われる。実際、同じ八幡区
(現八幡西区)木屋瀬出身で、北朝鮮に帰国後、脱北、先日日本訪問を果たした李紀
子さんの例はそれを事実として示すものである。
なお失踪の翌年昭和46年(1971年)には小倉区(現小倉北区)城野駅前で、病
院への見舞い帰りの若い女性を車で送ると誘い、海岸へ連れ出し拉致しようとして接
触に失敗、解放するという事件が起こったとの情報が寄せられている。
また本事件が明らかになった直後、特定失踪者問題調査会へ偽名で加藤さんが失踪し
た電停を知りたいとの怪電話があった。
4、失踪事件の時期
1970年3月にはよど号ハイジャック事件が起こっている。この時期は、いわゆる
帰国事業の中断時期にあたる(1971年に再開)。一連の拉致事件直前に特異な電
文放送が行われた周波数の放送は1970年頃にはじまったとの情報がある。
5、安明進証言について
本事件が特定失踪者問題調査会で発表された後、フジテレビ、日本テレビが相次いで
安明進氏に確認した中で、加藤さんが金正日政治軍事大学で横田めぐみさんといつも
一緒にいた女性とよく似ていると証言した。その後特定失踪者問題調査会が電話で安
氏に確認したところ年齢、身長などもほぼ一致した、さらに全身像を含む別の写真で
再度確認したところ彼女と確信するとの証言を得た。さらに3月末からの安氏来日に
あわせて調査会が重ねて確認したところ、千葉県出身の古川了子さん(1973年失
踪)同様、北朝鮮で目撃したことは確実との証言を得た。
なお古川さん・加藤さん失踪事案については、「北朝鮮に拉致された日本人を救出す
るための全国協議会」においては、3月30日の幹事会で拉致事件として認定する方
向で調査、調整を進めるとの決定に至っている。
6.結論ならびに要望
以上の経緯および諸情報に鑑み、福岡救う会としては、加藤久美子さん失踪事件につ
いて、北朝鮮による拉致事件である疑いが極めて濃厚であると考える。
全国協議会、特定失踪者問題調査会、政府関係当局においては、緊密に連携し真相の
究明に当たると同時に、家族に対して十分な情報提供と支援を行うように強く求める
ものである。

結成当初のこと(1)
本会が正式結成の準備をしていた、平成10年の3月、突然在日朝鮮人人権擁護委員
会(朝鮮総連佐賀本部内)委員「金清吉」氏ほか3人が、代表の大学研究室まで押し
かけてきた(他の本会メンバーが同席)。要は、拉致問題で会を結成するのは止めろ
ということであった。疑惑の段階で運動をするのはけしからん、在日朝鮮人子弟への
嫌がらせも起こる、この事件については疑いをもっている、そのうち真実は明らかに
なるだろうなどといいたい放題のことをいうので、いちいち反論して約2時間にわたっ
て議論になった。しまいには「先生、もしこれが(拉致事件が)間違いだったら公式
に謝罪してくれ」というので「自分も学者の端くれだからもしそうならきちんと謝る」
と答えた。結局持ち帰って対応を協議するということでようやく帰った。
持ち帰って協議するということであるから、もちろん個人の行動ではなく組織、機関
の代表として抗議、要請してきたわけだ。そこにおいて、われわれに謝罪要求までし
た以上、ここまで真実が明らかになったうえは当然誠意ある対応や弁明をして欲しい
ものだ。               


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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13 
担当:西岡力(事務局長 CYS01452@nifty.com)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
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