救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国民大集会を開催7(2025/11/12)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2025.11.12-2)

■国民大集会を開催7

西岡 それでは決議案を採択したいと思います。決議案の朗読は、松原仁拉致議
連幹事長にお願いいたします。

松原 仁 拉致議連幹事長、元拉致問題担当大臣、衆議院議員

 決議文を読ませていただきます。それに先立ちまして、先ほどの高市総理大臣、
そして木原官房長官兼拉致問題担当大臣の真剣な訴えというものは、私は非常に
感激をいたしました。木原官房長官は今も最後まで、この会が終わるまでいらっ
しゃる。素晴らしい情熱であり、その姿を思っております。皆さんと一緒に、こ
ういった新しい高市総理、木原官房長官とともに拉致問題の解決を進めていきた
いと強く思っております。

 その上で、私は岸田内閣の時代に、金与正氏から、「いつでも日本と会うこと
ができる」という声明があったことをご存知だと思います。その1月の野党審査
においては、岸田総理に対して金正恩氏が「閣下」という言葉を使った。拉致を
ずっとやってきた人間にとっては全く、従来にはなかった状況でありました。

 私もドブネズミ松原仁と言われました(笑)。安倍晋三さんもハリネズミ安倍晋
三と言われてはそうでありますが、こういった状況に比べたら「閣下」と言われ、
そして金正恩が「いつでも会える」というのは、大きな拉致問題の解決の兆しだっ
たと今も思っております。

 それがその1か月後の金与正の会見において、「新しいルートが出てきて、そ
して日本とはもう一切会わない」と、こういうふうに180度北朝鮮の態度が変
わった。

 私はなぜ変わったのかという分析、そしてそれまでやってきた長い間のその関
係、正当な人間関係を作りながらも、結果としてやらなければいけないルート、
こういったものをもう一回検証する。それまで、「解決は手が届くところまで来
ていた」、と思っていました。

 なぜそれがそうやってダメになってしまったのかを含め検証する必要があると
思っております。

 もちろん私は制裁というものは、まだまだ山のようにあるというふうに思って
おります。しかし、しかしこの段階においては、今回の決議文も随分と踏み込ん
だ内容を書いているわけでありますが、それぐらいの踏み込みを持って、とにか
く親と子どもの再会を目指す、これが今日の会の一種のまとまりだろうと思って
おります。その上で決議案を拝読させてもらいます。

<決議案>

 本日、私たちは今年2回目の「時間がない!政府は親の世代が存命のうちに全
拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」を開いた。

 前回の国民大集会から半年が過ぎたが日朝間では何も新しいことは起きず、彼
の地で助けを待つ被害者とこちらで再会を待つご家族の苦しみの時間がそれだけ
延長した。

 わが国では10月に高市早苗政権が発足した。高市総理は内閣発足2日後に家
族会・救う会と面会して強い熱量を込めて、「被害者救出のために金正恩委員長
と会う覚悟がある」と語った。横田拓也代表は高市総理に、岸田文雄政権時代に
水面下で進んでいたと思われるハイレベル協議再構築を求めた。

 先週には訪日したドナルド・トランプ米大統領が家族会・救う会と面会し、
「いつもこのことを念頭においている」、「力の限り何でもする」、「金正恩氏
とこのことを討議する」と語った。

 亡命した北朝鮮外交官によると、北朝鮮は日本からの経済支援をほしがってお
り、そのためにはまず米朝首脳会談で制裁を緩めさせ、その後に日朝首脳会談を
行って拉致問題を動かすというシナリオを考えているという。

 金正恩委員長に伝えたい。私たちは、親の世代の家族が存命のうちに全拉致被
害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことと、独自制裁を解
除することに反対しない。また、帰国した拉致被害者から秘密を聞き出して国交
正常化に反対しない。ただし、それには期限がある。一人になってしまった家族
会メンバーの親の世代の横田早紀江さんが健在なうちに拉致被害者に会えないこ
とがあれば、私たちは強い怒りを持って国交正常化に反対し、独自制裁強化を求
め、更なる然るべき措置を取る。

以下決議する。

1.政府は、親の世代の家族が存命のうちに、全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ。

2.北朝鮮は、親の世代の家族が存命のうちに、全拉致被害者一括帰国を決断せ
よ。

3.閣僚、国会議員、地方首長、地方議員、国民の全員がブルーリボンをつけて、
北朝鮮に対し救出への意思を示そう。

令和7年11月3日

「時間がない!政府は親の世代が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を実
現せよ!国民大集会」参加者一同

 以上です。よろしくお願いいたします(拍手)。

西岡 拍手をもって決議を採択したいと思います。拍手をお願いします(拍手)。

 ありがとうございました。松原元大臣は「ドブネズミ」と言われたそうですが、
実は10月30日、(北朝鮮の)「労働新聞」が高市総理のことを書きました。
動物は出てきません。なんて言ったのか。「保守右翼」と言いました。そしてこ
ちらに日本維新の会がいらっしゃいますが、日本維新の会だけ「極右」と言いま
した。高市総理と切り分けたので、日本維新の会は極右じゃないと思いますが、
わざわざ高市総理は「保守右翼」と言って、維新の会だけ「極右」と言いました。

 この意味することは何なのか。「保守右翼」これは歴代の自民党政権がそうだ
と書いてあります。小泉総理もそうなんです。その人に金正恩総書記が会ったと
いうことを踏まえて、言葉遣いを使っているのではないかというふうにも思いま
す。高市総理が金正恩委員長に会う覚悟があると言ったら、「労働新聞」にそう
言う論説が出ました。

 今、こういう状況であります。だからこそ今日の大会、皆さんと一緒にここま
で来れたことを本当にありがとうございます。ありがとうございました(拍手)。

 それでは恒例ですけれども、みんなでシュプレヒコールをしたいと思います。
一列目にいらっしゃる方は壇に上がってください。

【シュプレヒコール】
シュプレヒコール! お?! 
シュプレヒコール! お?! 
シュプレヒコール! お?! 

「政府は親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!」
「実現せよ!」 「実現せよ!」

「北朝鮮は我々の家族が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を決断せよ!」
「決断せよ!」 「実現せよ!」

「私たちは全被害者が帰ってくるまで、最後の最後まで戦うぞ!」 「戦うぞ!」
 「戦うぞ!」 「戦うぞ!」 「戦うぞ!」 「戦うぞ!」

西岡 ありがとうございました(拍手)。これで閉会といたします。

以上



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■高市首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 高市早苗殿

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