救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国民大集会全記録3(2017/04/26)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.26-2)

■国民大集会報告3

司会(西岡救う会会長) 続いて主催団体の一つである拉致議連からも多くの国
会議員の先生が来てくださいました。拉致議連事務局長の塚田一郎先生にご紹介
をしていただきます。塚田先生は横田めぐみさんと同じ中学校の出身です(拍手)。

塚田一郎(拉致議連事務局長)
 それでは私から本日出席の拉致議連の先生方をご紹介させていただきます。
拉致議連顧問、内閣総理大臣、衆議院議員 安倍晋三(拍手、以下略)。
拉致問題担当大臣、衆議院議員、加藤勝信
内閣府副大臣、衆議院議員、石原宏高
内閣府政務官、参議院議員、豊田俊郎
拉致議連会長、衆議院議員、平沼赳夫
拉致議連会長代行、衆議院議員、古屋圭司
拉致議連会長代行、参議院議員、山谷えり子
拉致議連会長代行、衆議院議員、渡辺周
拉致議連副会長、衆議院議員、漆原良夫
拉致議連副会長、衆議院議員、上田 勇
拉致議連副会長、参議院議員、中山恭子
拉致議連副会長、衆議院議員、原口一博
拉致議連幹事長、衆議院議員、松原 仁
拉致議連幹事、衆議院議員、松浪健太
拉致議連事務局長代理、衆議院議員、笠 浩史
拉致議連事務局長次長、衆議院議員、鈴木馨祐
財務副大臣、衆議院議員、木原 稔
衆議院議員、土屋正忠 衆議院議員、大西英男
衆議院議員、山田美樹 衆議院議員、吉田豊史
参議院議員、赤池誠章 参議院議員、小川克巳
参議院議員、佐藤信秋 参議院議員、山田 宏
衆議院議員、衛藤晟一

 そして私は事務局長、参議院議員、塚田一郎です。平沼会長のもと、一丸となっ
て、一日も早い、すべての被害者の救出のために全力で頑張ります。宜しくお願
いします。ありがとうございました(拍手)。

◆日本の法律に拉致は「北朝鮮当局による国家的犯罪行為」とある

司会 拉致議連の先生方が超党派で作ってくださった北朝鮮人権法があります。
その中に拉致問題がどう書いてあるか。「北朝鮮当局による国家的犯罪行為」と
法律に書きこんであるのです。北朝鮮による国家的犯罪行為だと。このような法
律は、なかなか政府提案ではできません。

 そういう点で、各党の先生方がいて、立法をしてくださる。今また新法の議論
が色々出ています。自衛隊の問題もあります。是非国会で何ができるのか議論を
していただきたい。そのために今日先生方が来てくださり、ありがとうございま
した(拍手)。

 続いて主催団体として、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会、これは
全知事が入ってくださっています。言いだしっぺであり、今会長を引き受けてく
ださっている上田清司埼玉県知事お願いします(拍手)。

◆平壌の各国大使館で被害者保護を

上田清司(知事の会会長、埼玉県知事)

 皆さんこんにちは。正直言って、年々気が重く、足が重くなります。40年、
20年、15年。それぞれ意味のある年です。残念ながら平成14年の5人の家
族会の帰国以外、帰国がありません。これほど熱心に総理を初め、拉致議連を初
め、多くの方々が努力をなさっておられるにも関わらず、私たちの家族を、仲間
を救出することができていません。

 4月14日に知事の会で、米山新潟県知事、平井鳥取県知事、三反園鹿児島県
知事と私と4人で、加藤拉致問題担当大臣をお尋ねし、緊迫したこの朝鮮半島の
情勢の中で、無事に、拉致された方々を日本に絶対に取り戻していただきたいと
いうお願いにうかがいました。

 各国も大使館を持っています。当然緊急時には各国の大使館では、それぞれの
国民を保護するために大きな動きをするはずです。残念ながら日本国は、大使館
を持っていませんので、日本と関係の深い大使館を通じて同じような保護をして
いただけないものかというご提案をさせていただきました。

