国民大集会を開催5(2025/11/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2025.11.10-2)
■国民大集会を開催5
◆北朝鮮も残された時間が限られている
竹内 譲 公明党拉致問題対策委員長、衆議院議員
ただいまご紹介を賜りました公明党中央幹事会会長代理で、公明党の拉致問題
対策委員長を仰せつかっております、竹内譲でございます。
2002年に北朝鮮に拉致された5名の拉致被害者の方々、地村さんご夫妻、
蓮池さんご夫妻、そして曽我ひとみさんが帰国されてから、今年の10月15日
で23年が経過をいたしました。この間私どもも政府と一体となって様々な努力
をしてまいりましたが、残念ながら今年の2月15日には拉致被害者である有本
恵子さんと再会がかなわないまま、お父様の有本昭弘様が96歳でご逝去されま
した。
実はかつて有本様のお父様には京都の救う会の集会を丸山公園で行ったことが
ございまして、あれは大変暑い夏の日でございました。お父様の何としても恵子
さんを取り戻すという強い烈々たる気迫を本当に痛切に感じた会合でございまし
た。昨日のように思い出されます。改めて痛恨の極みでございまして大変申し訳
なく思っております。
拉致被害者ご本人、そのご家族ともにご高齢になられています。政府認定の拉
致被害者で最も年齢の若い横田めぐみさんは10月5日に61歳を迎えられまし
た。本当に長い時間が過ぎています。改めて北朝鮮に対する強い怒りを禁じ得ま
せん。本年2月16日、家族会、救う会の皆様は今年の運動方針として、政府に、
「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国を実現させること」と、
「それを実現させることが北朝鮮に人道支援、独自制裁解除、国交正常化後の経
済協力をする条件である」と。そしてまた「親の世代の家族が被害者と抱き合う
ことなしに拉致問題の解決はない」と。もしこの期限内に全拉致被害者の一括帰
国が実現しなかった場合、「私たちは強い怒りを持って独自制裁強化を求める」
との方針を示されました。
このように拉致問題の解決には時間が限られておりますが、この方針が示して
いることは同時に北朝鮮も残された時間が限られているということであります。
北朝鮮の金正恩委員長が一刻も早く我が国との対話に向き合うことを求めるもの
であります。
北朝鮮の動きに目を向けますと、9月3日に中国、北京の中心部で実施された
軍事パレードの際、中国、ロシア、北朝鮮のトップが一堂に会しました。とりわ
け北朝鮮が軍事協力を進めるロシアのプーチン大統領と金正恩委員長の首脳会談
が行われるなど、北朝鮮による活発な外交活動が展開されたと報じられています。
このように年々厳しく変化する北東アジアの安全保障環境を踏まえれば、日朝
首脳同士の対話の重要性はますます高まっています。高市総理は先ほども改めて
日朝首脳会談に向けて強い決意を示されました。また10月28日には、来日し
たトランプ大統領との日米首脳会談では、拉致問題解決に向けた米国の全面的な
支持が得られました。
さらに拉致被害者ご家族の皆様がトランプ大統領と面会され、拉致問題解決へ
の協力を大統領に訴えられました。拉致問題の解決に向けては国際社会の協力を
得た上で、我が国自身がこの問題に主体的に取り組むことが何より重要です。ト
ランプ大統領は金正恩委員長との会談に意欲を示されていると伺っています。大
統領には是非金正恩委員長との米朝首脳会談を実現していただくとともに、日本
政府においても日朝首脳会談を実現し、拉致問題を一日も早く解決していただき
たい。
拉致問題の解決はまさしく時間との戦いであります。一刻の猶予もありません。
公明党はいかなる立場になろうとも、一日も早く全ての拉致被害者の皆様がご家
族のもとにお戻りいただけるよう、一丸となって皆様と共に戦っていく決意であ
るということを申し上げまして、私どものご挨拶とさせていただきます。頑張り
ましょう(拍手)。
