救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

安倍総理に面会、記者会見−家族会・救う会(2019/03/07)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2019.03.07-2)

 3月6日(昨日)、家族会・救う会代表が首相官邸を訪れ、安倍総理から第2
回米朝首脳会談を受けての政府の姿勢について報告がなされた。家族会から飯塚
繁雄代表、横田早紀江さん、横田拓也事務局長、横田哲也事務局次長、飯塚耕一
郎事務局次長、有本明弘さん、浜本七郎さんが、救う会から西岡力会長が参加し
た。政府からは菅官房長官・拉致問題担当大臣等が参加した。

 下記の安倍総理の報告は官邸のホームページに掲載されたものを引用した。

 https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201903/06menkai.html

■安倍総理に面会、記者会見−家族会・救う会

◆安倍総理の報告

「今日はそれぞれお忙しい中、官邸にお越しいただきまして、誠にありがとうご
ざいます。

 先般行われた第2回目のハノイにおける米朝首脳会談の結果について、その直
後にトランプ大統領と電話首脳会談を行いまして、そのときの状況等についてお
話を伺いましたので、皆様方にも御報告をさせていただきたいと思います。

  首脳会談の結果につきましては、朝鮮半島の非核化に向けた強い決意の下、
安易な譲歩は行わず、同時に建設的な議論を続けていくという、このトランプ大
統領の決断を日本としては支持するということを申し上げたところでございます。

  そして同時に、トランプ大統領には首脳会談の前に電話でお話をさせていた
だいたときに、拉致問題の解決を日本としては重視しているという話をいたしま
して、そして私の解決に向けた考え方について、金正恩(キム・ジョンウン)委
員長に伝えていただくように、今回もお願いしたところでございますが、トラン
プ大統領からは金正恩委員長に対しまして、最初の一対一の首脳会談におきまし
て、この拉致問題を提起していただき、私の考え方を伝えていただいたというこ
とでございます。そして、さらにはその後の少人数の夕食会におきましても、引
き続きこの問題を提起し、首脳間での真剣な議論が行われたと、こういうことで
ございました。

  今後、米国の方針としても北朝鮮との協議は継続するということでございま
して、拉致問題については、あらゆるチャンスを逃さないとの基本的方針に基づ
いて、この問題を解決していきたいと思っているところでございます。そのため
にも、この問題を解決していく上においては、次は私自身が金正恩委員長と向き
合わなければならない。こう考えているところでございます。この後また詳細に
ついて、更にお話をさせていただきたいと、このように思います。」

 その後、場所を参議院会館に移して記者会見が行われた。概要は以下の通り。

西岡力救う会会長

 総理から、「ここで出た話は外で言ってくれるな」と、これは初めてのことだっ
たので、総理がそういうことを言ったということは言えますが、それ以上のこと
は信頼関係があるので言えません。

 総理からは、トランプ大統領が電話で教えてくれた米朝首脳会談の中で拉致が
どのように取り上げられたかについて伝えていただきました。また米朝首脳会談
の前に、総理がトランプ大統領に拉致問題についてどのような話をしたのかとい
うことについて一定程度の説明をいただきました。

 家族会では冒頭、飯塚繁雄代表と横田早紀江さんが話をし、その後横田拓也事
務局長、飯塚耕一郎事務局次長と有本明弘さんが発言され、最後に飯塚さんがま
とめの発言をされました。

 では発言された方は自分がどういう発言をされたかは公開してもいいことなの
で言っていただき、また総理の発言を聞いて今家族の立場で何を考えているのか、
どういう希望を持っているのかについて話をしていただきたいと思います。

◆拉致問題は切れていない

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)

 米朝会談の経過を踏まえて、我々は最後まで拉致被害者の奪還について具体的
に話されるのかなと思っていたんですが、残念ながらそれはなかった。拉致問題
は、今までの報道の流れを見ていると切れていない。拉致問題はつながっている
という印象を受けました。

 安倍総理からの話も含めて、色々やってくれているなと感じます。総理は、
「北朝鮮ときちんと向き合って今後対応していく」と言われましたが、その思い
が感じられるので、我々も大いに期待しています。

 米朝会談を見ても、拉致問題は切れていない。アメリカも日本もそれなりの立
場をきちんと維持したと感じました。今後色々な情報を待ちたいと思います。

◆ようやくここまで来た

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 今日は安倍総理から色々なお話がありましたが、日朝会談がいつになるかは分
かりませんが、日朝の代表の人と人との話し合いがなされることをいつも望んで
いましたので、ようやくそういう所まで来たのかなと感じました。

