救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「勝負の年の延長戦」今年こそ?国民大集会開催3(2013/05/07)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2013.05.07-2)

司会 ありがとうございました。次に日本維新の会を代表して、西村眞悟先生に
お願いいたします。

西村眞悟 今、曽我ひとみさんの姿を久しぶりに拝見して、思い出したことと、
そしてあの時が日本の危機であったということについてご報告させていただいた
上で、話を始めさせていただきます。

 曽我ひとみさんが帰ってきた時に、今においては想像できないことですが、日
本国政府は本気で、1週間から10日後に、曽我ひとみさんを北朝鮮に送り返す
という約束をしており、約束を守って送り返すつもりでいたわけです。

 我々拉致議連は暴れる覚悟をしました。しかし暴れる前に、政府の中で、一人、
わが日本国の意思として、断じて帰ってきた同胞を北朝鮮ごときに送り返さない
と突っぱねた人物がいました。それが中山恭子という政府側の人物でした(拍手)。

 平沼赳夫会長を初め、維新の会は中山恭子さんを拉致被害者救出の中心に据え
て戦っております。本来ならば、中山さんが党を代表して挨拶をするところ、大
阪方面における公務のため私が代ってお話しているわけです。

 我々は立法府におりますし、先ほど来法整備の話がありました。想像を絶する
訓練を日々続けており、命令があれば今ただちに北朝鮮に潜入して国民を救出で
きるという力を持っている部隊が自衛隊にあることを、みなさんにご報告させて
いただきます(拍手)。

 誠に想像を絶する部隊です。国会議員の見学はできません。なぜなら、国会議
員が見学すると、北朝鮮の人間のような国会議員が同じように見に来るからです
(笑)。名前は言いませんが、我々の国にはそういう人物を国会議員に送ってい
るということを、まず頭の中に入れながら覚悟を決めねばならない(拍手)。

 覚悟とは何か。先ほど来、圧力、制裁という言葉が出ています。圧力、制裁を
加えていけば、なぜ拉致問題が解決するのか。それは北朝鮮の独裁者とその一族
が、体制が崩壊してついには民衆に殺されるのではないかという恐怖を抱くから
でしょう。

 その恐怖を抱く前に何をするか。10数年前のように、「東京を火の海にする」
と脅迫してくることは必至です。その時に、「何を言うか。そんなことをすれば
平壌を火の海にするぞ」と言える力、核の抑止力を我々は持つ覚悟を決めて、北
朝鮮のいかなる核を使った恫喝にも屈指ないという国家を作らねばならないので
はありませんか(拍手)。

 これが我々の国会における戦いであり、皆さんに覚悟をしていただかねばなら
ないと申し上げる次第です。我々の眼の黒いうちに北朝鮮を打倒して、全日本人
を救出する日の近からんことを、皆さんと共に誓い合いたいと思います(拍手)。

司会 ありがとうございました。続きまして公明党拉致問題対策委員長、上田勇
先生、お願いいたします。

上田 今日は先刻より、この国民大集会に大勢の皆様方にお集まりをいただき、
大変ご苦労様です。今日はわが党からも数多く議員が出席させていただいていま
すが、代表して一言ご挨拶を申し上げます。

 この拉致問題が長引く中で、ご家族の皆様、ご親族の皆様、そのお怒り、悲し
みというのは、察するに思いあまるものです。 何とかこの問題を解決させなけ
ればならない。

 これまで、家族会や救う会の皆さん、そして拉致議連の先生方の様々なご努力
もあり、着実な進展はあるものの、なかなか目に見えるような大きな動きに結び
ついてはいませんでした。この問題は一日も早く解決しなければなりません。

 先ほども、安倍総理、古屋大臣からも、この政権でこの問題を必ず解決すると
いう強いご決意をいただきました。私たちも内閣をしっかりとサポートし、拉致
問題が前進し、解決する、そのために全力をあげて取組んでいきたいと考えてお
ります。

 取組まなければいけない課題は山積みですが、しっかりと皆様と力を合わせて
行動していきたい。そのように決意しています。

 どうかまた皆様方にも、引き続いてのご支援をいただけますよう、私たちも全
力で頑張りますので、宜しくお願いいたします(拍手)。

司会 ありがとうございました。続きまして、みんなの党幹事長代理、水野賢一
先生、お願いいたします。

水野 拉致問題というのは、言うまでもないことですが、極めて重大な主権の侵
害であると同時に、何の罪もない人を海の向こうに勝手に連れていくという極め
て許されざる人権の侵害である。これは絶対に許すことができないと同時に、絶
対に風化させてはいけないことだと私たちも考えています。