◆国民意識の啓発が大事
神谷 宗幣 参政党代表、参議院議員
皆さんこんにちは。参政党代表で参議院議員を務めています神谷宗幣です。こ
の度はこういった集会にこれだけたくさんの方がお集まりいただき、一生懸命思
いを一つにされていることにすごく胸を打たれております。
参政党は1年ほど前まで私一人しか国会議員がいない政党でしたけれども、こ
の夏の参議院選挙で多くの国民の皆さんから信頼を得て、今18名の国会議員を
要する政党になりました。参政党の躍進を海外では「右翼の台頭だ」というふう
に報じています。「ファーライト(極右)だ」というふうに報じられているんで
すね。
しかし我々が選挙で訴えたことは、「日本の国は日本人で守る」、「日本の国
は日本人が運営する」、「海外のお金の力に負けない」、「外国人に頼らない」、
「日本の国を日本でしっかりと運営していこう」ということを強く訴えたのみで
あります。
それが多くの国民の支持を得たということでありますから、日本国民の中には
少し先駆けしていた政権に対してですね、ノーを突きつける思いが強くあったの
ではないかというふうに思います。
そして選挙が終わり、新たな内閣が誕生し、先ほどいらっしゃいました高市早
苗総理大臣が誕生されました。我々野党の立場ですから何でもかんでも賛成する
わけにはいきませんが、先ほどの拉致問題に対するメッセージを聞いてもですね、
期待の持てる総理が誕生されたなということを感じています。
私は2012年に初めて国政に挑戦しました。あの時は安倍晋三総裁が筆頭に
立たれて選挙を戦っておられました。その一員として加わりました。その後、総
理になられ8年間の政権を担われている間に私は、拉致問題は解決するだろうと
いうふうに考えていたんですね。
しかし、結果未だに現状が変わっていないということであります。今回皆さん
も私も高市総理のもとで大きな期待を抱いて抱かれているというふうに思います
が、期待するだけでは何も変わらないというふうに思います。
どれだけ皆さんの気持ちを高められるか、皆さんで行動していくかということ
が大事なんだと思います。
私は拉致問題に関して深い反省があります。私が高校に通っていたのは福井県
小浜市です。いつも海沿いを走っていました、部活動で。この辺りで拉致被害者
の方々、拉致された方々がいるという可能性があるので目撃情報を教えてほしい
という看板がいろんなところに貼ってあったんですが、高校生だった私たちはで
すね、「今の時代そんな拉致なんてあるのか」というふうにですね、まるでドラ
マの話を聞いているかのように、自分たちには関係のない問題だというふうに、
かなり軽く考えていたことを今思い出します。
その後平成14年だったと思いますけれども、地村ご夫妻、小浜在住だった方
々が帰ってこられて、「あの看板は本当だったんだ」と。まるでドラマのことの
ように他人事だと思っていた自分たちの認識の甘さ、本当に無責任な気持ち、そ
れにすごく反省したことを覚えています。
一番大事なのは、先ほどからいろんな方がおっしゃっておられますけども、や
はり国民意識の啓発だと思うんですね。みんなで他人事ではなくて、自分たちの
問題だというふうに考えながら訴えていく、そういったことを我が党参政党もやっ
ていきたいと思います。
私はブルーリボンのバッジはあまりしないんですね。つけているだけでやった
気になってしまうようなところがあるからです。他の運動もそうなんです。でも
我が党はブルーリボンバッジは付けていませんが、けれども署名活動もしますし、
映画の上映会を国内だけでなくて、拉致問題の映画をですね、海外でも党員の皆
さんと協力して上映会などやっています。
今後高市総理のもと機運が盛り上がってくると思います。是非ですね、皆さん
と一緒になって、我が党もいろんな啓発活動に力を入れて、まずこれがみんなの
問題なんだと、決してご家族だけの問題ではないと、政治だけの問題ではないと、
国全体、国の主権が問題とされているテーマなんだということをですね、しっか
りと訴えて、改めてこの問題が一日も早く解決するように、党として力をあげて
