救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

独自の情報力で拉致問題解決を?際シンポジウム報告1(2008/12/17)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.12.17-1)


12月12日に開催した国際シンポジウム第1部を3回に分けて報告させてい
ただきます。


■独自の情報力で拉致問題解決を?際シンポジウム報告1

20.12.12国際シンポジウム報告1

西岡力(司会)
私たちは、拉致問題をめぐる状況が大変流動的になってきたと思っています。
今年の6月と8月に変化があった。北朝鮮は、「拉致問題は解決済み」との立場
をやめて、拉致で話し合いをしたいと言ってきた。話し合いの結果、もう一回調
査をすると言ってきた。拉致問題を動かそうとしたことは間違いない。その見返
りに、コメやカネをくれと言わないで、制裁を緩めてくれと言った。今まで、北
朝鮮が拉致の調査をすると言ったのは、今回をいれて5回あるが、過去4回は見
返りがコメかカネかモノだった。過去4回の時は制裁をかけていなかったから、
緩めてくれという要求が出るわけがない。今は制裁をかけているので、緩めてく
れと向こうが言ってきた。

残念なことに、日本政府は、調査開始と同時に一部の制裁を緩めると約束して
しまった。ところが9月初めに、調査のやり直しを延期すると言ってきた。麻生
政権成立後は、調査のやり直しはやめた、と言ってきた。彼らの方から、「解決
済みではない」、「話し合いたい」と言ってきたのに変わってしまった。

そのことと同時に北朝鮮で起きたことが、金正日の病気です。調査やり直しの
約束が8月11日、12日に中国の瀋陽で決まった後、8月14日に金正日が倒
れたことはほぼ間違いない。そこまでは言えるが、拉致問題をめぐる権力中枢部
で起きていることはどういうことなのか。なぜ、今年になって、調査のやり直し
を提案してきたのか。そしてなぜそれが急にキャンセルになったのか。金正日の
病状はどうなのか。今後、北朝鮮の政権はどこに行くのか。そして我々は拉致問
題解決のために何をすべきなのか、を今考えなければいけないと思った。

これまでの国際会議は、拉致の国際性を暴露するために外国の被害者家族に来
ていただいたが、今回は、北朝鮮問題の専門家に来てもらって、特に情報のプロ
に来てもらって、一体何が起こっているのかを、まず第1部で議論したい。そし
て第2部で、これからどうするのかの議論をしてもらいたい。


1-1 独自の情報力で拉致問題解決を
アーサー・ブラウン・米CIA元東アジア支部局長

私は外交官でもなく、学者でもありません。たんなるアメリカの元情報員とし
てやってきた者ですから、ここで並んでいらっしゃる大先生方にくらべると、大
した話は出来ないでしょう。その上に、カタコトの日本語で話させていただきま
すから、あまり期待しないでください。

私がこれからふれる話のテーマは三つあります。一つは、キム・ジョンイルの
健康の状態と、北朝鮮の分析です。二つ目は、アメリカの新しい政権、つまりオ
バマ政権、それと北朝鮮の関係です。最後に、拉致問題解決の為に日本はどうす
るべきか幾つか述べさせていただきます。

◆拉致被疑者救出は国家の義務
しかしその前に、拉致問題について私流の物の見方を少し説明したいと思いま
す。私は日本が拉致被害者の救出を最優先の使命として考えるべきと思います。
なぜならば、拉致問題は日本人の心につながる問題だからです。自分の国民を守
る、自分の国民の生命と安全を守る、国民を危険から守る、これが国の基盤です。
国民を助けて危険から救出するのは国家の義務です。時々耳に入る事ですが、
“公益は私益に優先する”という言葉があります。それが間違っていると私は思
います。実際は逆の事です。

