国民大集会を開催4(2025/11/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2025.11.10-1)
■国民大集会を開催4
西岡 今日は、これだけの各党の政治家の先生方が代表してきてくださいました。
平壌は見ていると思います。日本の国会は何を考えているのか、と。ぜひ強いメッ
セージを出していただきたいというふうに思います。
◆解決の扉を開くチャンスがある
山谷えり子(自由民主党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣、参議院議員)
皆様こんにちは。今日は強い気持ちで、「もう時間がない」とこうして集まっ
ていただきまして本当にありがとうございます。自民党拉致問題対策本部長、改
めて着任いたしました山谷えり子でございます。
これまで蓄積してまいりました情報収集、調査分析、そして啓発活動、人脈、
すべて総動員をして、一日も早い解決の扉を開くべく頑張り抜いてまいります。
高市内閣発足後2日目に官邸でご家族の皆様とお会いになられて、そして、
「リーダーシップを発揮して突破口を開くべく取り組む」。「金正恩委員長と向
き合う覚悟ができている」と語られましたが、今日の総理の改めての決意、力強
かったんですよね、本当に(拍手)。日朝首脳会談を開くべく、いろいろ働きか
けをされているということも明かされました。
決して諦めない人、これが高市総理であります。決断と実行、決断と前進、そ
して結果を出す。本当に執念の人でこの扉を開いていただきたいと思います。
木原官房長官・拉致問題担当大臣も、ずっとずっと拉致問題に関わってこられ
ました。内閣の熱量は半端ではございません。そしてトランプ大統領との面会で、
「全力を尽くして問題に取り組む」と、トランプ大統領、熱量をもって語られま
した。
そしてルビオ国務長官、古屋拉致議連会長からもお話がありましたが、私たち
は何度も何度もルビオ上院議員とお会いをして、「これはテロだ」と、ものすご
い思いを持っていらっしゃる方が今回国務長官になられたわけでございます。
私たちは毎年、ホワイトハウスや国務省で意見交換をしてまいりましたが、ア
メリカの方も米朝首脳会談を探ってるなという感触を得ていますし、また北朝鮮
情報収集関係の方は、ずっとずっと長く取り組んでこられた方たちが固めている
ということも、本当に心強いことだというふうに感じております。日米の連携、
拉致問題の解決、かつてない強さにあるというふうに思っております。
ご家族の方がトランプ大統領と面会したそのすぐ後に、自民党本部に、家族会
の横田代表、飯塚事務局長、そして救う会の西岡会長に来ていただきました。国
会議員たちから、扉を開くべく、色んな意見が出ました。
プロジェクトチームも立ち上げながら、改めてその熱量をもって、解決の扉を
開くべく行動してまいります。来年度の予算、しっかりと増額で取らせていただ
いています。情報収集、調査分析、世論喚起、予算のしっかりした循環でもって、
私たちの怒りが解決につながるように頑張っていきたいというふうに思っていま
す。
世界は動いています。非常に複雑な情勢です。だからこそ、扉を開くチャンス
がある、可能性に満ちている。これが今の状況だと思っております。9月、中国
で、中国と北朝鮮とロシアの首脳が横に並んで連帯を示しました。しかし、一枚
岩ではありません。複雑です。だからこそ、私たちは可能性を開く重要な時期に
あるというふうに思っています。
国連も、この北朝鮮問題、COI(北朝鮮における人権に関する国連調査委員
会)レポートという、北朝鮮の人権侵害のレポートが10年前に出ましたが、こ
れも今見直そうじゃないか、さらに強めていこうじゃないかという動きもござい
ます。
北朝鮮は日本の世論の風化を願っていると思われますが、そんなことはさせま
せん。ユーチューブのコンテンツでも、もう100万回以上の皆さんが関心を持っ
ている。そして先日も公共放送で長い長いドラマやドキュメンタリーがございま
した。
自民党本部は、女性局、そして青年局とともに、さらに世論喚起の体制を強化
すべく指示を出しているところでございます。日米の連携はかつてない。そして
日本の主体的な動き、あらゆることをするという総理の決意と、総理の頭脳。こ
れまでいろんなことを切り開いてきた総理でございますので、皆様とともに、解
決の扉を、すべての拉致被害者の即時一括帰国、親の世代存命のうちに、一日も
早くという思いを皆様とともに共有しながら、解決に向けて前進、前進、前進し
てまいりたいと思います。どうぞまたお力、引き続きよろしくお願いいたします。
ありがとうございます(拍手)。
