救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致問題連絡・調整室で懇談─家族会・救う会(2006/08/03)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.08.03-2)

■拉致問題連絡・調整室で懇談─家族会・救う会
 内閣官房拉致問題連絡・調整室の河村隆室長と山元毅同副室長が7月下旬に新
任となり、8月3日昼、同室会議室にて、外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事
官と新任の山田重夫北東アジア課長も出席して、家族会・救う会の役員との昼食
懇談会が持たれた。家族会から横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元
照明事務局長、横田拓也事務局次長が出席、救う会からは佐藤勝巳会長、西岡力
常任副会長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務局次長が出席した。

 冒頭、河村室長、山元副室長が拉致問題に取り組む決意を込めて挨拶、続いて
家族会・救う会出席者が一言ずつ述べた。家族会・救う会の主な発言内容は次の
とおり。

横田滋 これまでも頼りにしている連絡・調整室なので、情報提供その他ご支援
頂きたい。

横田早紀江 全国を回って運動をするようになって10年経っても消息がわから
ない。いつまで続くのか。家族会には高齢のご両親もおられ、1日も早く救出し
てほしい。いろいろな国々と力を合わせて拉致被害者の消息が分かるようになる
ことを願っている。

飯塚 室長は三代目だが、私たちは代わるわけにもいかず長丁場になっている。
今回の一連の動きでも横田家以外の情報が全くないのは、北朝鮮の思惑による。
拉致問題特命チームの動きについて少しずつでもいいから家族に知らせてほしい。

増元 訪米、訪韓の折は特にお世話になり感謝している。政府のポスターが配布
された先で貼られずにしまいこまれているところがあると聞く。指導してほしい
(河内室長より、総務省国際室を通じて、人目につくところに貼るように更に徹
底しているとの答え)。

横田拓也 今回の国際社会から北朝鮮に対する制裁はミサイル発射の結果なので、
拉致問題での制裁でもあるということについてもっと声を大きく挙げてほしい。
また帰国された拉致被害者からもっと有効な情報を引き出す努力をしてほしい。

佐藤 家族会・救う会が運動してきた経済制裁の発動、国際的な働きかけの二本
柱が、このたびのミサイル問題での中朝亀裂の大きな要因になってきたという情
報がある。また制裁として万景峰号を止めたことは拉致問題の解決に大きな影響
を与えよう。金正日ロイヤルファミリーの生活への直撃弾だ。北朝鮮はよもや万
景峰号を止めるとは全く考えていなかった。このことによって北朝鮮は、国連安
保理決議、サミット議長総括よりも打撃を被っているという。次は地下核実験し
かない。そうなれば国連憲章7章(制裁発動)で対応することになる。北朝鮮が
誠意を示さなければどんどん制裁していくべき。12月には東京で国際会議を開
催して国際的な圧力の声をもっと大きくしていく予定だ。

西岡 随時の資料だけでなく、定期的に室長からの通信を全国の家族に出しては
どうか。そうすれば家族の方々とのコミュニケーションもよくなる。

平田 金英男記者会見の後、韓国の大手新聞が大統領の対北朝鮮政策を厳しく批
判するようになり韓国世論も大きく変化しつつある。

 その後、梅田参事官から、ARF、10カ国協議、日中・日韓外相会談、ジュ
ネーブの国連人権理事会の強制的失踪作業部会などについて説明がなされた。

 その後、質疑応答、意見交換が行なわれ、最後に、このような懇談会を定期的
に行なうことを申し合わせて散会した。



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)

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