救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮国会議員が日朝を自由往来できて、なぜ拉致被害者が帰れないのか(2006/03/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.03.10-1)

 家族会・救う会では、3月6日、名古屋入国管理事務所が、朝鮮総連幹部で北
朝鮮の国会議員(最高人民会議代議員)である金昭子氏への再入国を本日許可し
たことにつき、緊急声明を出した。以下はその全文である。

■北朝鮮国会議員が日朝を自由往来できて、なぜ拉致被害者が帰れないのか

緊急声明

「北朝鮮国会議員が日朝を自由往来できて、なぜ拉致被害者が帰れないのか」

 名古屋入国管理事務所は、朝鮮総連幹部で北朝鮮の国会議員(最高人民会議代
議員)である金昭子氏が先月27日申請していた、再入国許可を本日、認めた。
大変口惜しいの一言である。

 北朝鮮政府は日本政府認定だけでも16人の日本人を拉致しながら数十年間、
拉致などしていないと開き直り、平成14年に拉致を認めたあともいまだにその
大部分の被害者を帰国させず、偽遺骨や偽死亡診断書などを出してきて一方的に
「死亡、未入境」などと開き直り続けている。

 家族会・救う会・拉致議連は、拉致問題が解決するまで彼女を含む6人の北朝
鮮国会議員への再入国許可を出すなと機会があるごとに申し入れてきた。

 北朝鮮国会議員は本国政府の政策に責任を持つ立場だ。一般の在日朝鮮人とは
違う。金氏は「自分の国に帰るのは人間の初歩的な権利」と語っているが、日本
から北朝鮮に帰ることは全く自由だ。問題になっているのは、北朝鮮に渡り国会
議員として政治活動をした上で、再び日本に戻ってくることだ。

 ところが、本日申請が認められた。私たちだけでなく多くの日本国民が「北朝
鮮国会議員が日朝を自由往来できて、なぜ拉致被害者が帰れないのか」という強
い疑問をもっている。日本政府は北朝鮮と朝鮮総連に対して現行法規を厳格に適
応するという方針を決めているが、今回の名古屋入管の決定はそれに反するので
はないか、説明を求めるとともに、次回申請ではこのようなことがないように強
く求める。

平成18年3月6日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳

参考:最高人民会議第11期選挙(2003年8月3日)で代議員に選出された朝鮮総
連幹部6人。
徐萬述(議長)三選、許宗萬(責任副議長)再選、梁守政(副議長・商工連会長)
再選、金昭子(女性同盟委員長・元愛知県本部委員長)初選、朴喜徳(総連経済
委員会副委員長・商工連顧問)初選、張炳泰(朝鮮大学長)初選



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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