救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国民大集会を開催2(2025/11/07)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2025.11.07-1)

■国民大集会を開催2

◆家族会参加者紹介

西岡力

 主催団体でもある家族会の参加メンバーを紹介します。

 まず、今挨拶した方々から。

 横田めぐみさんの弟、横田拓也さん(拍手、以下略)。

 横田めぐみさん母、横田早紀江さん。

 自身が拉致被害者であり、かつまだ帰ってきていない曾我ミヨシさんの娘であ
る曽我ひとみさん。

 いつも車いすでお父さんの有本明弘さんが来てくださっていましたが、今年2
月にお亡くなりになり、今有本恵子さんのお姉さんである、北谷昌子さんが、あ
とでご紹介しますが恵子さんの妹、有本郁子(いくこ)さんと共に、来てくさだい
ました。

 次に、客席の家族会メンバーを紹介します。

 横田めぐみさんの弟、横田哲也さん。

 田口八重子さん長男、飯塚耕一郎さん。

 田口八重子さんの兄、本間勝(まさる)さん。

 市川修一さんの兄、市川健一さん。

 増元るみ子さんの弟、増元照明さん。

 松木薫さんの弟、松木信宏さん。

 有本恵子さんの妹、有本郁子さん。

 松本京子さんの兄、松本孟(はじめ)さん。

 寺越昭二さんの長男、寺越昭男さん。

 寺越昭二さんの三男、内田美津夫(みつお)さん。

 2002年に帰国した浜本(地村)富貴恵さんの兄、浜本七郎(しちろう)さ
ん。

 以上10家族16名です。以上の方々を代表して訴えをしていただきたいと思
います。まず、横田めぐみさんのお母さん、横田早紀江さん(拍手)。

◆不思議な力が働いて解決することを心から願って

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 皆さま、こんにちは。今日は本当にたくさんの皆さまにお集まりいただきまし
て、本当に嬉しく思っております。もう何回も何回も、こうして、拉致問題を訴
え続けて、西岡先生や多くの国民の皆さまにご協力いただきながら、訴えること
ができています。

 本当にこれが真実の問題であったということが明らかになって、 「すぐに帰っ
てこられるのかな」って、毎年思いながら、めぐみちゃんのことや、皆さんのお
子様、お姉様、いろんな方のことを思いながらやってきましたけれども、本当に

 この問題だけは不思議なことに、全然動こうとしません。

 なんでこんなに動かないんだろう。こんな大変なことが行われているのに、ど
うして、なんで動かないんだろうっていう疑問がいつも、いつも頭の中にありま
して、どうすれば動くんだろう、と。

 そして集会をすると、たくさんの皆様が心から思いを込めてこうして集まって
いただき、署名活動とか、それから私たちは講演会をもう1000回以上も越えて、
主人も共に頑張ってきました。

 そして拉致ということがこんなことが行われていたんだっていうことを、国民
の皆さまが少しずつ知っていただくようになって、ようやく今こうして大変なこ
とを本当に日本も背負っているんだということが明らかになっております。

 それでも、あちらの国はなかなか心を開きませんし、どうしたらいいんでしょ
うっていうことを私たちは本当に分かりませんが、今回の高市総理が初めて着任
されまして、「本当に信念を持ってこのことを解決します」とおっしゃってくだ
さることに対して、本当に私たちは心から感謝しております。

 必ずそのことを実現していただきたいと思っております。「和をもって尊しと
なす」という言葉は本当に昔から言われておりますけれども、憎々しい者に対し
て和を持つということはなかなかできないことですけれども、やっぱり攻撃だけ
していては、相手は絶対に心を開かないと私も思います。

 苦しいことがあっても、やっぱり温かい心でお互いが話し合って、「あなたの
お子さんがこうなったら本当に寂しいでしょう」、「どんなに悲しいことが分か
りますでしょう」っていう言い方でも何でもいいですから、向こうのお気持ちを
ほぐすように、このことを本気で考えて、この子どもたちを返さなきゃいけない
と、世界中がそう思っているんだということを分かっていただけるように、どう
か交渉していただけることが私たちの望みであります。

 国民の皆様とともに、このことを信じ、完成することを信じて、祈って、本当
にその日が来るのを、こんなにいい日がやっぱり来たんだということが、日本中
が湧き立つような思いで迎えてくださることを確信していますので、どうかご協
力よろしくお願いいたします。

 そして総理にも本当にお忙しい中、こうして、毎日お忙しい中でこのようにご
参加いただきまして、皆さまのお気持ちを聞いてくださると思います。本当にど
うか不思議な力が働いて解決に向かいますことを、心から願ってお祈りいたしま
すので、どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございます(拍手)。