いきたいと思います。ぜひ皆さんと一緒にやらせてください。今日はありがとう
ございました(拍手)。
私たち、国会議員の皆さんにもバッジつけてもらいたいんです。ぜひ。
◆まず朝鮮総連を解散に追い込もう
百田 尚樹 日本保守党代表、参議院議員
はい、皆さんこんにちは。日本保守党代表の百田尚樹です。今日は先ほど高市
総理の非常に力強いお言葉を聞きました。「この解決のためには手段を選ばない」
と。非常にそのことは良し、と思います。
さらに拉致担当大臣はですね、「私が最後の拉致担当大臣になる」と。非常に
力強い言葉です。そして古屋圭司さんはですね、拉致議連の会長、「これを最優
先課題で取り組む」と。こういう話はね、こういう力強い言葉はもう毎回聞いて
ます。
私この会に出席するのは3回目です。それまでは国会議員ではありませんでし
たが、私7月に国会議員となって、より責任の重大さを感じています。
ちょっと申し上げたい。政府も国会もですね、これを最優先課題、何よりも重
要な問題として取り組むと、どんな手段も選ばないというようなことをいろんな
方がおっしゃっていました。しかしながら現実はどうでしょうか。
衆議院の拉致問題特別委員会、これ今年まだ2回しか開かれておりません。私
は今回7月に参議院議員になりまして、参議院の拉致問題特別委員会に入りまし
た。しかしながら開かれたのがたった1回です。その1回もただ単に顔見せ、
「今回はこのメンバーでやるよ」と。
私は今回その時にどういう問題をやるんだろうと、委員会でどういう話をやる
んだろうと、非常に期待しておりました。しかしながら今回は委員長がこれ、次
は役員がこれ、それが決まっただけで、「はい解散」と。相変わらず1回目はこ
んなもんだろうと。しかしながらそれが8月です。
今11月ですが、今までにまだ1回も開かれておりません。果たしてこれで本
当に真剣にやっているのかと、私は非常に疑問に思いますね。毎回この3回目、
私3回目ですけど、毎回ね、言葉は素晴らしいですよ皆さん。でもね、全然やっ
てない。
じゃあ何があればいいのか。まあいろいろアイデアがあるでしょう。まず私が
言いたいのは、徹底した制裁ですよ。これしかないんですよ。軍隊出せないんで
すよ。じゃあ制裁しかないじゃないですか。
まずね、例えば朝鮮総連、まずこれを解散に追い込みましょうよ(拍手)。そ
してね、衆議院の拉致問題特別委員会、今回また新たにメンバーが決まりました。
しかしながらこのメンバーを見た時にですね、私はえっと思いましたよ。
例えば、そこにですね、民間人として、今はもう衆議院議員になってますが、
私たちの日本保守党の衆議院議員で島田洋一議員、これは20年以上救う会の副
会長としてずっと頑張ってこられた。なぜこの人を入れないのかと(拍手)。
そして松原議員、その方もですね、ずっと拉致問題を一生懸命頑張ってきまし
た。この松原議員さんも入っていない。一方でですね、北朝鮮に対する制裁を延
長するのに反対だと言った党があります。その党の議員がこの拉致問題特別委員
会に入ってるんですよ。おかしいでしょこれ。本当にやる気あんのかと。国会議
員の皆さんに言いたいんですよ。
本当にやる気あるんなら、本当に毎日でもね、拉致問題特別委員会開いてもら
いたい。私は毎日出席しますよ。本当にね、この問題、私も過去2回言いました
けど、安易にやってはいけないんですよ。真剣にやりましょうよ。
高市さんね、今回、「手段を選ばない」とおっしゃっていただきました。本当
に手段を選ばないなら、どんなことでもやってもらいたいと思いますよ。私たち
はどんなことでも協力します。
そしてね、皆さん、非常にその被害者の皆さんの、そして被害者のご家族のこ
とをおもんばかって、いろんなことをおっしゃってました。私も思います。本当
に横田めぐみさんのお母さんが、それから弟さんたち、おそらくこの48年間、
心から終わることないと思いますよ。
もし私、私も子どもがいます。成人してますけどね、2人とも。もしこの子ど
