救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

兵庫県庁に拉致問題の窓口設置、県警は田中実さん拉致実行犯の告発受理(2002/10/17)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.10.17-2)

■兵庫県庁に拉致問題の窓口設置、県警は田中実さん拉致実行犯の告発受理

 10月16日、兵庫県庁内にて記者会見が開かれ、県・県警・神戸市の三者が連携する
窓口の設置が明らかにされましこれは、今回の5人の帰国に教訓を得ての処置であり、
今後有本恵子さん、田中実さんらの帰国に対処するためのものと言えます。全国に先
駆けた措置ですが、今後他の自治体にも波及することが予想されます。

(記者会見発表内容) 
「拉致問題にかかる一元的窓口の設置について」

1.趣旨
 このたびの、歴史的な日朝首脳会談の結果を受け、拉致問題についても前進が見ら
れ、15日には生存が確認された5名の方々の一時帰国が実現したところである。今
後、拉致問題について大きく進展する可能性が考えられ、これに迅速かつ的確に対応
するため、神戸市及び県警本部とも密接に連携し、県として拉致問題を一元的に扱う
窓口を産業労働部国際局国際政策課に設置し、拉致事件の早期解明と適切な対応を図
ることとする。これによって、兵庫県としても拉致問題の対応に今後万全を期してま
いりたい。

2.窓口
 産業労働部国際局国際政策課政策係

 ・担当 主幹兼国際政策係長 濱上章之
 ・電話 078?341?7711

3.連携先
 神戸市生活文化観光局国際交流課
 兵庫県警察本部総務部総務課

 以上は県政記者クラブにて表明されたものです。

★「韓竜大」の告発について
 
 10月4日に救う会兵庫が兵庫県警に提出した田中実さん拉致事件に関する告発状に
ついて、16日午後、兵庫県警察本部警備部外事課より、告発人の一人である岡田和典
・救う会兵庫副代表に、告発状を受理する旨の連絡がありました。「告発状の有無に
かかわらず、田中実さんについては捜査を続けており、真相究明に向けさらに強化す
る。」との内容であり、同時に「田中実さんに関する、新たな情報提供を呼びかけて
ほしい。」との依頼もありました。兵庫の会(長瀬猛代表)ではこの県警の対応を、
「田中実さん拉致事件」真相解明への、また拉致認定への大きな前進と受けとめ、高
く評価しています。

■大阪の会で緊急声明発表・街頭活動を予定

 大阪の会(朝生万里子代表)では16日、下記の緊急声明発表を行い、また街頭活動
を行うことを決定しました

 拉致された5名の方々の帰国を喜び、緊急声明
                   救う会大阪


報道各位

 昨日、北朝鮮に拉致された5名の方々が帰国されました。浜本さん、地村さん、蓮
池さん、奥土さん・・・ご家族の人たちと今までいっしょに闘ってきましたから、皆
さんのお気持ちがいたいほどわかり、涙が止まりませんでした。みんながおたがいを
気ずかいあい、言いたいことも言えない。足かせつきの再会。喜びも中くらいかな5
人の秋! 政府は精いっぱい頑張ったのでしょう。しかし、早く「一件落着」とし、
国交正常化をしたいのであろうか。という疑念は拭い去ることはできません。私たち
救う会大阪はこの異常な帰国に対し、つぎのような声明を発し、このことを世論に訴
えるため、下記日時に街頭活動を行います。取材の件よろしくご協力ください。

日本政府は

(1) 帰国した5名を北朝鮮に返すな

(2) 責任を持って、北朝鮮から帰国した人たちの子供、家族、横田さんのお孫さんを
救出せよ。

(3) 未確認8人を至急救出せよ。

(4) 今回、北朝鮮から5人についてきた、赤十字の役員という2人を、今すぐ日本から
つまみ出せ

《横田めぐみさん、有本恵子さんたちを救出するための街頭署名のご案内》

日時 10月20日(日)16:00?17:30 於 JR西宮駅,南側駅前

 救う会大阪は、『ご家族の納得がわれらの納得、ご家族の安らぎがわれらの終着駅
』と考えております。また、私たちは、今までの社会党の対応には激怒しています。
西宮は土井党首の地元です。