◆94歳の母、元気で諦めずにいてほしい

曽我ひとみ(拉致被害者、曽我ミヨシさん長女)

 皆さんこんにちは。本日はお休みのところ、こんなにもたくさんの方が、この
会場に足を運んでいただいたということは、この拉致問題を一日も早く解決しな
くてはいけないというい心の現れだと、大変感謝しております。ありがとうござ
います。

 私の母は、今年12月で94歳になります。 94歳、皆さま方にもお母様は
いらっしゃると思います。どんなお母さんですか。私の母は、とても明るく、働
き者で、本当に私と友達みたいにいつも生活をしていました。

 しかし、この拉致問題という大きな、大きな事件に巻き込まれて、もう半世紀
近く母に会うことができずにいます。本当に母の年齢を考えると、ただただ元気
で諦めずにいてほしい、もうその言葉しかありません。

 普通の生活、一緒にご飯を食べて、一緒に寝て、一緒にたくさん話をして、こ
の普通のことが50年間もできていないのです。被害者の方は、これからくる寒
い冬、そしてこんなにも長い時間家族の元に帰ることができずに、本当に苦しい
思いをしていると思います。

 そして、日本で家族を待っている方々も、一日一日どうしたら自分の娘が帰っ
てこられるんだろうかと、本当に心配の中で毎日毎日を暮らしていると思います。

 私一人には大きな力はありません。でも、国民の皆さん、そして今日こちらに
いらっしゃる方々、そして高市総理に心からお願いしたいと思います。一日も早
く家族が温かい家族の元に帰ってこられることを心から願っていますし、本当に
これからお力を今まで以上にお貸しいただきたいと心から願っております。どう
か皆さんよろしくお願いいたします(拍手)。

◆帰ってきたら話したいことがたくさんある

北谷昌子(有本恵子さん姉)

 皆様こんにちは。私は有本恵子の姉の北谷昌子と申します。 本日は国民大集
会に参加していただきありがとうございます。そして生前の両親、有本明弘・嘉
代子に多くの方から励ましのご支援をいただいたこと、誠にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

 北朝鮮に拉致された恵子を取り戻すため、運動を続けてきた両親が恵子と再会
を果たすこと亡くなりましたことは残念でなりません。私は家の中が暗く悲しく
なると思い、普段は恵子の話はしないように明るく前向きに生活してまいりまし
た。両親や兄弟たちも同じです。

 生前、父は「トランプ大統領と安倍総理が協力すれば拉致問題も解決できる。
長い間運動を続けてきて初めて希望が持てた」と話し、解決への思いを書いた手
紙を安倍総理や拉致問題対策本部に送っていました。

 令和5年5月、トランプ大統領との2度目の面会の時に父が書いた手紙に対し、
トランプ大統領からの返事が届きました。「明弘、あなたのために全力を尽くし
ています。安倍総理も同じです。あなたはきっと勝利するでしょう。お会いでき
てよかったです」。

 トランプ大統領が他国の一国民に寄せてくださったお心遣いに心から感謝をし
ております。父はこの手紙を励みに、さらに運動に取り組んできました。父の死
後、妹たちとこれからのことをお話し合いました。考えていたことは皆同じでし
た。北朝鮮に対して恵子の帰国を諦めてはいけないということを示すためにも、
家族会に入り活動を続けていく決心で、長女の私と、慶子と一番仲の良かった四
女の郁子が入会させていただくことになりました。

 私たちの感じでしかありませんが、恵子は生きていると思っています。拉致問
題の解決は日本政府にしていただければならない課題ですが、父が常に言ってい
たように、日本一国では難しいことだと思います。高市総理はトランプ大統領に
協力をお願いしていただき、日本政府一丸となって早期に日朝首脳会談を開催し、
拉致被害者の全員帰国を実現していただきますようにお願い申し上げます。

 そして、本日ご出席の国会議員の先生方におかれましては、ガチ問題の早期解
決に向けてご支援、ご協力をお願いいたします。恵子の帰国を決してあきらめま
せん。

 恵子が帰ってきたら話したいことがたくさんあります。両親のことと、恵子を
可愛がっていた二人のおばたちのことを。みんな恵子のことは何も言わず、そっ
と胸に秘めて亡くなっていきました。私たちのことをおもんばかってか、父は
「いい人生だった」、「兄弟仲良くせえよ」と言うようになりました。

 両親同様、引き続き皆様方のご支援をよろしくお願いいたします。ありがとう
ございました(拍手)。

(3につづく)


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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 高市早苗殿

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