私は二十歳の時、アメリカの陸軍に徴兵されてベトナム戦争に行かせられまし
た。当時はベトナム戦争の後半で数百人のアメリカの軍人が北ベトナムで捕虜に
なりました。我々はベトナム戦争に負けました。それも当然だと考える人もいま
すが、それは別として、我々は戦争に負けてしまうと判っていても、その捕虜を
取り戻すまで戦い続けました。つまり、仲間を取り戻すため戦ったのです。あら
ゆる手を尽くして、対話と圧力を使って、最後には捕虜をみんな救出しました。
自分の仲間を置き去りにする事は考えもしなかったです。それは捕虜が国の公益
に優先されたからです。国民一人ひとりを重んじるからこそ公益が成り立つと、
私にまだ印象が残っています。だから日本は拉致被害者の救出を最優先にするべ
きです。

◆拉致問題解決は日本独自の力で

今ご存知のとおり、日本とアメリカは北朝鮮との交渉を行っています。その六
者会合は必ず失敗に終わります。キム・ジョンイルはすでに持っている核兵器を
捨てる意思は一切ありません。キム・ジョンイルは核兵器の放棄をまったく考え
ていませんし、その情報も一切ありません。これは明確です。

それだとしても、アメリカは拉致問題が六者会合の進歩の阻害となると考えて
います。皆さんの前で言うのは悪いですが、アメリカは拉致問題について日本に
口を噤んでいてほしいのです。これはアメリカの本音です。それは直接に口にし
ませんが、しかし“柔軟性を持って下さい”というのは、”口を噤んでいてくれ
“の外交の暗号です。だから拉致被害者の救出には、アメリカは頼れる同盟国で
はないと私は思います。あいにく最優先の拉致問題については、アメリカを信用
してはいけません。日本は日本人の手で、日本の独自の力で解決すべきです。

もうひとつここで言わせていただきたい事があります。それは交渉の前提につ
いてです。日本が北朝鮮と向き合う時、前提として拉致被害者はまだ生きている
立場から、向こうと取り組むべきです。私の言葉の使い方は良くないかもしれま
せんが、北朝鮮はずっと前から価値のある物を捨てる事はほとんどありませんで
した。

北朝鮮に拉致された日本人たちは、とても価値があります。ですからよっぽど
はっきりした死亡の証拠がないかぎり、生きている拉致被害者を生きているまま
で救出する事を使命としなければなりません。もしアメリカなら必ずその曲げな
い立場から北朝鮮と取り組むはずです。これはアメリカの“double standard”
と言ってもいいです。

◆金正日後を考えるべき
今までは自分独自の見方から話してきましたが、これからはシンポジウムのテー
マにもどります。キム・ジョンイルの健康の状態は、深刻なダメージを受けてか
なり弱くなっていると言われています。この見方が一段と定着してきました。ご
存知のとおり、キム・ジョンイルは八月の半ばに脳卒中を起こして、昏睡状態に
おちいりました。詳しいことは良くわかりませんが、当時はすぐ回復するという
説もありました。今はその楽観的な分析は消えたようです。つまり、前に思った
よりもキム・ジョンイルの回復は薄く、左半身はまだ麻痺しています。ですがど
のくらいの判断力が戻り、どれほどのリハビリが出来たか、まだはっきりと判っ
ていません。それが明確に判るのは中国解放軍の医者たちと、キム・ジョンイル
の周りにいる何人かのエリートしかいません。一般の北朝鮮人ももちろん何もし
りません。

噂も多いです。キム・ジョンイルが脳に腫瘍がある噂もありますが、それは完
全に確認されていません。これを外国の目から隠すために、あるいは自分の国民
をだます為に、キム・ジョンイルの写真を公開しました。中には本物もあります
が、偽造の写真も多いです。ビデオは今までに公開していません。

結論としては、北朝鮮の指導者が弱くなっています。力が弱い時は重要な決断
を控えるでしょう。北朝鮮の政権がこうなると保守的な声、つまり朝鮮人民軍の
声、が強くなってきます。タカ派が前に出できます。それと同時にいつもの手口
で日本に対して非難の声が強くなります。韓国への非難も、もう大きくなってい
ます。そういう健康の状態ではキム・ジョンイルが消える可能性もあります。後
は力強い人物の一人か、集団指導会のグループか、どちらかが政権を執る事は確
かです。それは拉致問題の解決にどういう機会を与えるでしょうか。それは大い
に検討すべきです。今こそ真剣に考えるべきです。