もがまた幼い頃に拉致されて、そして今までに帰ってこなかったら、おそらく私
は今この年でも本当に心から終わることはないと思います。
私は元小説家です。小説家に大事なのは、まず想像力です。人の気持ちが何で
変わるか。それとも国会議員も同じじゃないですか。国会議員も一緒ですよ。想
像力ですよ。国民のために何ができるか、今苦しんでいる国民のために自分はど
んなことができるかと、その苦しみはどんなものだろうか。この想像力がなかっ
たら政治家なんかできないんですよ(拍手)。
渡すは今回国会議員になって、今回だけではないんですけど、今回特に国会議
員になっていうわけではないんですが、近年日本はですね、ものすごい危機感の
人が増えています。移民も増えています。その時にいろんな問題が起きています。
これはヨーロッパでもそうです。これを見ていると、私は本当に考えます。国家
とは何だろうか。国民とは何だろう。国家と国民の関係とは一体何だろうと思い
ます。
これしゃべる出すと、すごい難しい問題なんですが、国民が国に対する義務と
は何だろうか、国民が国に対してどんなことができるかということを考えます。
それと同時に、国家は国民に対して何をすべきか。私は国家は国民の命を守ると。
これはもう国家の一番大事な義務だと思いますよ(拍手)。
これをね、私もですね、私は今まで国会議員じゃなかったんですけど、自分自
身にね、自分自身の言葉にやっぱり自分が突き刺さっております。これから自分
は何をすべきかということをよく考えます。
これと同じことをね、他の国会議員も皆さんも、もう本当に心に銘じて、自分
が何をできるかということを考えていただきたいと思います。すいません、どう
もこれでよろしくお願いします(拍手)。
(6につづく)
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■高市首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 高市早苗殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■国民大集会を開催5
◆北朝鮮も残された時間が限られている
竹内 譲 公明党拉致問題対策委員長、衆議院議員
ただいまご紹介を賜りました公明党中央幹事会会長代理で、公明党の拉致問題
対策委員長を仰せつかっております、竹内譲でございます。
2002年に北朝鮮に拉致された5名の拉致被害者の方々、地村さんご夫妻、
蓮池さんご夫妻、そして曽我ひとみさんが帰国されてから、今年の10月15日
で23年が経過をいたしました。この間私どもも政府と一体となって様々な努力
をしてまいりましたが、残念ながら今年の2月15日には拉致被害者である有本
恵子さんと再会がかなわないまま、お父様の有本昭弘様が96歳でご逝去されま
した。
実はかつて有本様のお父様には京都の救う会の集会を丸山公園で行ったことが
ございまして、あれは大変暑い夏の日でございました。お父様の何としても恵子
さんを取り戻すという強い烈々たる気迫を本当に痛切に感じた会合でございまし
た。昨日のように思い出されます。改めて痛恨の極みでございまして大変申し訳
なく思っております。
拉致被害者ご本人、そのご家族ともにご高齢になられています。政府認定の拉
致被害者で最も年齢の若い横田めぐみさんは10月5日に61歳を迎えられまし
た。本当に長い時間が過ぎています。改めて北朝鮮に対する強い怒りを禁じ得ま
せん。本年2月16日、家族会、救う会の皆様は今年の運動方針として、政府に、
「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国を実現させること」と、
「それを実現させることが北朝鮮に人道支援、独自制裁解除、国交正常化後の経
済協力をする条件である」と。そしてまた「親の世代の家族が被害者と抱き合う
ことなしに拉致問題の解決はない」と。もしこの期限内に全拉致被害者の一括帰
国が実現しなかった場合、「私たちは強い怒りを持って独自制裁強化を求める」
