救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国会休会中も拉致特委審議を?委員会役員・国対委員長等に要請(2004/12/07)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.12.07-1)

■国会休会中も拉致特委審議を?委員会役員・国対委員長等に要請
 平成16年12月7日、家族会、救う会役員が、赤城徳彦・衆議院拉致問題特
別委員長を訪問し、今後の協力をお願いした他、国会休会中も特別委員会で審議
してほしいこと、当事者である被害者家族等を参考人・証人として招請してほし
いことなどを要請を行った。

 赤城委員長は、「今後与野党筆頭理事が協議して運営していくことになるが、
拉致問題は他の問題と違い政党間で多少意見が違うことがあっても対立するよう
なことはなく、拉致問題の解決という一点で共通している」と述べ、協力を約束
した。

 参加者は、家族会=横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事務
局次長、救う会=佐藤勝巳会長、平田隆太郎事務局長。

 赤城委員長との面談後、引き続き、宮路和明・同特別委員会理事(自民党)、
松原 仁・同特別委員会理事(民主党)、池坊保子・同特別委員会理事(公明党)
に同趣旨の要請を行った。

 さらに、中川秀直・国会対策委員長(自民党)、鉢呂吉雄・国会対策委員長
(民主党)、東順治・国会対策委員長(公明党)にも同趣旨の要請を行った。

 東委員長面会には漆原良夫・拉致議連副会長も同席し、東委員長は、「鑑定の
結果、特定できないようなものであった時が(経済制裁の)一つの時期と思って
いる」、漆原副会長は、「(外交協議が)決裂すれば失敗と考えるのではなく、
決裂は新たな出発とみなすべきだ」と述べた。

 本日の要請は、平沼赳夫・拉致議連会長他役員等にもそれぞれ行った。

 なお、本日の会見で家族会参加者は、本日曽我ひとみさん家族がジェンキンス
さんとともに佐渡に帰郷できたことにつき、「本当によかった。今後お母さんの
救出という課題はあるが、まずは家族で少しゆっくりしてほしい」、「ひとみさ
んの全員取り戻すという強い決意が今日の喜びを生み出した」等と祝意を述べた。
 
 要請文全文は以下の通り。


平成16年12月7日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳

◆拉致特別委員会への要請

 かねてより北朝鮮による日本人拉致問題に強い関心をもって取組んでいただい
ておりますことに厚く御礼申し上げます。

 さて、11月に行われました第3回日朝実務者協議において北朝鮮側から提出
された物証や聞き取り調査に関する鑑定結果、精査結果が近く報告される見込み
です。

 また、今回の協議で、北朝鮮が2年前に提供した8人の「死亡診断書・患者死
亡台帳」の捏造を認めました。また、新たに提供された「調査結果」に関し家族
会・救う会は65の疑問点を指摘しています。結局、北朝鮮側が提供した「死亡」
に関わる客観的証拠はすべてなくなり、また物証は、今回新たに北朝鮮側が提出
した横田めぐみさんのものと称する「遺骨」のみとなり、これも明確な鑑定結果
がでるのか極めて疑わしいとされています。

 家族会、救う会は、もはや圧力を背景にした交渉を行わない限り拉致問題の解
決はありえないとの判断を致しておりますが、上記の結果を受けて日本政府がど
のような態度を示すのか重要な時期となっています。この正念場の時期に、拉致
特別委員会におかれましては、是非とも下記の諸点につきご高配をお願い致した
く、宜しくお願い申しあげます。

           記

?年末ご多忙の所、誠に恐縮ですが、国会が閉会中でも、審議を進めていただき、
拉致問題の解決をめざしていただきたいこと。

?当事者である拉致被害者家族を証人としてお招きいただきたいこと。

?家族会を支援してきた救う会関係者、北朝鮮亡命工作員等を証人としてお招き
いただきたいこと。

?日本側捜査当局(埼玉県警)の捜査により、李恩恵は田口八重子さんであるこ
とが明らかになっているのに、今回も北朝鮮側はそれを否定しています。捜査当
局を改めて招聘し、日本側の捜査について事情聴取を行っていただきたいこと。

?「よど号」犯が日本人拉致に加担したことは明らかで、捜査当局は国際指名手
配を行っています。指名手配を行った根拠につき、事情聴取を行っていただきた
いこと。また、「よど号」関係者を証人・参考人として召還していただきたいこ
と。

?特定失踪者家族及び特定失踪者問題調査会関係者を証人としてお招きいただき
たいこと。なお、救う会も藤田進さんの写真を独自入手しており、その検証にご
協力できます。

?経済制裁の発動にご尽力いただきたいこと。         以上


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