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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「圧力は強めている」、「タイ人被害者家族に会う」?麻生外相(2005/11/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.11.28)

 平成17年11月28日、家族会、救う会、拉致議連では、麻生太郎外相に、
外務省で、午後4時から約40分面会した。
 家族会から横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事務局長、有
本明弘・嘉代子夫妻、市川健一、斉藤文代、寺越昭男、内田美津夫、浜本雄幸の
11名、救う会から佐藤勝巳会長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務局員、議
連から平沼赳夫拉致議連会長、古屋圭司事務局長。また、政府側は大臣の他、外
務省から佐々江賢一郎アジア大洋州局長、斎木昭隆同審議官、また江村興治・拉
致問題連絡調整室長等が参加した。
 概要以下の通り。

■「圧力は強めている」、「タイ人被害者家族に会う」?麻生外相
 麻生外相は、「拉致問題は、国家元首が国家犯罪を認めたもので前例がない特
殊なケースだ」と述べた上で、外相として被害者家族に対し初めて「拉致被害者
の生存を前提として交渉している」と述べた。

 また、「国連総会第3委員会で決議がなされたことは、報道の扱い以上に大き
な圧力になったと思う。国連総会で北朝鮮による『拉致』という言葉を初めて使っ
て決議がなされたことも大きかった」と述べた。

 被害者家族が制裁の早期発動を求めたのに対し、「制裁法に基づく制裁以外に
も圧力は色々ある。小泉政権になって初めて、固定資産税不払いで総連に家宅捜
索をかけた。また船舶保険も北朝鮮は圧力と感じていると思う」と述べた。さら
に、「RCC(整理回収機構)が、総連に対し600億円の返還を求めたことも
毅然とした対応だ」、「国連総会の決議も北朝鮮には気になるところだろう」、
「拉致問題が解決しない限り戦後処理のお金も出せないと言っていることも圧力
だ」等と述べ、圧力を強めていることを強調した。

 タイ人拉致被害者アノチェさんのお兄さん等が12月22日の国民大集会のた
めに来日した際に面会を要請した所、外相は「私で役に立つことであればお会い
したい」と答えた。また、「レバノン人拉致被害者と接触し目撃情報を取ってほ
しい」との要請や、「めぐみさんの夫とされるキム・チョルジュン氏が、拉致さ
れた韓国人高校生なのであれば、キム・ヘギョンさんの鑑定結果があるのだから、
韓国に協力を求め、高校生の家族と鑑定が一致するか調べてもらうことも一つの
方法だ」等の話が外相へなされた。

 家族会等からは、「いつまで待てばいいのか見通しがないことが辛い」、「家
族も被害者も年をとってきている。政府から、『粘り強く交渉する』と言われる
のが一番こたえる」、「北朝鮮の交渉者には裁量権がないから粘り強く交渉して
も時間が過ぎるだけ。だから制裁しかない」、「対話と圧力というが、何が圧力
なのか分からない」、「制裁を発動すれば被害者が心配、などという心配はない
と思う」、「北朝鮮は、寺越事件は拉致ではなく救助だと被害者に言わせている。
このままで正常化したらお礼を言わねばならくなることを懸念している」、「被
害者はみんな生きて帰国する日を待っている」、「北朝鮮は拉致を認めたが、金
正日が指令したことはまだ認めていない。人生を奪った金正日は絶対に許せない。
こちらから交渉を持ちかけるのは後退ではないか」、「拉致を認めた国の国会議
員6人が日本にいて、自由に出入国できるのはおかしい。再入国許可をやめるべ
きだ」等の意見が出された。





 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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