では、アメリカはどう考えているでしょうか。前に言った様に、拉致問題につ
いてはアメリカは今まで頼れる同盟国ではありませんでした。まあ、いろいろな
理由、あるいは言い訳もありますが、拉致問題はアメリカの問題ではないとブッ
シュ政権は思ってきました。ですから拉致問題について今のアメリカの政府を信
用してはいけません。家族会の皆様にこういう厳しい言葉は本当に悪いですが、
これは真実です。正直な話です。

◆オバマ政権が北朝鮮の問題にどれほど注目するか疑問

来月からオバマ政権の時代が始まります。その政権の下で拉致問題はどうなる
か、少し考えて見ましょう。ご存知のとおり、オバマ政権には優先された問題が
たくさん待っています。まずアメリカの経済はどうなるか。イラクの戦争、どう
やって軍隊を引き上げるか。それと同じくアフガニスタンの戦争もどうするか。

その他にもインドとパキスタンの問題も厄介です。アルカイダもまだ活動して
いて、今度はどこからやって来るだろう。ロシアも最近昔のソ連の味が強いです。
中国では悪い意味の国家主義の強化と同時に、中国の経済も駄目になる一方です。
厄介な問題が多くなっています。それぞれの問題の解決はまだ不明です。その解
決の道を探すだけで本当にいっぱいです。その中で北朝鮮の問題にどれほどオバ
マ政権が注目するか疑問です。

北朝鮮の核兵器、あるいは核弾頭ミサイルについては、心配は心配ですが、し
かしアメリカまで届かないです。我々が盛んに使っているグアム島まで届くこと
もありません。ですから直接に危険とは感じていないのです。アメリカにとって
政治的な優先ではありません。

これだけではありません。それはオバマ政権の官僚のことです。私はずっと前
からオバマ氏を支援するグループに入っていました。私はオバマ氏を尊敬してい
ます。彼が大統領になって、やっとアメリカに本当の民主平等の時代が来るかも
しれないと期待しています。しかし、政府の政権は一人で出来るものではありま
せん。オバマ氏の周りには昔のクリントン時代の連中がたくさん戻ってきていま
す。その連中は北朝鮮に対して十年前の印象が残っていて、拉致問題の経験はほ
とんどないのと同じです。

今度ヒラリー・クリントンが国務省の長官となります。彼女を支援する人の中
でも特に影響があるのが国務省の元長官のマデレーン・オルブライトです。オル
ブライトさんは9年前、ピョンヤンでキム・ジョンイルと会いました。キム・ジョ
ンイルとは友好が出来ると思ってきました。今もそう思っているでしょう。彼女
は六者会合を重視するだろうと私は思います。ですから拉致の問題はまた交渉の
壁として、見られる傾向があるでしょう。それが本当なら、家族会のお気持ちと
日本人の怒りを尚こそストレートに言うべきです。

オバマ氏は心の良い、頭が切れる人です。でも、日本を良く知りません。そこ
に日本達者な“Japan Expert”と勝手に自分で言っているアメリカ人が出てきて
います。その連中は日本と六者会合の関係から日本人の心まで、全部説明しよう
とします。日本の気持ちが本当に判るのか疑問が多いでしょう。その連中に任せ
ないで、家族会のお気持ちと本当の日本の怒りが直接オバマ氏の耳にストレート
に入るよう努力したほうが良いと思います。

一月の二十日にオバマ氏が大統領に就任します。この赤坂にアメリカの大使館
があるでしょう。これはたとえばの話ですが、その大使館にオバマ氏の大統領就
任のお祝いに、この青いリボンを数百万人の日本人からとして送ったらどうでしょ
うか。日本人の懸命なご判断にお任せしますが、これはかなり効果があると私は
おもいます。

