救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

毎日新聞に公開質問状(2004/08/12)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.08.12-1)

■毎日新聞に公開質問状

平成16年8月12日
毎日新聞社 殿

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳


貴紙記事についての公開質問状

 家族会、救う会では、昨日8月11日、貴紙同日夕刊記事につき抗議声明を出しました。

 この件につき、貴紙の本日8月12日付け朝刊では、社長室広報担当者の話として
「北朝鮮を利する内容とは考えておりません」とあります。

 私たちは、「帰国した拉致被害者の方々からの未帰還拉致被害者に関する情報は、
北朝鮮の再調査結果の反証材料として活用されるべきもので、公開を前提とした性格
のものではない」と考えており、手の内を明かして公表することは北朝鮮を利する以
外の何物でもないと考えております。拉致被害者の方々自身も同じ諒解のもと、日本
政府への協力を行ってきました。

 そこで、貴紙が、北朝鮮を利するものではないと考えておられるなら、その根拠を
示して頂きたく、お願い致します。

 なお、ご回答を頂くまでは、家族会、救う会の共同記者会見へのご参加はお断りさ
せていただきますのでご了承下さい。                     
   
以上

【ご参考】
毎日新聞宛抗議声明(家族会・救う会)

 私たちは本日8月11日、毎日新聞夕刊の蓮池薫さんの「証言」なるものに関する
報道に強い怒りを持ってここに抗議する。
 まず、明白にしておくが、薫さんは帰国後、外務省に情報を伝えたことは一切な
い。外務省以外の政府に対して情報提供はしているが、特に横田めぐみさんを初めと
する未帰還拉致被害者に関する情報は、北朝鮮の再調査結果の反証材料として活用さ
れるべきもので、公開を前提とした性格のものではない。
 従って、外務省が毎日新聞に「証言」なるものを提供したのであれば、それは重大
な裏切りと言わざるをえない。
また、毎日新聞は、拉致という国家テロが現在進行形で続いている中、薫さんによる
「証言」なるものを、北朝鮮が再調査結果を出さない段階で報じることがめぐみさん
の生死に関わる利敵行為であることを理解していなかった筈がない。
 報道の自由も、被害者の人権とのバランスの上で考えられるべきもので、毎日新聞
も、例えば、誘拐事件の際は、犯人を利する報道は避ける報道協定に参加してきたで
はないか。
 家族会、救う会は、今後の毎日新聞との関係に関して深刻に検討していることをこ
こに通告する。





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