救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

質問主意書の回答について(2000/11/27)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
----------------------------------------------------------------------
▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
----------------------------------------------------------------------
このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

■ 質問主意書の回答について

 拉致問題について、現在金子善次郎衆議院議員(民主)及び西村真悟衆議院議員
(自由)から質問主意書が提出されています。このうち金子議員からの質問主意書
は12月6日に回答が届く予定です。西村議員には外務省から次のような想定される処
理の流れを書いたメモが届いています。

11月20日 質問主意書の正式転送
?12月1日 資料調査、回答作成、課内決済、各省調整
?8日   省内幹部決裁(条約局長、次官、大臣決裁)
?22日  内閣法制局審査
1月9日  内閣総務課ヒアリング
10日   内閣総務課へ閣議請願書提出
11日   次官会議
1月12日  閣議
1月15日? 答弁書の送付

■共産党への公開質問状にまだ回答なし

 先日お知らせした日本共産党不破委員長(発送当時)への公開質問状ですが、正式
の回答はなく、11月10日に次の内容のファックスが届きました(原文ママ)

佐藤勝巳さま。
 あなたの「公開質問状」を一〇月二七日に受け取りましたが、その五日後に、私の
言明を非難したあなたの文章を拝見しました。質問を出す一方で、その回答を待たな
いで、相手の立場について結論を出し、一方的な非難をくわえるといったあなたのや
り方を見て、回答の必要なしと判断した次第です。ご了承ください。
 なお、いわゆるら致疑惑についての私の立場は、一〇月二五日の国会・基本政策委
員会でおこなった質問のなかで、明示しておりますので、必要があれば、そこからお
汲み取り下さい。
 二〇〇〇年一一月一〇日
                               不破哲三

 これに対し救う会では次のような文書を志位書記局長(発送当時)宛で送付してい
ますが、現在のところ回答はありません。

                             平成12年11月13日
日本共産党書記局長 志位和夫殿
            北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 
                             事務局長 荒木和博

                 公開質問状

 貴党には益々ご発展のこととお慶び申し上げます。
 本会は北朝鮮に拉致された日本人を救出する運動を行っている団体です。先般来の
森総理の拉致問題に関する発言について、委員長及び書記局長の発言、赤旗の記事な
どについて疑義を持ち、以下のように質問致します。ご多忙な中とは存じますが、極
めて重要な問題ですのでご回答賜りますようお願い申し上げます。
 この公開質問状は本会会長の佐藤勝巳名で不破委員長宛お送りしたものとほぼ同じ
内容です。委員長からは公開質問状の到着した後、その言明を批判した文書(おそら
く現代コリア研究所のホームページに掲載されたものと思います)を読み「回答を待
たないで、相手の立場について結論を出し、一方的な非難をくわえるといったあなた
のやり方を見て、回答の必要なしと判断した」とのお返事がありました。もとより公
開質問状は救う会が組織として出しているものであり、同じ救う会全国協議会会長名
で批判の文書が出ているならともかく、佐藤の論評は立場を変えて個人として別の場
所で行っていることです。その意味で委員長のご指摘は当を得ていないと思いますが、
この問題について私たちのところには共産党の現役党員の中からも困惑の声が上がっ
ているとの話が聞こえています。是非とも党としての見解(不破委員長のクエスチョ
ンタイムにおける質問では森首相の拉致問題への対応に対する共産党の姿勢は分かり
ましたが、共産党が拉致問題自体をどう認識しているかについては言及されていませ
ん)をお聞かせいただきたく、あらためて事務局長である私から書記局長へという形
で質問させていただきますので、是非ともご回答いただきますようお願い申し上げま
す。なお、私は他の肩書きも含めてこの問題に対する貴党の先般来の対応についてこ
れまで論評をしておりません。
 私共は昭和63年の貴党橋本敦参議院議員の質問を高く評価しておりますし、共産党
の方々が「拉致問題を最初に取り上げたのはわが党である」と胸を張っておられたと
も聞いております。ご多忙中とは存じますが重ねてご協力を賜りますようお願い申し
上げます。


1、貴党は次の方々が忽然といなくなった事件について、それぞれ北朝鮮による拉致
とお考えですか。あるいは別の認識をお持ちですか。

寺越武志さん  久米裕さん 横田めぐみさん 福留貴美子さん 田中実さん 田口
八重子さん
地村保志さん・浜本富貴江さん 蓮池薫さん・奥土祐木子さん 市川修一さん・増元
るみ子さん
小住健蔵さん 原敕晁さん 有本恵子さん・北海道出身のIさん・熊本県出身のMさん

2、貴党の橋本敦参議院議員は昭63年3月26の参議院予算委員会で拉致問題を取り上
げ、質問の中で「この問題が北朝鮮工作グループの犯行だという疑いが拭いきれない
わけですけれども、そうだといたしますと、大臣が先ほどからおっしゃったように、
誘拐された国民に対する重大な人権侵犯、犯罪行為であると同時に、わが国の主権に
対する明白な侵害の疑いが出てまいるわけですね。だからそういう意味では、そうい
う立場で大臣がおっしゃったように主権国家として断固たる処置を将来とらなくては
ならぬ、これは当然だと思いますが、その点については私はもう既に国民世論だと思
うんです」と言っておられます。現在の貴党の立場はこの時と異なっているのでしょ
うか。

※お忙しいところ恐縮ですが回答は郵送ないしFAXにて本状上部記載の救う会全国
協議会宛お送り下さいますようお願い申し上げます。
(了)




  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2024/04/19
家族会・救う会が米国国連大使と面会
2024/04/15
日本維新の会が政府に「拉致問題に関する発出文書」提出
2024/04/12
国連総会が北朝鮮の人権侵害非難を決議
2024/03/18
家族会・救う会の新運動方針について4
2024/03/15
家族会・救う会の新運動方針について3

■過去のメールニュース■

  ■ 2024年
  ■ 2023年
  ■ 2022年
  ■ 2021年
  ■ 2020年
  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■