 その意味で、1029万にもなる署名というのは、国民が絶対に風化させない
ということの現れであると同時に、私たち国会にあるものも、先ほどオールジャ
パンでという声がありましたが、この問題に関してオールジャパンで、この声を
国政に生かすことをお誓いを申し上げてご挨拶と、救出への決意の言葉とさせて
いただきたいと思います。共に頑張りましょう(拍手)。

司会 ありがとうございました。水野先生がご自分でおっしゃらなかったのです
が、今北朝鮮の船は日本に入れません。しかし、その法律はなかったのです。そ
の法律を議員立法で作ってくださった中心になられたのが水野先生たちです(拍
手)。

 当時、そういう法律を作ったら何か起きますよ、というようなことさえ警備関
係者から言われていたと私は聞いています。そういう中でも、身体を張って立法
府として当り前のことをやってくださった、一緒に戦ってくださっている先生で
す(拍手)。
続きまして、生活の党副代表、広野ただし先生お願いいたします。

広野 私のふるさとは日本海側の、新潟県の隣の富山県です。富山県にも特定失
踪者がいます。私も西村眞悟先生と自由党時代からこの拉致問題をずっとやらせ
ていただいて、街頭署名運動もしましたし、ふるさと富山で集会も開きました。

 色々な形で、皆さんのお力が今日また結集して、改めて決意を新たにして、北
朝鮮による拉致問題にしっかりと対応していこうということだと思います。

 この北朝鮮が如何に理不尽で、とんでもない国であるか、これがまさに今の北
東アジアの平和の問題、いつミサイルを撃つか、こういう恫喝外交をまさに今やっ
ているわけです。

 そういう中にあって、拉致問題を全面解決するのは大変至難の業でありますが、
先ほど安倍総理が言われた通り、オールジャパンの力を結集して当たらなければ
ならない。

 北朝鮮は、本当に一部の、金正恩を初め、軍、党、政府の一部の人たちが支配
している。そして軍の拡大をしている。核・ミサイルに力を注いでいる。駐在の
ヨーロッパの大使等が帰られる時にお話になるのは、私も拉致特別委員会の委員
長をやりましたが、20万人を越す政治犯の収容所があるということです。

 まさに人権侵害、基本的人権が何もない。そういう中で拉致問題を起こしてい
る。こういう国でありますから、私たちはまた決意を新たにオールジャパンで頑
張っていかなければならないと思っています。

 今日は本当に皆さんが、決意を新たに、この全面解決のためにご結集いただき
ました。本当に一緒に頑張りましょう(拍手)。

司会 ありがとうございました。今日は本当にたくさんの国会議員の先生方が登
壇してくださっています。拉致議連事務局長山谷えり子先生より、参加議員の紹
介をしていただきます。

山谷 拉致問題解決のために超党派で活動している拉致議連のメンバーです。以
下読上げ。

衆議院27名
平沼赳夫(拉致議連会長)、以下50音順。青柳陽一郎、上田勇、漆原良夫、江
藤拓、大口善徳、大西英男、金子恵美、亀岡偉民、菅野さちこ、城内実、齋藤洋
明、高木毅、竹内譲、辻清人、土屋正志、西川京子、西村眞悟、古屋圭司、細田
健一、牧島かれん、松原仁、三ツ林裕巳、三宅博、山田美樹、山田賢司、笠浩史

参議院7名
有田芳生、金子洋一、塚田一郎、広野ただし、松下新平、水野賢一、山谷えり子

 拉致議連は本当に力強いメンバーで取組んでまいります。頑張りたいと思いま
す。宜しくお願い致します(拍手)。

司会 ありがとうございました。冒頭にも申し上げましたが、本日の集会は5団
体が主催しています。主催団体の1つでもあります、北朝鮮による拉致被害者を
救出する知事の会の上田清司会長、埼玉県知事にご挨拶をお願いいたします。

上田 みなさんこんにちは。私たちは、梅原さんが仙台の市長をやっている時に、
議連があるのに知事の会がないのはおかしいんじゃないかというサジェスチョン
をいただきまして、新潟県の泉田知事と相談をしながら、知事の会を発足させて
いただきました。

 一番存在感がある東京都知事の石原さんがいいだろうということで、会長になっ
ていただきました。国政に転進されましたので、私がお預かりする形になりまし
た。

 つい先日、埼玉県で35万6192筆の署名を飯塚代表にお渡しする機会をい
ただきました。ちょうどその時、「これで1000万を越えました」と言われま
して、私自身知らなかったのですが、1000万を越えるというちょうど節目の
時に、埼玉県議会を初め、各界各層の力を借りて埼玉県で署名を集められたこと
も、私は埼玉県を代表する形の中で、また埼玉県にお住まいの家族会の飯塚代表
にお渡しできたことは大変嬉しく思うところです。

