救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

赤十字会談についての3団体声明(2002/08/20)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.08.20)

■赤十字会談についての3団体声明

 家族会・地方議員の会・救う会では以下の声明を発表しました。それにして
も、住民票だかなんだかを調べるとか、担当者を同席させるとか、日本語では
普通こういうのを「茶番劇」というのだと思うのですが…。

 これで「前進している」などと言う人間は官民ふくめて余りいないでしょう
が、誘拐犯に聞くときは、片手に拳銃か爆弾でも持って相手の目の前に突きつ
けながら、「こういう人が行方不明なんですが、ご存知だったら教えていただ
けるとありがたいんですが…」と、優しく語りかけると効果があるかもしれま
せん(佐藤慶とか山崎努とか…、野中広務でもいいかな)。ともかく少なくと
も相手が茶番劇を演じざるをえないところまで追い込んではいるのですから。
 とりあえず、局長級会談に期待しましょう。局長はじめ外務省の皆さんには
進展しなかったら切腹するくらいの気合いで臨んでもらいたいものです。(荒
木)

                         平成14年8月20日
           日朝赤十字会談について

 8月18日、19日、北朝鮮平壌で日朝赤十字会談が開催された。そこで北朝鮮
赤十字は日本人行方不者調査について6名の身元が明らかになったと通報した。
しかし、それは日本政府が北朝鮮による拉致と認定している11人とは全く関係
ない、在日朝鮮人とともに北朝鮮に渡った人である。

 そもそも北朝鮮赤十字の行方不明調査は、1997年北朝鮮に拉致された日本人
の調査を依頼した自民党訪朝団や日本国外務省に対して北朝鮮が「拉致」とい
う言葉を使わないなら調査に応じるとして始まったものだ。ところが、翌98年
北朝鮮赤十字は拉致被害者は過去現在にわたり全く北朝鮮国内には存在しない
という回答を発表した。その後、99年年末の村山訪朝団が大規模コメ支援を約
束すると調査は再開されたが、結局、調査開始以来5年以上たった今日でも、
拉致被害者に関する消息は全く伝えられていない。この間日本は67万トンのコ
メを人道支援と称して一方的に北朝鮮に送った。

 もはや、赤十字による調査で拉致問題解決が進むなどと信じることはできな
い。日本政府は一刻も早く、拉致は許すことができない国家テロであり、被害
者を即時解放しなければ日本と北朝鮮の間の人、カネ、ものの流れを制限する
制裁措置を執ると北朝鮮に通報すべきだ。このまま、拉致を認めず被害者を抑
留しつづけていれば、たいへんな不利益を被るというメッセージを北朝鮮指導
者に伝えて初めて実質的な交渉が始まる。これが、外交交渉の常識だ。もし、
北朝鮮が被害者に危害を加えれば日米安保条約の発動をはじめ可能なすべての
対応措置を執ることが求められる。

 私たちは8月25日から平壌で行われる局長級会談で日本政府が小泉総理の決
断のもと、以上の断固たる立場を北朝鮮当局に通報するよう強く求める次第で
ある。

    平成14年8月20日

「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会 会長 土屋敬之
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳

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救う会全国協議会ニュース
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