◆SNSで北朝鮮国民に呼び掛けよう
渡辺 周(立憲民主党拉致問題対策本部長、衆議院議員)
ただいまご紹介いただきました立憲民主党の拉致対策本部の本部長をしており
ます、衆議院議員の渡辺周でございます。私も何度もこの会に出ております。
今日は先ほど総理のお話を聞きましてですね、高市総理から「拉致問題解決の
ためには手段を選ばない」と、心強い言葉をいただきました。私も賛同するとこ
ろでございます。
特に最近では、北朝鮮で脱北をしてきた方々がですね、韓国でユーチューバー
として日本に来て、「日本に来て改めて北朝鮮で教えられてきたこと、あるいは
韓国で教えられてきた反日思想が実は間違っていた」と、そして「拉致問題のこ
とについても改めて知った」と、こういうことをユーチューブでもう100万回
以上再生されているわけです。
我々もですね、こういう今現状が変わってきた、当初の拉致問題が発覚したと
きと比べて、これだけのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)社
会ですから、こういう方々に対してですね、特に日本にいる朝鮮総連を中心とし
た北朝鮮の組織に対しても、「もうあなた方が神格化する指導者、この人たちに
忠誠を尽くしても、何にもいいことはない、報われない。むしろ、日本と仲良く
するためにはこの拉致問題に対して、とにかく解決する方向に持っていってもら
わなければ、日本にいる北朝鮮の組織はもうとてもじゃないけど今後やっていか
れない」。
それぐらいのですね、強い圧力をかけ、そして北朝鮮にいる国民には、そうし
たSNSを通して、「お宅の国のリーダーあるいは国の体制は、もう今や世界の
中では異常だ」と、「まともではない」と。
もうその民主的な国家について、早くですね、北朝鮮の国民をやっぱり今の体
制についての疑問を持て。まだ10代の高校生と思われるような娘が次の指導者
なのかと、金正恩が連れて歩いているあの娘と称される方が将来のリーダーなの
かと、やせほそっていく国民のイメージを横目に、非常に深刻にと、何かこの本
当に権力の特権のようなものをですね、形にしている。
あるいは北朝鮮の4代目の体制についておかしい、こうしたことに対して我々
は情報戦も含めて、北朝鮮の国民の意識も変えていく。そしてあらゆる手を尽く
して、拉致問題解決のために野党第一党として全面的に協力することをお約束申
し上げまして、本部長としてのご挨拶とさせていただきます。力を合わせて頑張
りましょう(拍手)。
◆今こそ好機
石井 苗子(みつこ) 日本維新の会拉致対策本部事務局長、参議院議員
ただいまご紹介に預かりました日本維新の会拉致対策本部の事務局長をさせて
いただいております、参議院議員、全国比例代表の石井苗子と申します。
日本維新の会が自民党と連立を組みまして初めて政党を代表してご挨拶をさせ
ていただきます。よろしくお願いいたします。
本日こうして国民大集会が開かれましたが、早期に解決すべき拉致問題の国民
集会を今回また開催せざるを得ない状況を、私は大変残念に思っております。
私は横田めぐみさん、新潟の中学校に在籍しておられましたが、同級生の池田
正樹さんが主催している「横田めぐみさんおかえりなさい」というチャリティー
コンサートがございまして、令和元年から、毎年参加させていただいております。
今年も10月4日に新潟の会場で、めぐみさんの弟さんでいらっしゃいます哲也
さん、そして曽我ひとみさんにお会いしてお話をいたしました。
若い世代にこの拉致問題を浸透させていくことが国際的な日本の協力体制とし
ても必要であると先ほどからお伺いしておりますが、私は新潟で若い方々が拉致
問題を知らないという若い人にお会いしたことはありません。
むしろ若い方々もその動かない、動こうとしない政府だったり、主体性を持た
ない政府だったりということに対しますご不安が年々大きくなっておりました。
一身にそれを預かってチャリティーコンサートに参加してまいりました。
横田めぐみさん、今年で61歳です。きっと日本に帰りたい、お母さんに会い
たいという思いであふれていることと思います。国会において私は令和3年の予
算委員会で、菅総理にめぐみさんの小学校の卒業作文と版画の自画像をご紹介い
たしまして、拉致問題の解決に向けた決意を求めました。
また令和6年には岸田総理に拉致問題に取り組む方々のお声をお伝えし、北朝
鮮との交渉を進める姿勢について問いました。菅総理からは「胸が張り裂けそう
な思いがする」というコメントをいただきましたが、いずれにしても、それぞれ
の総理はですね、公的な立場からの回答で、拉致問題を解決する強い意思という
ものは感じられませんでした。
