救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

訪米報告5月5日午後(2023/05/05)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2023.05.05-2)訪米報告5月5日午後

■訪米報告5月5日午後

5月5日午前に行われた横田拓也さんと飯塚耕一郎さんの自由アジア放送での
収録の一部が、まず同放送の韓国語版サイトで韓国語記事として公開された。

https://www.rfa.org/korean/in_focus/human_rights_defector/humanitarian-05052023153435.html

5日午後、訪米団は北朝鮮人権活動家と北朝鮮研究家に面会した。

まず、グレッグ・スカラトー米国北朝鮮人権委員会事務総長と約1時間、家族会
・救う会の新運動方針をめぐって真剣な討論を行った。スカラトー事務総長は、
日本は自国国民の拉致という人権問題があるので、世界で一番厳しい制裁を北朝
鮮にかけており、全拉致被害者が帰還した場合に、国際制裁より厳しい部分を解
除することは、世界中のどの国もまたどの人権活動家も反対しないだろうと述べ
て、新運動方針への支持を表明してくれた。

次に、著名な北朝鮮研究家であるニック・エバースタットAEI上級研究員とも新
運動方針などをめぐって内容の濃い議論を行った。

新運動方針に対してエバースタットAEI上級研究員は、
1.世界の拉致被害者との協力が必要、
2.北朝鮮は日朝国交正常化にあたって莫大な資金を得ようとしている、2011年に
北朝鮮高位外交官である崔善姫が100億ドル取ると自分に発言した、
3.北朝鮮は成分という独特の人民を階層に分ける制度を持ってので、最低層のも
っとも困っている人民に人道支援を届けることは困難、

という3つのコメントと、

4.現在の韓国政府と米国政府が行っている協力をどう評価するか、
5.自分を含む米国の友人らに何をして欲しいか、という2つの質問を行った。

それに対して、西岡会長は
1.世界の拉致家族との連帯はこれまでも行ってきたしこれからも行うが、日本
人拉致は人権侵害と同時に主権侵害なので日本政府が自国民保護の観点から最
優先で取り組んでいる、
2.西岡も2002年9月に平壌にいて現在韓国に亡命した複数の元幹部らから100億
ドルという数字を聞いている、しかし、北朝鮮は現在、大変ひどい食糧難に直
面しているので、日本からの人道支援を受け入れる可能性がある、
3.分配の透明性は必要だが、成分制度自体が最近、配給の崩壊により崩れてお
り、大規模に支援食糧が北朝鮮に入ればかなりの部分がチャンマダン(市場)
に流れるので苦しい人民への支援につながる、
4.韓国の政府および拉致家族らとの協力を求めるため近く訪韓することを検討
している、
5.北朝鮮は日本外交は米国に従属していると判断しているので、米国政府、議
会、専門家らから新運動方針への理解と支援のメッセージが出れば、対日交渉
に出やすくなる、
などと答えた。

訪米団はすべての日程を終え、現地時間5月6日昼にワシントンを出発し、日本
時間7日の午後に東京に到着する予定だ。訪米団の活動にあたって在米日本大
使館、外務省、そして政府拉致対策本部関係者が献身的にサポートして下さっ
た。また、日本中から励ましと支援をいただいた。心から感謝いたします。


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