救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

明日6日座り込み実施(2000/10/05)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■明日6日座り込み実施

 明日8時から座り込みを行います。昼頃まで自民党本部前で行い、徒歩で外務省に
移動して午後は外務省で座り込みます。終了は18時頃の予定です。可能な時間だけで
結構ですから、多数ご参加下さいますようお願い申し上げます。自民党本部は地下鉄
有楽町線永田町下車すぐです。当日の総括責任者は荒木(090-8517-9601)が行いま
す。なお、今回私たちは3月のコメ支援以上の国民の怒りを肌で感じていますが、無
用の混乱は避けたく思います。秩序ある行動となるようご協力よろしくお願いします。

■ WFPから青年の会山本会長の質問に回答

 北朝鮮に誘拐された日本人を救う青年の会(山本閉留巳会長)が先月19日、
国連世界食糧計画に送った「北朝鮮に対する食料支援に関する質問」について
10月3日、松村裕幸WFP(世界食糧計画)日本事務所長より回答が届きました。
 この回答書はWFP日本事務所がローマ本部と協議した結果です。日本語
での質問を直ちに英訳して本部に送り、約2週間で質問者に回答が返るという
のは、日本のお役所と比べると格段の対応ですが、回答自体は質問に正面か
ら答えていない感が否めません。

● WFP回答全文

<Q?1>
今年(西暦2000年)3月、日本政府は北朝鮮に対する10万トンの食料支
援を決定しましたが、その後貴機関はこれら食料の北朝鮮国内の配布プロセス
及びその成果について追跡調査をどのように行い、その結果をどのように公表
されているのでしょうか。
当時の援助に際して日本国政府は130億円の予算を要したと聞いています。
これらの資金は全て国民の税金により賄われております。この援助が、飢餓と
貧困を撲滅するという貴機関の目的に合致したのか否か、日本国民に対して状
況を知らせる責任があると思います。WFPの活動をできるだけ多くの人々に
知らせていくという貴機関日本事務所の目的の為にも、是非明らかにしていた
だきたいと思います。

御質問1に対する答え

今年3月17日、日本政府は北朝鮮向けの緊急食糧援助活動に38億円に相当す
る10万トンの米の支援を確定しました。この支援は、米、北朝鮮までの海上
輸送費、北朝鮮国内での輸送、倉庫、荷降ろし等の費用、およびWFPが配達
する費用とモニターのための諸経費を含みます。この支援によって、WFPが
行っている8百万人の弱者を救済することに役立っております。WFPの受益
者の85%は子供たちです。食糧は保育所、幼稚園、小・中学校及び孤児院を
含めた4万3千の施設を通じて配送されております。また、米は、現存する配
送センターを通じて妊産婦およびご高齢な方々にも供給されております。日本
の米は食糧在庫が一般的にいって、不足する時期(5月6月から9月)に到着し
ましたので、この援助は婦人と子供を栄養失調から防ぐことができました。W
FPの職員は食糧援助によって婦人と子供たちがどれほど助かったか、その援
助がどれほど感謝されているかをじかに目のあたりにしました。WFPは、北
朝鮮の211郡のうち163郡にて活動しています。食糧配給をモニターでき
ない郡には食糧は供給しておりません。WFPは北朝鮮に5つの地域事務所を
もち、25人の現場職員を含む46人の国際スタッフを有し、その仕事の大半
を食糧配給のモニタリングに費やしております。月平均で350のモニタリン
グが実施され、日本政府の援助による10万トンの米が11月中旬まで配送にな
るまで、約590回のモニタリングが予定されております。

WFPの規定に沿って38億円が如何に使用されたのかを詳細に明記した年次
報告を日本政府に提出する予定です。8月の初めに、日本政府は10万トンの
米のモニターのため北朝鮮に使節団を派遣しましたことは、よくご存知のこと
と思われます。WFP北朝鮮事務所は使節団に詳細な報告をし、食糧配給の場
所まで使節団に同行しました。使節団は日本の米が受益者まで達していること
を納得し配給が適切に行われているかを確認しました。その派遣団の報告は広
く報道されました。