 なにとぞ、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 北朝鮮に拉致された日本人を救出する会大阪   朝生万里子
 TEL 06 6846-9567 当日の緊急連絡 090-3710-4815

■参考情報

 以下、人権運動家で救う会にも多大な協力をしていただいている三浦小太郎さんか
らの連絡です。

 10・26 RENK東京緊急集会

 北朝鮮民主化なくして国交正常化なし

発言:高英起(RENK東京)ほか

 「謝罪」ではなく、在日こそが北朝鮮の国家犯罪への抗議の声を

 9月17日の日朝首脳会談において、北朝鮮の金正日総書記は日本人拉致事件を正
式に認めました。5人生存、8人死亡という発表内容自体は物的証拠もなく確定する
ことはできませんが、少なくとも拉致という国家的犯罪を金正日が認めたことにより、
日本社会及び在日朝鮮人社会は大きな衝撃を受けました。

 しかし、この国家犯罪の首謀者は金正日を初めとする独裁政権首脳であり、在日朝
鮮人は一部の協力者を除いてはあくまで無関係であることは明らかである以上、いま
こそ、独裁者の蛮行によって自らが差別や偏見の被害にさらされかねない在日朝鮮人
こそが、北朝鮮民主化と独裁政権の犯罪行為に対する抗議に立ち上がる時であること
を呼びかけます。

2200万人の北朝鮮民衆の即時救出を

 北朝鮮政府は、日本、そして韓国からも多数の無実の人々を拉致して来ました。ま
た、RENK李英和代表の証言によれば、在日朝鮮人もスパイ工作のために拉致され
て来たことも明らかになりつつあります。しかし、同時に私たちが考えなければなら
ないのは、かって1959年からここ日本より、朝鮮総連の「北朝鮮は地上の楽園」
という悪宣伝によって、現実は収容所共和国であった北朝鮮に「誘拐」されて行った
9万人を越える在日朝鮮人の存在です。

 彼らは今も尚北朝鮮に「監禁」されたまま、親族からの援助でかろうじて生命をつ
ないでいます。そして、北朝鮮独裁政権は彼らを人質に捕ることにより、在日に北朝
鮮批判の言論を封じ、多額の貴重な財産を強奪して来ました。この誘拐・人質政策も
また、北朝鮮の巨大な国家犯罪であり、在日朝鮮人と日本人は連帯して抗議の声をあ
げ、帰国者の救出を拉致日本人の救出と共に実現していこうではありませんか。

 同時に、現在独裁政権の失政と軍備優先政策によって、北朝鮮の民衆は飢餓に苦し
み、しかも一言でも政府批判の声を漏らせば政治犯強制収容所に送られかねないとい
う恐怖の抑圧下におかれています。独裁者金正日は彼ら民衆全てを人質に捕ることに
よって、世界に食料・経済支援を求め、しかもその殆どを自らの政権維持のために悪
用しているのです。まさに、北朝鮮の民衆が必要としているのは援助ではなく政治の
民主化であり、言論、思想、表現の自由にほかなりません。

独裁者との握手を繰り返すな

 私たちRENK東京はこの緊急集会にて、在日朝鮮人と日本人の連帯による北朝鮮
の民主化こそが、拉致問題を初めとする全ての北朝鮮人権問題解決のための基本であ
ることを呼びかけます。北朝鮮民主化なき国交正常化は、独裁政権を利することにな
ります。私たちは戦前の日本国が犯したような、ヒトラーとの握手に等しい行為を繰
り返してはならないのです。多くの皆様のご参加をお願い致します。

★RENK東京緊急集会

日時:10月26日(土)午後6時開場、6時30分開会
場所:江東区総合区民センター研修室(都営新宿線西大島駅A4出口すぐ)
参加費:1000円
お問い合わせ;RENK東京三浦(FAX;03?3681?9310)

★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
----------------------------------------------------------------------
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2024/12/02
国民大集会報告4
2024/11/29
国民大集会報告3
2024/11/27
国民大集会報告2
2024/11/25
国民大集会報告1
2024/11/23
「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」決議

■過去のメールニュース■

  ■ 2024年
  ■ 2023年
  ■ 2022年
  ■ 2021年
  ■ 2020年
  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■