しかし今は違ってきていると思います。拉致問題の解決に強い関心がある、意
思がある高市早苗さんが総理になりました。そして日本維新の会はこれから連立
して高市総理をお支えしていこうと考えております。今が解決の道を新しく開く
時であると思います。
ウクライナ戦争に協力することで、北朝鮮はロシアとの関係を深めています。
決して良い状況ではありませんが、私は新政権の対応に強い期待を持っておりま
す。トランプ大統領は来日日程が非常に忙しい中、家族会の皆様との面談を行い、
拉致問題の解決について「できる限りのことをする」と明言されました。英語で
「できる範囲のことをやっていこうと思う」という英語と、「できる限りのこと
をしようと思う」という「ベスト」という言葉の使い方は大いに違うと私は期待
しております。
小泉訪朝による拉致被害者5名の皆様の帰国以後、23年間問題解決の進展は
ありませんでした。これを重く受け止めております。日米両国政府が解決に向け
た意思が一致しているというのは何よりも好機です。ぜひとも被害者の全員の一
括帰国を実現しましょう。今こそ大きな機会であると思います。
そして早紀江さんとめぐみさんの母子の親、子の対面を実現しましょう。その
実現のために努力をし、協力を惜しまないことを深くお約束申し上げまして、私
からのご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました(拍手)。
◆今年も我々は80万筆を超える署名を集めた
川合 孝典 国民民主党拉致問題対策本部長、参議院議員
皆様こんにちは。ご紹介を賜りました国民民主党拉致問題対策本部長、参議院
議員の川合孝典でございます。
私も本日ここに集まって皆様と心合わせをしなければいけないということを忸
怩たる思いでこの場にお伺いさせていただきました。
30年以上前から私自身この拉致問題の解決に向けた取り組みを進めさせてい
ただいてまいりました。先ほど西岡会長から1900万筆を超える拉致被害者救
出の署名が集まったとご報告をいただきましたが、そのうちの3分の1以上は私
どもで集めさせていただいており、今年も80万筆を超える署名を集めさせてい
ただきました。全てはこの拉致被害者が存在するという事実を国民の皆さんの記
憶から消してはならないという思いからであります。
そうした立場から、この間具体的に政治家としてこの拉致被害者救出の取り組
みに関わりが取れないことに対して大変忸怩たる思いを持っておりました。しか
しながら今日総理と官房長官のご挨拶を聞かせていただいて、大変思うところ、
熱い思いとなりました。前政権、前々政権の折にハイレベル協議をやると岸田総
理の時代におっしゃっていただきました。
しかしその後、岸田政権ではいわゆる米朝交渉の話が出てきたり、主体的に拉
致被害者救出の取り組みを行うといったようなトーンがなかなか見えなくなって
しまっていて、「自国民を救うために主体的に一国の総理が前に出て取り組まな
くてどうするんだ」ということを昨年も申し上げさせていただいたその立場とし
ては、重く高市総理に受け止めていただき、主体的に取り組むと、自らが一手で
も交渉するといったことをおっしゃっていただいたことを大変熱い思いで受け止
めさせていただきました。
また木原官房長官が、「最後の拉致担当大臣になれるように頑張る」とおっしゃっ
ていただいた、このことも私も一政治家として重く受け止めさせていただきまし
た。
この問題が起こった当時から現在に至るまで、日朝間の関係も含めて様々な時
代的歴史的背景があり、困難の状況があったことは十分承知しております。しか
しながら今やらなければいけないことは、百万の言葉を紡ぐよりも一つの行動を
どう我々が行動に移すのかということが問われている、このように思っておりま
す。
国民民主党は拉致被害者を一刻も早い、全ての拉致被害者の救出に向けて、政
府の取り組みを進められることに対して、全面的に支援を行わせていただくこと
をこの場で改めて皆様にお誓いを申し上げたいと思います。
一刻の猶予もありません。全ての超党派で、全ての知恵を絞って、被害者の救
出を果たすべく、全力の取り組みを進めることを改めて本日この場で皆様にお誓
い申し上げ、国民民主党を代表しての皆様への決意のご挨拶をさせていただきま
す。皆様頑張ってまいりましょう。ありがとうございました(拍手)。
(5につづく)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■高市首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 高市早苗殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■国民大集会を開催4