◆政治の「意思」で独自の経済制裁を
では、拉致問題の解決に他になすべき事は何でしょうか。もちろん日本人がど
うすべきか、それは日本人の選択です。外人として私がお手伝いできるのは、こ
ういう可能性もあると指摘することです。その気持ちでいきます。

“しょうがない”という言葉は良く使われています。拉致問題について“しょ
うがない”と良く耳に入ります。それは間違っていると私は思います。拉致問題
は“しょうがある”。政治の意思があれば、しょうがちゃんとあります。

日本の経済力は誰にも負けることなく実に強いものです。特にアメリカの金融
危機の時、日本の経済はなお強くなります。その経済力を活用したらどうでしょ
うか。もうこういう話は国会に出ていると思いますが、北朝鮮に対して日本は独
自の経済制裁を追加すれば、これは極めて効くでしょう。

人を拉致するのはテロの犯罪です。その国をテロ国家に指定するのは道理です。
日本人は拉致されているままです。その被害者が戻らないかぎりは、日本が北朝
鮮をテロ国家に指定するのは道理です。そうやったらアメリカでも注目するでしょ
う。

◆日本独自の情報能力を拡大を

経済だけでなく、日本独自の情報の能力を拡大したらどうでしょうか。情報つ
まりintelligenceという言葉は、一般の日本人が聴くと暖かい友好のイメージが
浮かんでこないかもしれません。だからintelligenceという言葉を使わないで、
その代わりに”質問と答え“と考えればいいでしょう。
その質問は次のとおりです。

今、今日、横田めぐみさんは北朝鮮のどこにいるのか。
今、今日、拉致被害者はそこで何を強いられているのか。
拉致された被害者は本当に何人いるのか。
その被害者に実際何が起こったのか。
拉致被害者は海岸線からどのくらいの所にいるのか。
救出は実際に可能か。

こういうhard questionの回答が、情報の仕事なんです。日本独自の
intelligenceの拡大はチャンスを生み出し、国の選択を多くする事が出来ます。
日本は決定的なintelligenceをアメリカや他の国に依存するべきではありません。
日本人が自分でするべきです。

もちろん友好の外交関係の中には、国と国の情報交換があります。しかしこち
らの情報をあげる場合、それは自分の為、つまり自分の政府の政策を支援するた
めの情報に限ってきます。日本は独立した情報源が必要です。日本独自の
intelligenceを強くすれば、日本の経済力、あるいは外交力、それも強くなりま
す。新しい圧力のターゲットも設定できます。キム・ジョンイルの家族の財産は
外国のどこに隠されているのか。皆さん、知りたいでしょう。

しかし、日本が自分のintelligenceの能力を拡大しようとしても、アメリカの
CIAみたいな驕った機関を真似してはいけません。なぜなら、8年たっても何兆
円使っても、まだオサマ.ビンラデンを捕まえていないのです。

その代わりに、日本の社会の良いところを活用すれば、実にすばらしい
intelligenceの機関をつくれます。日本には優秀なジャーナリスト、評論家、ビ
ジネスマン、学者、警察、外交官などが存在しています。それぞれのグループか
ら懸命な判断力や想像力を持っている専門家を集めれば、どんな難しい謎も解決
する事が出来るでしょう。どうでしょうか。

では時間が切れる前に、最後に言っておきたいことがあります。それは日本が
避けなければならない三つの事柄です。

一つ、アメリカに拉致問題は“後回し”と思わせるな!
二つ、“柔軟性を持って”という政治暗号に耳を貸すな!
三つ、日本の問題は日本人以外に頼るな!