 拉致問題は本当に長く時間がかかりましたが、ようやくここまで来たなという
感慨深いものがありました。私たちにはもう年月がないので、みんなが元気で一
緒に帰ってきてくれることを願っていますので、金正恩氏に、拉致被害者を返す
ことによって日本人は喜びを感じるし、世界の人も北朝鮮への信頼を高めると思
います。

 そして両方が友好な関係になることを願っていますので、そのことをきちんと
お伝えくださいとお願いをしました。

◆いい加減な結論にならなかったことは評価できる

横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)

 安倍総理にはこの度の米朝首脳会談についての個人的な考えをお伝えしました。
家族の立場としては、今回の米朝首脳会談において具体的な進展があるのかなと
いう期待があった反面、それがなかったことは残念でしたが、いい加減な結論に
ならなかったことはよかったと思います。それは政治的に評価ができるとお伝え
しました。

 金正恩委員長には非核化の意思がないのではないかということを国際社会が目
撃したのではないかということをお伝えしました。安倍総理の具体的な回答につ
いては申し上げられませんが、トランプ大統領から安倍総理の考えや大統領儀自
身の考えとして、拉致問題の解決が大事だということを金委員長に迫った時の金
委員長の反応はどうでしたか、機微に触れない点でいいから教えてくれませんか
と質問しました。そういうやりとりがありました。

 今後の政府への期待、要請としては、これまでもいくつかの報道で語られてい
る通り、2002年の日朝首脳会談の流れがあるのではないかということを記事にさ
れている方が多いのですが、そういうことがまたあったとしても、日本としては
拉致被害者の一括帰国がない限り絶対制裁は緩めないという毅然たる態度を持っ
てほしいと思います。

◆今は北朝鮮にとってもチャンス

横田哲也(横田めぐみさん弟、家族会事務局次長)

 今日は時間の関係で発言時間はなかったのですが、もしあったら言いたかった
ことを述べます。米朝会談の後も引き続き経済制裁が続くわけですから経済的な
困窮が強まります。そこから脱却するには日本に歩み寄ってくることもあるだろ
うと思います。

 それは日本にとって数少ないチャンスですが、平和的な前進ばかりとは考えら
れません。今回の米朝会談で、金正恩が本心では怒りに満ち溢れており態度を硬
化させることもありえる。つまり核・ミサイルの実験等をするかもしれない。

 そういう話は聞きませんし、そうなってほしくないのですが、なってしまった
らトランプ大統領が軍事行動に出ることもなくはないという時に、日本人拉致被
害者を全員無事に救出できるのか。米軍との連携がしっかりできているかについ
て聞きたかったのですが、それはできませんでした。

 今は日本にとってチャンスですが、北朝鮮にとってもチャンスなので、明るい
未来を描くためには金正恩氏が正しい結論を出すように期待したいと思っていま
す。

◆北朝鮮は平和国家に生まれ変われ

有本明弘(有本恵子さん父)

 トランプさんが金正恩と会った時に、「平和国家に生まれ変われ」と言っても
らいたかったので、そのことを安倍総理に申し上げました。朝鮮戦争以降、あの
国はテロ国家、犯罪国家になってしまった。トランプさんの発言には軍事的背景
があるから北朝鮮に必ず通じるという思いがあります。

 北朝鮮が平和国家になれば、拉致問題も自然に解決する。このことをトランプ
さんが厳しく言えば、平和国家に生まれ変わると私は2年前から言っています。
朝鮮戦争から70年近くが経っていますが、金正日はアメリカと事を構えようと
して核開発をした。アメリカは核開発を止めろと言いながら金をむしりとられて
きた。

 トランプさんはそれに気づいている。だからこの人は日本にとって力になると
思った。また若い指導者は生き延びる道を選ぶだろう。対話の道を選んだが、ま
だ嘘八百が付いてまわっている。それがこの間の米朝会談です。

 時間はかかると思いますが、そういう方向でやってほしいと総理にお願いしま
した。

◆歴史を刻むべくやってほしい

浜本七郎(浜本富貴恵さん兄、家族会副代表)

 帰国組の家族です。2002年に5人が帰ってきて、2004年にその家族が帰ってき
た。それは歴史を刻むことでした。これから先、機が熟す時に歴史を刻むべくやっ
てほしい。総理は、次は自分の番と努力を続けていると言っていい。

質疑応答(略)

以上

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2019/09/25
全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告5
2019/09/24
全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告4
2019/09/20
全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告3
2019/09/19
全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告2
2019/09/18
全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告1

■過去のメールニュース■

  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■