西岡 今日は、これだけの各党の政治家の先生方が代表してきてくださいました。
平壌は見ていると思います。日本の国会は何を考えているのか、と。ぜひ強いメッ
セージを出していただきたいというふうに思います。
◆解決の扉を開くチャンスがある
山谷えり子(自由民主党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣、参議院議員)
皆様こんにちは。今日は強い気持ちで、「もう時間がない」とこうして集まっ
ていただきまして本当にありがとうございます。自民党拉致問題対策本部長、改
めて着任いたしました山谷えり子でございます。
これまで蓄積してまいりました情報収集、調査分析、そして啓発活動、人脈、
すべて総動員をして、一日も早い解決の扉を開くべく頑張り抜いてまいります。
高市内閣発足後2日目に官邸でご家族の皆様とお会いになられて、そして、
「リーダーシップを発揮して突破口を開くべく取り組む」。「金正恩委員長と向
き合う覚悟ができている」と語られましたが、今日の総理の改めての決意、力強
かったんですよね、本当に(拍手)。日朝首脳会談を開くべく、いろいろ働きか
けをされているということも明かされました。
決して諦めない人、これが高市総理であります。決断と実行、決断と前進、そ
して結果を出す。本当に執念の人でこの扉を開いていただきたいと思います。
木原官房長官・拉致問題担当大臣も、ずっとずっと拉致問題に関わってこられ
ました。内閣の熱量は半端ではございません。そしてトランプ大統領との面会で、
「全力を尽くして問題に取り組む」と、トランプ大統領、熱量をもって語られま
した。
そしてルビオ国務長官、古屋拉致議連会長からもお話がありましたが、私たち
は何度も何度もルビオ上院議員とお会いをして、「これはテロだ」と、ものすご
い思いを持っていらっしゃる方が今回国務長官になられたわけでございます。
私たちは毎年、ホワイトハウスや国務省で意見交換をしてまいりましたが、ア
メリカの方も米朝首脳会談を探ってるなという感触を得ていますし、また北朝鮮
情報収集関係の方は、ずっとずっと長く取り組んでこられた方たちが固めている
ということも、本当に心強いことだというふうに感じております。日米の連携、
拉致問題の解決、かつてない強さにあるというふうに思っております。
ご家族の方がトランプ大統領と面会したそのすぐ後に、自民党本部に、家族会
の横田代表、飯塚事務局長、そして救う会の西岡会長に来ていただきました。国
会議員たちから、扉を開くべく、色んな意見が出ました。
プロジェクトチームも立ち上げながら、改めてその熱量をもって、解決の扉を
開くべく行動してまいります。来年度の予算、しっかりと増額で取らせていただ
いています。情報収集、調査分析、世論喚起、予算のしっかりした循環でもって、
私たちの怒りが解決につながるように頑張っていきたいというふうに思っていま
す。
世界は動いています。非常に複雑な情勢です。だからこそ、扉を開くチャンス
がある、可能性に満ちている。これが今の状況だと思っております。9月、中国
で、中国と北朝鮮とロシアの首脳が横に並んで連帯を示しました。しかし、一枚
岩ではありません。複雑です。だからこそ、私たちは可能性を開く重要な時期に
あるというふうに思っています。
国連も、この北朝鮮問題、COI(北朝鮮における人権に関する国連調査委員
会)レポートという、北朝鮮の人権侵害のレポートが10年前に出ましたが、こ
れも今見直そうじゃないか、さらに強めていこうじゃないかという動きもござい
ます。
北朝鮮は日本の世論の風化を願っていると思われますが、そんなことはさせま
せん。ユーチューブのコンテンツでも、もう100万回以上の皆さんが関心を持っ
ている。そして先日も公共放送で長い長いドラマやドキュメンタリーがございま
した。
自民党本部は、女性局、そして青年局とともに、さらに世論喚起の体制を強化
すべく指示を出しているところでございます。日米の連携はかつてない。そして
日本の主体的な動き、あらゆることをするという総理の決意と、総理の頭脳。こ
れまでいろんなことを切り開いてきた総理でございますので、皆様とともに、解
決の扉を、すべての拉致被害者の即時一括帰国、親の世代存命のうちに、一日も
早くという思いを皆様とともに共有しながら、解決に向けて前進、前進、前進し
てまいりたいと思います。どうぞまたお力、引き続きよろしくお願いいたします。
ありがとうございます(拍手)。
◆SNSで北朝鮮国民に呼び掛けよう
渡辺 周(立憲民主党拉致問題対策本部長、衆議院議員)