私のバラバラの日本語が皆さんのお耳には痛かったでしょう。すみませんでし
た。皆さん,どうもありがとうございました。



1-2 コメント 金正日病室の隣にリハビリ室、愛人金玉だけが出入り可

惠谷治氏(ジャーナリスト、救う会拉致問題研究プロジェクト委員、早稲田大学
客員教授)

今のお話はアメリカ人の言葉かと思うほど日本語を理解しておられ、傾聴に値
するものでした。実は昨日、アーサー・ブラウンさんと話をしていた時に頭をガ
ンと打たれた言葉がありました。日本政府は拉致問題を最優先にすると言ってい
るにもかかわらず全く予算措置がなっていない。予算がない限り国家がいくら優
先すると言っても空言葉に過ぎない。実質が伴わない。10年前と比べれば現在
はある意味で予算は出ている。しかし、情報収集をするという意味では全くでき
ないレベルの予算である。比較して日本政府も変わったなという気でいましたが、
アメリカの情報関係者から見ればどこにも予算がないではないかというレベルな
んだということを昨日、改めて感じました。

ブラウンさんのお話に対するコメントということは大変失礼ですが、2、3気
づいた点を言います。

ブラウンさんはお聞きするところによると、情報というのは、情報収集、情報
分析があるが、情報機関というのはそれとともに裏でいろんな工作をするのが任
務です。ブラウンさんは工作が専門だとお聞きしました。先ほどのお話の中にも
具体的な提案、例えばブルーリボンを贈るということがありました。一つ一つに
具体性があり、工作出身の人はこういう考え方をするのだなと聞いていました。

そういう意味では金正日の病状について、昨日、ブラウンさんご存知でしょう
か、という話をしましたが、とにかくあまりよく分からん。先ほどの話の中にも、
病状を知っているのは中国人民解放軍の中のドクターと側近者ということであっ
て、ほとんど分かりません。とは言いつつ私が得た情報をお話しておきます。

金正日は病室の隣にリハビリ室をつくって、リハビリに励んでいるということ
です。これは非常に信頼できる筋からの情報です。個人秘書、あるいは愛人と言
われる金玉という女性だけがその病室に24時間出入りできると聞きました。

一方、北朝鮮は金正日の写真をいろいろ配信しています。ブラウンさんは半分
が本物で半分が偽物と言われましたが、これまでに5回写真が出ています。みな
さんも新聞、テレビでお聞きになったと思いますが、左手が隠れているだの、手
を挙げているだの、そういう解説があります。これは全くばかげた解説であり、
金正日は外には出られません。動くとしても車椅子。左半身が麻痺しているとい
うことは、右脳にダメージを受けている。逆に言うと左脳はダメージが少なくて、
言語や思考を司る神経はまだ生きている。それを一番証明するのが、9月9日に
党の創立記念日がありました。その時に出席しなかったということで現在の病状
の問題がブレークしたのです。9月9日の軍事パレードは、通常10時から行わ
れます。それが、当日は午後5時から行われました。パレードの観覧席には当然
ゲストを呼んでいます。あるいは登場する部隊が整列しています。10時にパレー
ドを開始すると、花を振って人文字をつくる市民たちは早朝6時ぐらいから集め
られます。にもかかわらず午後5時まで待たせた。そういうことができるのは、
あの国では金正日一人しかいません。

そういうことを考えると金正日は、自分が出たかったと、私は推測しています。
左半身は麻痺していますが、右半身が動けば右手を挙げて敬礼することは可能で
す。したがって10時の予定が、出たい、出るつもりだと言いつつ、ずるずる、
ずるずると遅れる。それについては別のいろいろな情報もありますが、結果的に
5時になった。本人はやっぱり出られなかった。つまり、9日のことを考えるだ
けでも金正日の脳思考回路はまだある、判断能力はあるということが言えると思
います。外にもいろいろあります。

同じ意味で、「写真統治」の写真は今後も出ると思いますが、これはすべて偽
物というか、写真自体は本物ですが、過去の写真を利用して現在どこそこに行っ
たということにしている。もちろんその中には多少合成した、偽造した写真もあ
ります。しかしそれで右手がどうだ、手が挙がる、挙がらないと言うことはばか
げたことで、金正日は日本の新聞を見てベッドの上で笑っていると思います。



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