との方針を示されました。
このように拉致問題の解決には時間が限られておりますが、この方針が示して
いることは同時に北朝鮮も残された時間が限られているということであります。
北朝鮮の金正恩委員長が一刻も早く我が国との対話に向き合うことを求めるもの
であります。
北朝鮮の動きに目を向けますと、9月3日に中国、北京の中心部で実施された
軍事パレードの際、中国、ロシア、北朝鮮のトップが一堂に会しました。とりわ
け北朝鮮が軍事協力を進めるロシアのプーチン大統領と金正恩委員長の首脳会談
が行われるなど、北朝鮮による活発な外交活動が展開されたと報じられています。
このように年々厳しく変化する北東アジアの安全保障環境を踏まえれば、日朝
首脳同士の対話の重要性はますます高まっています。高市総理は先ほども改めて
日朝首脳会談に向けて強い決意を示されました。また10月28日には、来日し
たトランプ大統領との日米首脳会談では、拉致問題解決に向けた米国の全面的な
支持が得られました。
さらに拉致被害者ご家族の皆様がトランプ大統領と面会され、拉致問題解決へ
の協力を大統領に訴えられました。拉致問題の解決に向けては国際社会の協力を
得た上で、我が国自身がこの問題に主体的に取り組むことが何より重要です。ト
ランプ大統領は金正恩委員長との会談に意欲を示されていると伺っています。大
統領には是非金正恩委員長との米朝首脳会談を実現していただくとともに、日本
政府においても日朝首脳会談を実現し、拉致問題を一日も早く解決していただき
たい。
拉致問題の解決はまさしく時間との戦いであります。一刻の猶予もありません。
公明党はいかなる立場になろうとも、一日も早く全ての拉致被害者の皆様がご家
族のもとにお戻りいただけるよう、一丸となって皆様と共に戦っていく決意であ
るということを申し上げまして、私どものご挨拶とさせていただきます。頑張り
ましょう(拍手)。
◆国民意識の啓発が大事
神谷 宗幣 参政党代表、参議院議員
皆さんこんにちは。参政党代表で参議院議員を務めています神谷宗幣です。こ
の度はこういった集会にこれだけたくさんの方がお集まりいただき、一生懸命思
いを一つにされていることにすごく胸を打たれております。
参政党は1年ほど前まで私一人しか国会議員がいない政党でしたけれども、こ
の夏の参議院選挙で多くの国民の皆さんから信頼を得て、今18名の国会議員を
要する政党になりました。参政党の躍進を海外では「右翼の台頭だ」というふう
に報じています。「ファーライト(極右)だ」というふうに報じられているんで
すね。
しかし我々が選挙で訴えたことは、「日本の国は日本人で守る」、「日本の国
は日本人が運営する」、「海外のお金の力に負けない」、「外国人に頼らない」、
「日本の国を日本でしっかりと運営していこう」ということを強く訴えたのみで
あります。
それが多くの国民の支持を得たということでありますから、日本国民の中には
少し先駆けしていた政権に対してですね、ノーを突きつける思いが強くあったの
ではないかというふうに思います。
そして選挙が終わり、新たな内閣が誕生し、先ほどいらっしゃいました高市早
苗総理大臣が誕生されました。我々野党の立場ですから何でもかんでも賛成する
わけにはいきませんが、先ほどの拉致問題に対するメッセージを聞いてもですね、
期待の持てる総理が誕生されたなということを感じています。
私は2012年に初めて国政に挑戦しました。あの時は安倍晋三総裁が筆頭に
立たれて選挙を戦っておられました。その一員として加わりました。その後、総
理になられ8年間の政権を担われている間に私は、拉致問題は解決するだろうと
いうふうに考えていたんですね。
しかし、結果未だに現状が変わっていないということであります。今回皆さん
も私も高市総理のもとで大きな期待を抱いて抱かれているというふうに思います
が、期待するだけでは何も変わらないというふうに思います。
どれだけ皆さんの気持ちを高められるか、皆さんで行動していくかということ
が大事なんだと思います。