ただいまご紹介いただきました立憲民主党の拉致対策本部の本部長をしており
ます、衆議院議員の渡辺周でございます。私も何度もこの会に出ております。
今日は先ほど総理のお話を聞きましてですね、高市総理から「拉致問題解決の
ためには手段を選ばない」と、心強い言葉をいただきました。私も賛同するとこ
ろでございます。
特に最近では、北朝鮮で脱北をしてきた方々がですね、韓国でユーチューバー
として日本に来て、「日本に来て改めて北朝鮮で教えられてきたこと、あるいは
韓国で教えられてきた反日思想が実は間違っていた」と、そして「拉致問題のこ
とについても改めて知った」と、こういうことをユーチューブでもう100万回
以上再生されているわけです。
我々もですね、こういう今現状が変わってきた、当初の拉致問題が発覚したと
きと比べて、これだけのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)社
会ですから、こういう方々に対してですね、特に日本にいる朝鮮総連を中心とし
た北朝鮮の組織に対しても、「もうあなた方が神格化する指導者、この人たちに
忠誠を尽くしても、何にもいいことはない、報われない。むしろ、日本と仲良く
するためにはこの拉致問題に対して、とにかく解決する方向に持っていってもら
わなければ、日本にいる北朝鮮の組織はもうとてもじゃないけど今後やっていか
れない」。
それぐらいのですね、強い圧力をかけ、そして北朝鮮にいる国民には、そうし
たSNSを通して、「お宅の国のリーダーあるいは国の体制は、もう今や世界の
中では異常だ」と、「まともではない」と。
もうその民主的な国家について、早くですね、北朝鮮の国民をやっぱり今の体
制についての疑問を持て。まだ10代の高校生と思われるような娘が次の指導者
なのかと、金正恩が連れて歩いているあの娘と称される方が将来のリーダーなの
かと、やせほそっていく国民のイメージを横目に、非常に深刻にと、何かこの本
当に権力の特権のようなものをですね、形にしている。
あるいは北朝鮮の4代目の体制についておかしい、こうしたことに対して我々
は情報戦も含めて、北朝鮮の国民の意識も変えていく。そしてあらゆる手を尽く
して、拉致問題解決のために野党第一党として全面的に協力することをお約束申
し上げまして、本部長としてのご挨拶とさせていただきます。力を合わせて頑張
りましょう(拍手)。
◆今こそ好機
石井 苗子(みつこ) 日本維新の会拉致対策本部事務局長、参議院議員
ただいまご紹介に預かりました日本維新の会拉致対策本部の事務局長をさせて
いただいております、参議院議員、全国比例代表の石井苗子と申します。
日本維新の会が自民党と連立を組みまして初めて政党を代表してご挨拶をさせ
ていただきます。よろしくお願いいたします。
本日こうして国民大集会が開かれましたが、早期に解決すべき拉致問題の国民
集会を今回また開催せざるを得ない状況を、私は大変残念に思っております。
私は横田めぐみさん、新潟の中学校に在籍しておられましたが、同級生の池田
正樹さんが主催している「横田めぐみさんおかえりなさい」というチャリティー
コンサートがございまして、令和元年から、毎年参加させていただいております。
今年も10月4日に新潟の会場で、めぐみさんの弟さんでいらっしゃいます哲也
さん、そして曽我ひとみさんにお会いしてお話をいたしました。
若い世代にこの拉致問題を浸透させていくことが国際的な日本の協力体制とし
ても必要であると先ほどからお伺いしておりますが、私は新潟で若い方々が拉致
問題を知らないという若い人にお会いしたことはありません。
むしろ若い方々もその動かない、動こうとしない政府だったり、主体性を持た
ない政府だったりということに対しますご不安が年々大きくなっておりました。
一身にそれを預かってチャリティーコンサートに参加してまいりました。
横田めぐみさん、今年で61歳です。きっと日本に帰りたい、お母さんに会い
たいという思いであふれていることと思います。国会において私は令和3年の予
算委員会で、菅総理にめぐみさんの小学校の卒業作文と版画の自画像をご紹介い
たしまして、拉致問題の解決に向けた決意を求めました。
また令和6年には岸田総理に拉致問題に取り組む方々のお声をお伝えし、北朝
鮮との交渉を進める姿勢について問いました。菅総理からは「胸が張り裂けそう
な思いがする」というコメントをいただきましたが、いずれにしても、それぞれ
の総理はですね、公的な立場からの回答で、拉致問題を解決する強い意思という
ものは感じられませんでした。
しかし今は違ってきていると思います。拉致問題の解決に強い関心がある、意