 今日の国民大集会は、拉致問題を最優先として今年中に被害者を救出する。非
常に大変な状況がありますが、しかしこういう時があるいはチャンスではないか。
そういう思いをそれぞれ今日ご参集の皆様も持っておられると私は思っています。
またピンチをチャンスに変えていただきたいと心から願うものです。

 私たちには地方で世論を喚起する、そういう動きしかできないことが残念でな
りません。日本国民を救うのは日本国政府ただ一つだと思っています。加藤大臣
初め、安倍総理をしっかり信じて、私たちなりにお支えして、家族の方々を無事
に帰国させていただきますように、心からお願い申し上げ、私たちも一生懸命頑
張ることをお誓い申し上げて挨拶といたします。どうぞ宜しくお願いいたします
(拍手)。

司会 新潟県から知事が来てくだっています。新潟県は毎回知事が来てくだいま
す。米山隆一知事よりお願いします。

◆具体的な成果を出してほしい

米山隆一(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長代行、新潟県知事)

 全国からこの国民大集会に、かくも多くの皆様方にお集まりいただき、私の立
場からも御礼申し上げます。

 私は横田めぐみさんの3歳下になります。横田さんと同じ新潟県に生まれ、子
どものころは、「子どもは絶対に、日が暮れたら海岸に近づいてはいけない」、
「何が起こるか分からないけれど絶対に近づくな」と言われて育ちました。

 昨年は、加藤拉致問題担当大臣とともに、横田さんが拉致された現場を歩かせ
ていただきました。当時も今も、あの現場は部活動から帰る中学生のお子さんや
そして多くの方々が家路を急ぐ、ごくごく普通の住宅街です。拉致問題は私自身
にも、私の家族にも、私の友人にも、そして今あそこを歩いている子どもたちに
も起こり得た、本当に国民誰にでも起こり得た事件だと思っています。

 国民全員が自分の問題として、自分の家族の問題として含むべき課題であると
私たちは考えています。

 にも関わらず、北朝鮮は昨年来、核実験やミサイルの発射など、国際社会に対
し威嚇を続けており、これら一連の動きはわが国のみならず国際社会の平和と安
定を著しく害するものであり、拉致被害者の心を傷つけるものであり、断じて容
認できるものではありません。

 今年は横田めぐみさんが拉致されて40年、拉致が判明してから20年、北朝
鮮が拉致を認めてから15年となります。もう本当に時間との戦いという状況で、
拉致被害者の方々やご家族はご高齢になってきており、一刻の猶予も許されませ
ん。

 私も今年1月に横田早紀江さん、2月には曽我ひとみさん並びに支援団体の皆
さんとお会いして、切実な訴えをお聞きし、改めて深い悲しみと北朝鮮に対して
大きな怒りを感じたところです。

 日本国民を救出することができるのは、日本国政府しかありません。政府にお
かれては、関係諸国や関係国際機関との連携、協調をはかりながら、最優先課題
として主体的に取り組み、すべての拉致被害者の方々の一刻も早い帰国の実現に
向け、早急に目に見える形で具体的な成果を出していただけるように心からお願
いしたいと思います。

 現在の北朝鮮、そして朝鮮半島情勢は異常に危険である反面、北朝鮮との交渉
を通じて拉致被害者の皆さんの帰国を実現するチャンスでもあろうかと思います。
政府としてもあらゆる機会を見極め全力で取り組んでいただけるようにお願いし
ます。

 知事の会としては、拉致された方々と同じ地に生まれ、育ち、そして暮らす者
として、拉致問題を風化させず、ご家族が抱えている苦しみを国民の皆様にしっ
かりとお伝えしていくことが大事だと考えています。