私は拉致問題に関して深い反省があります。私が高校に通っていたのは福井県
小浜市です。いつも海沿いを走っていました、部活動で。この辺りで拉致被害者
の方々、拉致された方々がいるという可能性があるので目撃情報を教えてほしい
という看板がいろんなところに貼ってあったんですが、高校生だった私たちはで
すね、「今の時代そんな拉致なんてあるのか」というふうにですね、まるでドラ
マの話を聞いているかのように、自分たちには関係のない問題だというふうに、
かなり軽く考えていたことを今思い出します。
その後平成14年だったと思いますけれども、地村ご夫妻、小浜在住だった方
々が帰ってこられて、「あの看板は本当だったんだ」と。まるでドラマのことの
ように他人事だと思っていた自分たちの認識の甘さ、本当に無責任な気持ち、そ
れにすごく反省したことを覚えています。
一番大事なのは、先ほどからいろんな方がおっしゃっておられますけども、や
はり国民意識の啓発だと思うんですね。みんなで他人事ではなくて、自分たちの
問題だというふうに考えながら訴えていく、そういったことを我が党参政党もやっ
ていきたいと思います。
私はブルーリボンのバッジはあまりしないんですね。つけているだけでやった
気になってしまうようなところがあるからです。他の運動もそうなんです。でも
我が党はブルーリボンバッジは付けていませんが、けれども署名活動もしますし、
映画の上映会を国内だけでなくて、拉致問題の映画をですね、海外でも党員の皆
さんと協力して上映会などやっています。
今後高市総理のもと機運が盛り上がってくると思います。是非ですね、皆さん
と一緒になって、我が党もいろんな啓発活動に力を入れて、まずこれがみんなの
問題なんだと、決してご家族だけの問題ではないと、政治だけの問題ではないと、
国全体、国の主権が問題とされているテーマなんだということをですね、しっか
りと訴えて、改めてこの問題が一日も早く解決するように、党として力をあげて
いきたいと思います。ぜひ皆さんと一緒にやらせてください。今日はありがとう
ございました(拍手)。
私たち、国会議員の皆さんにもバッジつけてもらいたいんです。ぜひ。
◆まず朝鮮総連を解散に追い込もう
百田 尚樹 日本保守党代表、参議院議員
はい、皆さんこんにちは。日本保守党代表の百田尚樹です。今日は先ほど高市
総理の非常に力強いお言葉を聞きました。「この解決のためには手段を選ばない」
と。非常にそのことは良し、と思います。
さらに拉致担当大臣はですね、「私が最後の拉致担当大臣になる」と。非常に
力強い言葉です。そして古屋圭司さんはですね、拉致議連の会長、「これを最優
先課題で取り組む」と。こういう話はね、こういう力強い言葉はもう毎回聞いて
ます。
私この会に出席するのは3回目です。それまでは国会議員ではありませんでし
たが、私7月に国会議員となって、より責任の重大さを感じています。
ちょっと申し上げたい。政府も国会もですね、これを最優先課題、何よりも重
要な問題として取り組むと、どんな手段も選ばないというようなことをいろんな
方がおっしゃっていました。しかしながら現実はどうでしょうか。
衆議院の拉致問題特別委員会、これ今年まだ2回しか開かれておりません。私
は今回7月に参議院議員になりまして、参議院の拉致問題特別委員会に入りまし
た。しかしながら開かれたのがたった1回です。その1回もただ単に顔見せ、
「今回はこのメンバーでやるよ」と。
私は今回その時にどういう問題をやるんだろうと、委員会でどういう話をやる
んだろうと、非常に期待しておりました。しかしながら今回は委員長がこれ、次
は役員がこれ、それが決まっただけで、「はい解散」と。相変わらず1回目はこ
んなもんだろうと。しかしながらそれが8月です。
今11月ですが、今までにまだ1回も開かれておりません。果たしてこれで本
当に真剣にやっているのかと、私は非常に疑問に思いますね。毎回この3回目、
私3回目ですけど、毎回ね、言葉は素晴らしいですよ皆さん。でもね、全然やっ
てない。