思がある高市早苗さんが総理になりました。そして日本維新の会はこれから連立
して高市総理をお支えしていこうと考えております。今が解決の道を新しく開く
時であると思います。
ウクライナ戦争に協力することで、北朝鮮はロシアとの関係を深めています。
決して良い状況ではありませんが、私は新政権の対応に強い期待を持っておりま
す。トランプ大統領は来日日程が非常に忙しい中、家族会の皆様との面談を行い、
拉致問題の解決について「できる限りのことをする」と明言されました。英語で
「できる範囲のことをやっていこうと思う」という英語と、「できる限りのこと
をしようと思う」という「ベスト」という言葉の使い方は大いに違うと私は期待
しております。
小泉訪朝による拉致被害者5名の皆様の帰国以後、23年間問題解決の進展は
ありませんでした。これを重く受け止めております。日米両国政府が解決に向け
た意思が一致しているというのは何よりも好機です。ぜひとも被害者の全員の一
括帰国を実現しましょう。今こそ大きな機会であると思います。
そして早紀江さんとめぐみさんの母子の親、子の対面を実現しましょう。その
実現のために努力をし、協力を惜しまないことを深くお約束申し上げまして、私
からのご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました(拍手)。
◆今年も我々は80万筆を超える署名を集めた
川合 孝典 国民民主党拉致問題対策本部長、参議院議員
皆様こんにちは。ご紹介を賜りました国民民主党拉致問題対策本部長、参議院
議員の川合孝典でございます。
私も本日ここに集まって皆様と心合わせをしなければいけないということを忸
怩たる思いでこの場にお伺いさせていただきました。
30年以上前から私自身この拉致問題の解決に向けた取り組みを進めさせてい
ただいてまいりました。先ほど西岡会長から1900万筆を超える拉致被害者救
出の署名が集まったとご報告をいただきましたが、そのうちの3分の1以上は私
どもで集めさせていただいており、今年も80万筆を超える署名を集めさせてい
ただきました。全てはこの拉致被害者が存在するという事実を国民の皆さんの記
憶から消してはならないという思いからであります。
そうした立場から、この間具体的に政治家としてこの拉致被害者救出の取り組
みに関わりが取れないことに対して大変忸怩たる思いを持っておりました。しか
しながら今日総理と官房長官のご挨拶を聞かせていただいて、大変思うところ、
熱い思いとなりました。前政権、前々政権の折にハイレベル協議をやると岸田総
理の時代におっしゃっていただきました。
しかしその後、岸田政権ではいわゆる米朝交渉の話が出てきたり、主体的に拉
致被害者救出の取り組みを行うといったようなトーンがなかなか見えなくなって
しまっていて、「自国民を救うために主体的に一国の総理が前に出て取り組まな
くてどうするんだ」ということを昨年も申し上げさせていただいたその立場とし
ては、重く高市総理に受け止めていただき、主体的に取り組むと、自らが一手で
も交渉するといったことをおっしゃっていただいたことを大変熱い思いで受け止
めさせていただきました。
また木原官房長官が、「最後の拉致担当大臣になれるように頑張る」とおっしゃっ
ていただいた、このことも私も一政治家として重く受け止めさせていただきまし
た。
この問題が起こった当時から現在に至るまで、日朝間の関係も含めて様々な時
代的歴史的背景があり、困難の状況があったことは十分承知しております。しか
しながら今やらなければいけないことは、百万の言葉を紡ぐよりも一つの行動を
どう我々が行動に移すのかということが問われている、このように思っておりま
す。
国民民主党は拉致被害者を一刻も早い、全ての拉致被害者の救出に向けて、政
府の取り組みを進められることに対して、全面的に支援を行わせていただくこと
をこの場で改めて皆様にお誓いを申し上げたいと思います。
一刻の猶予もありません。全ての超党派で、全ての知恵を絞って、被害者の救
出を果たすべく、全力の取り組みを進めることを改めて本日この場で皆様にお誓
い申し上げ、国民民主党を代表しての皆様への決意のご挨拶をさせていただきま
す。皆様頑張ってまいりましょう。ありがとうございました(拍手)。
(5につづく)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■高市首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 高市早苗殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