<Q?2>
今回貴機関は国際社会に北朝鮮に対する食料支援を訴え、近く日本国政府に対
して改めて対北朝鮮食料支援を要請されるものと思いますが、今回の援助は本
当に人道援助なのでしょうか。
人道援助だとするなら、昨年から「国境なき医師団」「AAH」(Action
Against Hanger )などのNGOが相次いで北朝鮮から撤退していることについて
どうお考えでしょうか。
特にAAHの北朝鮮担当責任者だったクリスティアン・キャプティア氏は「国連
を通した北朝鮮への食糧援助は、紛争・危機管理のための政治戦略の道具と化
している。主要援助国の米国や日本、韓国は外交の道具として食糧支援を行
い、その目的は金正日(キムジョンイル)政権の崩壊を食い止めることであ
り、実際に食糧が飢えた人々に届くかどうかの問題では強い要求を行わない。
政治的な目標と人道支援を混同することは非常に危険で、多くの人が犠牲に
なっている」(4月7日付の毎日新聞のインタビュー)と語っています。

御質問2に対する答え

WFPは最近新たな国際アピールを行いました。これは、今年9月から12月ま
での4ヶ月で約1億ドルに相当する194,876トンの食糧が弱者の救済に
緊急に必要ということです。この緊急援助活動は飢えの危険にある人たちの人
道的食糧支援にあてられます。食糧援助救済は長期にわたる栄養失調に苦しむ
幼い子供たちの健康を維持すること、また妊産婦が適宜な食糧を受け取り、健
康な赤ん坊を産むことの最低条件です。
北朝鮮での活動にはいろいろな制約があります。北朝鮮で活動する国連機関、
NGO、援助国はそれらの制約を心配し、1999年12月に共同声明を出しまし
た。しかしながら、深刻な弱者への必要性から配布そしてモニタリングの可能
な範囲内で活動を続けるに至っております。

<Q?3>
今回要請される援助は、貴機関活動における援助の三本柱、すなわち「生命の
ための食料援助」「成長のための食料援助」「労働のための食糧援助」のう
ち、いずれのカテゴリーに属するのでしょうか。
これは金正日朝鮮労働党総書記の発言と関連します。8月中旬に訪朝した韓国
マスコミ社長団に対し同総書記は「日本が不当な解明を求めている」と語り、
拉致問題での日本の対応を批判しました。また「ロケット一発に二億、三億ド
ルがかかります」と発言、これは今回の国連の要請よりもはるかに大きな金額
です。この金額を食糧に回せば北朝鮮の飢餓は回避できます。災害による被害
のみが現状の食料難の要因とは言えないのではないのではないでしょうか。

御質問3に対する答え

WFPの北朝鮮での緊急活動は次の3つの目的をもっております。
○ 栄養失調児に食糧を与えることでその生命を救うこと
○ 弱者層の栄養状態を守り、栄養失調にならないことを確実にすること
○ 労働のための食糧を通じて農業の復興・改善を助けること、このことに
よって、弱者グループにいずれは食糧援助が必要でなくなるよう支援すること

<Q?4>
北朝鮮による日本人拉致問題を、WFP日本事務所はどのように認識されてお
られますか。
この問題では、先頃私達が森喜朗内閣総理大臣に、拉致被害者救出の為の署名
結果を提出致しました。この署名には、実に150万人の人々が署名を行って
おり、国民の世論でもあります。先頃行われた日朝交渉においても、拉致問題
が議論されました。貴機関の活動をできるだけ多くの人々に知らせることを目
的とし、また貴機関の食料援助活動を理解してもらい日本から食料支援の輪が
広がることを期待されるのであれば、日本国民の世論を無視できないのではな
いでしょうか。

御質問4に対する答え

国連の人道援助機関として、WFPの使命は、食糧援助を通じて世界の飢えを
なくすことです。WFPはその使命に沿って、飢えに最も苦しむ子供、妊産
婦、お年寄りに援助をします。日本およびそのほかの世界各国でWFPは、飢
えと食糧問題にのみ焦点を定めております。
(了)




  
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