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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「北朝鮮には圧力が必要」と米国要人?家族会・救う会訪米団が会見(2005/10/31)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.10.31)


 家族会・救う会は、増元照明・家族会事務局長、横田拓也・同次長、島田洋一
救う会副会長を24日、米国に派遣したが、30日に帰国し、会見した。以下は、
会見においての報告概要である。訪米団は、今秋初めての特使として就任したレ
フコウィッツ・米大統領北朝鮮担当特使など、政府、議会要人や民間団体、外交
専門家らと面会、「北朝鮮人権問題」下院公聴会も傍聴した。

■「北朝鮮には圧力が必要」と米国要人?家族会・救う会訪米団が会見
増元 全体としてアメリカの姿勢は一貫していることが確認できた。上下院の皆
さんから再び、「北朝鮮の人権問題、拉致問題を喚起してくれることを感謝する」
と言われ、ありがたく感じた。帰りの機内で、町村・ライス外相会談で、町村外
相が、北朝鮮に対し日本は拉致問題を優先すると述べたことに対し、ライス国務
長官が、全面的に支持すると述べたというニュースを聞き、安堵した。今後、長
く拉致問題を放置はしないだろうと感じた。

横田 拉致問題につき、理解の幅が広がったことを実感した。「あ、めぐみさん
の弟さんですか。ご両親はお元気ですか。めぐみさんのことが心配ですね」と私
たちの立場に立ってくださっている。また、NGOはそれぞれ多様であるが、人
権の側面でそれぞれ違うアプローチで北朝鮮に迫っていることが圧力になりえる。
レフコウィッツ特使に訪日を要請したところ、「近いうちに訪れたい」との返事
だった。また、各所で、「レフコウィッツ特使のカウンターパートが日本にもい
るといいですね」と言われた。日本政府も拉致問題の専門部署、特使を設けてほ
しい。個人的見解だが、11月3日から始まる日朝協議は、米朝国交へのアドバ
ルーンと思っているので楽観していない。北朝鮮から誠意ある対応がない時は国
際的圧力があると考えてほしい。日朝協議で目に見える成果は少ないかもしれな
いが、しかし多くの仕掛けを作ってきた。これが現われてくるかと思う。

島田 28日、国務省でレフコウィッツ特使と会ったが、他に同氏の補佐官、日
本課、朝鮮課のメンバーなどが同席した。彼は、「話合いでは解決しない。適切
な圧力が必要」との認識を冒頭、明白に示した。拉致問題につきポイントを突い
た質問をしてくる。しっかりした人物との印象だった。

 マイケル・グリーン・ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア上級
部長とビクター・チャ日本朝鮮部長にも会った。この2人が、大統領府において
東アジア問題を統括している。グリーン氏に、今後米政府はどのような対北朝鮮
戦略をとるのかと聞いたら、オフレコとして率直な発言があった。詳細は話せな
いが、単に6者協議だけで北朝鮮との全般的な戦いに勝てるとは思っていない、
他の圧力が当然同時に必要というのが米上層部共通の認識ということだ。また、
人権を重要視し特使を作ったので、日本などアジアの同盟国にもぜひ同様の特使
を作ってもらいたい、そうすれば大いに効果が高まると言っていた。その通りだ
と思う。日本政府に早急な対応を求めたい。

 国防総省ではローレス国防副次官がちょうど来日中のため、シーア補佐官に会っ
た。現在、ラムズフェルド長官の下に東アジアをカバーする副長官や次官はおら
ず、ローレス氏は、事実上、東アジア問題でナンバー2のポジションを占めてい
る。拉致問題の認識もしっかり持っている。圧力をかけていく方向で話をした。

 議会では、4月の訪米時に続きヘンリー・ハイド下院国際関係委員長ら北朝鮮
や中国、盧武鉉政権に厳しい立場を取る議員に会った。通常、米国の議員は大使
にしか会わず、ハイド氏クラスになると大使でも滅多に会えないというが、単な
る民間人のわれわれに年に二回も時間を割いてくれたこと自体、対外的に重要な
メッセージだ。

 我々は、7月、下院が「日本人、韓国人拉致非難決議」をしてくれたことに御
礼を述べた。また上院でも早く通過することを望むと述べた。ハイド委員長は、
ルーガー外交委員長(共和)、バイデン(民主)筆頭理事に、我々が滞在中に話
が通じるようにとその場でハルピン補佐官に手配を命じ、また、圧力がない限り
解決しないと言い、ボルトン国務次官やヒル次官補(6者協議代表)にもしっか
り伝えるよう指示していた。

 民間団体では、米国「北朝鮮自由連合」(NKFC、スザンヌ・ショルティ代
表)の総会に、25日ゲスト参加した。「自由連合」は人権団体、個人活動家の
糾合体。

 国防総省では、ティンパーレイク・テクノロジー評価部長にも会った。核・ミ
サイル問題を担当している。彼は、中国と北朝鮮にあらゆる圧力をかけるべきと
言っていた。

 折から開催されていた「北朝鮮人権問題」下院公聴会を傍聴した。人権法成立
から1年経った時点で、実施状況を検討するものであった。この日は、北朝鮮向
けの放送がテーマだった。ゲストとして、金ソンミン氏が招かれていた。脱北者
である彼は、独自の放送を1月から予定している。西岡副会長が何度も会い、救
う会でも彼の放送の枠を使い、拉致問題につき放送を検討しているので、我々は、
リーチ議員に公聴会の直前に会い、米国が金ソンミン氏を支援することは、われ
われに対する支援をも意味するのでよろしくと伝えた。また公聴会では、議長が
我々の名前を挙げて会場に紹介してくれ、こちらも起立して歓迎に応えた。

 11月3日から日朝協議が行われるとの発表を滞在中に聞いたが、北朝鮮はア
メリカをにらんでこのタイミングを決めたなと感じた。10月27日10時半か
ら、下院の別の場所で、北朝鮮のハン・ソンニョル国連次席大使が講演した。彼
は、「あの日本ですら協議に応じた。アメリカも国交交渉に踏み込んでほしい」
と述べたと聞いた。これを言うために、形だけでも直前に日朝交渉再開を発表し
ておく必要があったのだろう。

質疑(一部)
増元 単独制裁に反対はなかった。ターゲットを決めて制裁するのであれば協力
しやすいとも言っていた。
横田 グリーン氏は、拉致問題はアメリカにとっても重要な問題と言っていた。
これは他の人も同じだった。


 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
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