じゃあ何があればいいのか。まあいろいろアイデアがあるでしょう。まず私が
言いたいのは、徹底した制裁ですよ。これしかないんですよ。軍隊出せないんで
すよ。じゃあ制裁しかないじゃないですか。
まずね、例えば朝鮮総連、まずこれを解散に追い込みましょうよ(拍手)。そ
してね、衆議院の拉致問題特別委員会、今回また新たにメンバーが決まりました。
しかしながらこのメンバーを見た時にですね、私はえっと思いましたよ。
例えば、そこにですね、民間人として、今はもう衆議院議員になってますが、
私たちの日本保守党の衆議院議員で島田洋一議員、これは20年以上救う会の副
会長としてずっと頑張ってこられた。なぜこの人を入れないのかと(拍手)。
そして松原議員、その方もですね、ずっと拉致問題を一生懸命頑張ってきまし
た。この松原議員さんも入っていない。一方でですね、北朝鮮に対する制裁を延
長するのに反対だと言った党があります。その党の議員がこの拉致問題特別委員
会に入ってるんですよ。おかしいでしょこれ。本当にやる気あんのかと。国会議
員の皆さんに言いたいんですよ。
本当にやる気あるんなら、本当に毎日でもね、拉致問題特別委員会開いてもら
いたい。私は毎日出席しますよ。本当にね、この問題、私も過去2回言いました
けど、安易にやってはいけないんですよ。真剣にやりましょうよ。
高市さんね、今回、「手段を選ばない」とおっしゃっていただきました。本当
に手段を選ばないなら、どんなことでもやってもらいたいと思いますよ。私たち
はどんなことでも協力します。
そしてね、皆さん、非常にその被害者の皆さんの、そして被害者のご家族のこ
とをおもんばかって、いろんなことをおっしゃってました。私も思います。本当
に横田めぐみさんのお母さんが、それから弟さんたち、おそらくこの48年間、
心から終わることないと思いますよ。
もし私、私も子どもがいます。成人してますけどね、2人とも。もしこの子ど
もがまた幼い頃に拉致されて、そして今までに帰ってこなかったら、おそらく私
は今この年でも本当に心から終わることはないと思います。
私は元小説家です。小説家に大事なのは、まず想像力です。人の気持ちが何で
変わるか。それとも国会議員も同じじゃないですか。国会議員も一緒ですよ。想
像力ですよ。国民のために何ができるか、今苦しんでいる国民のために自分はど
んなことができるかと、その苦しみはどんなものだろうか。この想像力がなかっ
たら政治家なんかできないんですよ(拍手)。
渡すは今回国会議員になって、今回だけではないんですけど、今回特に国会議
員になっていうわけではないんですが、近年日本はですね、ものすごい危機感の
人が増えています。移民も増えています。その時にいろんな問題が起きています。
これはヨーロッパでもそうです。これを見ていると、私は本当に考えます。国家
とは何だろうか。国民とは何だろう。国家と国民の関係とは一体何だろうと思い
ます。
これしゃべる出すと、すごい難しい問題なんですが、国民が国に対する義務と
は何だろうか、国民が国に対してどんなことができるかということを考えます。
それと同時に、国家は国民に対して何をすべきか。私は国家は国民の命を守ると。
これはもう国家の一番大事な義務だと思いますよ(拍手)。
これをね、私もですね、私は今まで国会議員じゃなかったんですけど、自分自
身にね、自分自身の言葉にやっぱり自分が突き刺さっております。これから自分
は何をすべきかということをよく考えます。
これと同じことをね、他の国会議員も皆さんも、もう本当に心に銘じて、自分
が何をできるかということを考えていただきたいと思います。すいません、どう
もこれでよろしくお願いします(拍手)。
(6につづく)
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担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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