05/24 東京都千代田区
時間がない!政府は親の世代が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会
家族会・救う会は、今年2月16日に合同会議を開催し「今後の新運動方針」を決めました。そして新しいスローガンを、「時間がない! 政府は親の世代が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!」としました。その前日2月15日に有本明弘さんが亡くなられていたことを17日に知りました。「親の世代」が横田早紀江さんだけになり、「親の世代の家族が存命なうちに」という私たちの前提条件を巡る状況は一段と厳しくなりました。
私たちは「今後の新運動方針」で、「親の世代の家族が被害者と抱き合うことなしに拉致問題の解決はない。もし、この期限内に全拉致被害者の一括帰国が実現しなかった場合、私たちは強い怒りを持って独自制裁強化を求める」と決めています。
アメリカでは、1月20日、トランプ大統領が2度目の大統領就任式を行いました。金正恩にとっては、1期目のトランプ氏と既に首脳会談を行ったことがあるだけに、また極めて厳しい現状を打破するために、改めて米朝首脳会談を期待しているだろうと思われます。あるいはその前に、日朝首脳会談を考慮しているかもしれません。
中朝関係は非常に厳しい関係となっており、これまで北朝鮮の市場に並んでいた品々はほとんど中国製品で、中国の人民元で売り買いされていましたが、ロシアがウクライナ戦争を始め、北朝鮮が中国への報告なしにロシアに協力し始めたため、中朝関係が最悪となり、市場に中国製品がほとんど出回らなくなっています。
韓国に関しては、金正恩の祖父金日成、父金正日が定めた国是を否定し、韓国との統一はしないことにしました。「民族」という言葉も否定しました。憲法にもそれが書き込まれ、日本の朝鮮総連系の学校の教科書は「墨塗り教科書」になっています。
韓国の現状やドラマ等がUSBやチラシ等で北朝鮮に伝わり、多くの人民が韓国の豊かさ等を知ってしまい、韓国にあこがれるようになったため、こういう強硬措置を取ったのです。そして今、北朝鮮をめぐる国際情勢も国内情勢も非常に厳しいものとなっています。
北朝鮮のピンチはチャンスです。「米朝首脳会談があれば拉致を提起する」とトランプ大統領は石破総理に話しました。だからこそ新運動方針では、「日本が北朝鮮を支援する条件は核・ミサイル問題の解決だけでなく全拉致被害者の一括帰国だと内外に訴えよ」、と政府に求めました。石破総理が国会答弁などで言及している「連絡事務所」は時間稼ぎにしかなりません。
今こそ、全拉致被害者の即時一括帰国を求める怒りの声が必要です。北朝鮮が注目している国民大集会に、救出のシンボルであるブルーリボンバッジをつけて是非お集まりください。
警備の都合上、大きな荷物や長い棒や旗、スピーカーは持ち込まないでください。特定団体の制服でのご参加もご遠慮ください。

と き
令和7年5月24日(土)午後2時から4時まで
開 場
午後1時(先着順)
ところ
砂防会館別館1階、シェーンバッハ・サボー
東京都千代田区平河町2-7-4 TEL:03-3261-8386
地下鉄永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口徒歩1分
5番出口(都道府県会館前)はエレベーターあり
赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)が永田町駅に接続
登壇者
櫻井よしこ(司会)
石破茂総理大臣(要請中)、
林芳正官房長官・拉致問題担当大臣(要請中)、
家族会・救う会代表、拉致議連代表、知事の会代表、地方議連代表、
各党代表、特定失踪者家族会代表
参加費
無料(会場カンパ歓迎)