救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

小泉総理、家族との面会を確約(2002/02/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.02.14)

■小泉総理、家族との面会を確約

 本日11時、横田滋家族会代表と早紀江夫人、荒木和博救う会全国協議会事務
局長は議員会館の平沢勝栄衆議院議員事務所を訪れ、平沢議員に小泉純一郎総
理への手紙を託しました。

 平沢議員は手紙を秘書官を通して総理に届け、総理はただちに手紙を読んで
平沢議員を通し「日程はまだ調整しなければならないが、ご家族には必ずお会
い致しますのでもう少々お待ち下さい」とのメッセージを横田さん宛に伝えま
した。

 総理への要請が実現すれば一昨年9月の森総理以来、小泉総理には初めての
要請となり、救出への流れを加速することが期待されます。

(横田家族会代表からの手紙)

小泉純一郎内閣総理大臣様

 平素の被拉致者救出へのご尽力に心から敬意を表します。

 組織的拉致事件が起き始めてから四半世紀近くが経過しました。しかし、北
朝鮮は拉致そのものを認めようとすらしていません。

 このような中で、来る18日ブッシュ大統領との日米首脳会談が開かれる事
になり、北朝鮮等テロ支援国家による大量破壊兵器や弾道ミサイルの開発・輸
出を阻止することが討議される旨報道されていますが、その際、日本人拉致事
件についても言及して下さいますようお願い申し上げます。

 拉致という国家テロにより、かけがえのない青春を奪われた被害者の人権を
回復するため1日も早く救出して下さい。

 また、昨年12月22日奄美大島沖で沈没した不審戦は気象条件が安定次第引き
揚げ、侵入目的等を解明する旨発言して下さい。

 私共、被害者家族はこれまで小渕総理大臣、森総理大臣にお目にかかり、救
出を御願い申し上げましたが、小泉総理大臣にも直接お目にかかり、家族の気
持ちを訴えたいと願っています。公務多端の中すぐには難しいと存じますが、
機会を作っていただければ幸いです。

 いろいろお願いばかりで恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

平成14年2月14日

        「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会
                     代表 横田滋

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