救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

日本政府の北朝鮮食糧・医療支援に反対する緊急声明(2004/08/05)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.08.05)


■日本政府の北朝鮮食糧・医療支援に反対する緊急声明

 本日、小泉政権は閣議で北朝鮮への食糧支援12万5千トン、医療支援700万ド
ル実施を了承した。小泉首相が5月に訪朝し金正日に約束した支援の約半分以上が実
施されることになる。

 家族会、救う会は6月10日、拉致議連との3団体合同会議で「国交正常化交渉再
開は曽我さんが家族と日本で暮らせるようになり北朝鮮が未帰還者に関する真実を公
表後に行うべきであり、現時点での『人道』支援実施に反対する」という立場を明ら
かにした。

 また、7月29日、小泉総理宛に「『国家テロに代償を与える』食糧支援は、北朝
鮮人民の人道支援とはならないばかりか、今後日本国民の人権と国家の主権を危険に
さらす行為として、強く反対」と申し入れを行ったばかりだ。

 5月22日に金正日が約束した10人の未帰還者に関する再調査の結果が出ていな
い現段階で、なぜ支援を行うのかまったく理解できない。来週には日朝実務協議が開
かれそこで北朝鮮側が再調査についてどのような姿勢を取るのかが明らかになる。そ
れを見た後で、閣議にかけることが可能なのに、その直前に支援だけを決めてしまっ
た。拉致という許し難い国家テロにあっている被害国の政府がなぜこのように低姿勢
なのか。

 「人道支援」と言われるが、金正日政権は30年近く家族と離ればなれにされてい
るめぐみさんたちに関する調査報告さえしない「非人道的行為」を続けている。人民
を飢えさせながら核ミサイル開発をつづけていることも「非人道」そのものだ。食糧
支援の大半を軍や政治警察など人民を苦しめる側に回していることが明らかになって
いる。このような金正日政権に支援をすることこそ、「非人道」的だと言わざるを得
ない。

 本日の閣議了承はこの私たち被害者家族と支援団体、そして多数の国会議員と国民
の声を無視するもので、到底容認できない。

 私たちは「めぐみさんたちは生きている! 未帰還者全員救出のために、いまこそ
経済制裁を!」という叫びを挙げつづけていく。ご高齢のご家族にとって、我慢の限
界が近づいている。多くの国民の皆様のご支援をお願いいたします。

平成16年8月5日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳


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