 本当に、今こそというんでしょうか、これまでも色々な形で各政府にご努力を
いただきました。しかし、誰が見ても、安倍総理のもと、そして自分が最後の拉
致担当大臣になろうと決意をされている古屋大臣、これが今政府における最大、
最高の体制だと思っています(拍手)。

 従いまして、私たちはセンシティブな外交交渉はできませんが、しかし、党派、
会派を乗り越えて、同じ日本人として、このベストメンバーをしっかりと支える
ことはできるはずだと思っています(拍手)。

 ご下命があれば、私たち47の都道府県知事のみなさんと協力して、忠臣蔵で
はありませんが、47名です。いざという時には立ち上がって、私たちは埼玉で
近いんですから、たくさん人を寄せることはできると思います。

 遠いところからたくさんの人を集めることはできませんが、それこそ日比谷公
園を埋め尽くして、そう遠くない時期に、そのタイミングの時に、声をかけてい
ただきたい。是非そういうタイミングを作っていただいて、まさに日本中の圧力
を加えたいと思っております(拍手)。

 これからも、私たちも一緒に頑張ります。安倍総理、古屋大臣を初め、野党の
最も熱心な方々を集めて、超党派で対策協議会をなさっておられるこの体制を信
じて、お支えして共に頑張っていきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願
いいたします(拍手)。

司会 ありがとうございました。上田知事は、知事になられる前に拉致議連の副
会長をして、この集会に当初から出てくださっていた方です。今、知事の会の話
がありました。現職の知事があとお二人、かけつけてくださっております。
 いつも集会の度に新潟から来てくださいます泉田裕彦知事お願いいたします。

泉田 今年も、この場所に来ざるをえませんでした。新潟県からは、横田めぐみ
さん、そして曽我さん母子さん、蓮池さん夫妻、そして大沢さん、中村さん他、
本当に大勢の拉致被害者を出してしまいました。

 そして曽我さんはお母さんを求めて、今でも街頭に立たれています。これを不
条理と言わないで何を不条理というのか(そうだ!の声)。本当にこの状況を一
刻も早く解決したいと思っています。

 そしてこの解決を阻むものは何なのか。それは日本国が、日本国民を守る機能
を十分に持っていないことです(拍手)。ここに原因があると思っています。

 皆さんと一緒に、日本国が日本国民を取り返し、拉致被害者の一日も早い帰国
ができるよう、知事の会としても、上田会長を先頭に全力を上げて頑張りたいと
思います。皆さん一緒に頑張ってください(拍手)。

司会 ありがとうございました。新潟県は昨年度の予算で、朝鮮学校への支援の
執行をしませんでした。今年度の予算にも計上しなかったと聞いています(拍手)。

 続いて、佐賀県から古川康知事が来てくださいました。ひとことお願いします。

古川 佐賀から東京までは飛行機で1時間4、50分です。その時間を北に飛べ
ば北朝鮮に着く、そういう場所に佐賀県は位置しています。

 現在、確認されている拉致被害者こそゼロですが、非常に朝鮮半島に近いとい
うことがあって、県民の中には、この拉致が報道された以降、自分が住んでいる
地域にいつ何時、北朝鮮から拉致をする人間たちが来るのではないかと思って夜
も眠れないとおっしゃっている方も現実におられます。

 今確認されている人はいないかもしれません。しかし、本当はおられるのかも
しれません。そもそも現実に被害者になっておられる方を救出できずにいること
から、県民の中に夜も眠れないという人がでてきているのかもしれません。

 先ほど来、お話が出ているように、国民を守ることは、世の中がどう変わって
いっても、歴史上のどんな国であっても、国家の責務です(拍手)。国家の国家
たる淵源は、ここに存すると言っても過言ではないと思います。

 私は今回、初めてこの集会に参加する機会を得ました。皆様方の熱気、お話を
された先生方の悲痛なまでの叫び、この雰囲気を私は仲間の知事たちに訴えたい
と思います(拍手)。

 そしてより多くの知事がこの場に来て、この声を聞き、自分たちの地域でも行
動していくことを胸に刻んでいただきたいと思いますし、私も佐賀県としてこれ
まで以上に、最終的な完全な解決に向けて様々な取り組みをしていくことを、固
く誓わせていただきます。ありがとうございます。頑張りましょう(拍手)。

司会 ありがとうございました。計24の都道府県から参加してくださいました。
登壇者をご紹介いたします。京都府山内修一副知事、東京都前田敏宣人権担当理
事、神奈川県水田秀子拉致問題担当理事。(その他の代表の方に立っていただく。
拍手)。

(4につづく)



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