救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会・救う会見解(2004/05/25)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.05.25)


■家族会・救う会見解

「ご批判に対して」

 5月22日小泉首相再訪朝終了後から、家族会・救う会に対する支援の声と同時
に、批判の声も寄せられています。
 私たちはここで批判の声に対していくつかのことを申し上げたいと考えます。
 批判の多くは、家族会と首相の面談の場で首相の姿勢を厳しく問う発言がなされた
ことに向けられています。
 私たちは、自分の肉親を二十数年間帰さない金正日と数時間前に直接会談しなが
ら、小泉首相が未帰還者の真相解明を、北朝鮮側が深刻に受け止めざるを得ないよう
な強い姿勢で迫ることなく「期限なしの再調査開始、制裁発動なし、人道支援」など
という極めて不満足な結果しか出さなかったことに対して、事実上の幕引きになるの
ではと疑い、強い怒りを感じたのです。
 また、テレビではほとんど報じられていないようですが、発言者は首相の労をねぎ
らう挨拶と5人の子どもたちが帰国できたことへの喜びを表すことを忘れてはいませ
ん。この点について、誤解のないようにお願いします。
 蓮池さん地村さんのご家族が全員帰国できたこと、曽我さんについても第三国での
再会ができる見通しになったことは、まだ成り行きに不安が残るとはいえ、本当にう
れしいことでした。この点に関する小泉首相をはじめとする関係者の努力に敬意を表
します。また、曽我さん家族が日本で暮らせるまで、より一層の努力をお願い致します。
 これで、拉致救出運動は次の段階に進めます。政府認定の未帰還者10人とそれ以
外の被害者の救出に全力を集中できます。
 日本政府は首脳会談で北朝鮮が約束した再調査の早急な結果報告を求めるととも
に、その報告が信じるに足るものかを判断するために、未帰還者に関するあらゆる情
報を収集分析し、救出に備えていただきたいと思います。また、北朝鮮が提供する調
査結果が前回同様でたらめなものであれば、日朝平壌宣言に違反したと位置づけ経済
制裁を発動することを宣言していただきたいと考えます。
 国会は早急に特定船舶入港禁止法を成立させるとともに、拉致特別委員会を設置し
ていただきたいと願います。そして、今後の救出活動は未帰還者の生存を前提とした
ものであり、これは家族の意思だけでなく、日本国の国家の意思であることを再確認
していただきたいと存じます。
 すべての拉致された同胞を助け出すまでたたかいは続きます。多くの国民の皆様の
ご支援を心からお願い申し上げます。

平成16年5月25日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳



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