 1月14日には、上田会長とともに、加藤拉致問題担当大臣を訪れ、拉致問題
の早期解決に向けて緊急要請を行ったところです。知事の会は一致団結してオー
ルジャパンの体制を築きながら政府を支援し、拉致問題の全面解決に向け様々な
周知活動、啓発活動に取り組んでいきます。

 一刻も早く、失われたご家族の絆を取り戻すために、これからも皆さんととも
に全力を尽くすことを心よりお誓いして私の挨拶とさせていただきます。皆さん、
共に頑張りましょう。本日は大変ありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございました。続いて川澄俊文東京都副知事にお願いいたします。

◆メッセージ 小池百合子東京都知事

 本日は小池知事からメッセージを預かってきましたので代読させていただきま
す。

 今年は家族会が結成されて20年、被害者5人が帰国して15年が経過いたします。

 私は、国会議員時代には「拉致議連」の副会長を務め、「家族会」「救う会」
の皆様と、そして本日ここにいらっしゃる皆様と、これまで常に一緒に戦ってま
いりました。

 5名の被害者の方々が帰国された際、羽田空港にお迎えに行ったことを昨日の
ことのように覚えております。それ以来、本当に長い時間が費やされてきました
が、拉致問題が前に進むことはありませんでした。被害者やご家族の方々のお気
持ちを考えますと、無念の思いで一杯です。もはや一刻の猶予もありません。

 北朝鮮はこれまで、不誠実極まりない言動を重ねてきました。平成26年5月
に、日本政府との間で特別調査委員会による再調査に合意したにもかかわらず、
その後何の成果を出すことなく、昨年一方的に解消いたしました。そればかりか、
北朝鮮は、核実験、ミサイル発射を繰り返し行っており、国際社会の制裁を無視
する態度に出ています。このような暴挙を決して許すことはできません。

 また、東京都においては、平成22年度以降、朝鮮学校に対する運営費補助金
を一切支出しておりません。平成25年に都がまとめた調査では、朝鮮学校及び
朝鮮大学校を運営する朝鮮学園と、朝鮮総連との密接不可分な関係、さらに朝鮮
学校の教科書には、北朝鮮の指導者を礼賛する内容が記述されていたことが明ら
かとなりました。こうした点が抜本的に改められないうちに、都民の税金を支出
するといったことはもってのほかであります。

 拉致問題は、我が国の国家主権の侵害であり、国民の生命と安全を脅かす極め
て重大な人権侵害であります。

 ここ東京にも4人の拉致被害者と、拉致の可能性を排除できない46人の特定
失踪者がいらっしゃいます。私は都民を守る立場にいる都知事として、安倍総理
をはじめ国とも連携して、拉致被害者の皆様を、一日も早く、一刻も早く、祖国
日本へ、ご家族の皆様のもとに取り戻すために、拉致問題の解決に、全力で取り
組んでまいります。

 結びになりますが、拉致被害者の方々全員の帰国が早期に実現することを強く
祈念して、私の挨拶といたします。

平成29年4月23日

東京都知事 小池 百合子

 以上です(拍手)。

司会 ありがとうございました。後で皆さんにお諮りいたしますが、今日の決議
案には朝鮮大学校の各種学校認可の再検討を行えということも入っています。是
非、この決議案を持って行っていただきたいと思います。宜しくお願いいたしま
す。

 今日は46の都道府県から代表に参加していただきました。どうぞお立ちくだ
さい(拍手)。また、山内修一京都府副知事、中島正信神奈川県副知事も来てく
ださいました(拍手)。

 続いて、主催者の一つである拉致問題地方議会全国協議会から松田会長が来て
くださいました。前回のご挨拶で、なぜ日の丸がないのか、主催者として一言言
いたいとおっしゃいましたので、今日は日の丸をつけました(拍手)。松田先生
お願いします。

◆我々は怒っている

松田良昭(拉致問題地方議会全国協議会会長、神奈川県議会議員)

 平成14年9月17日小泉訪朝で5人の日本人を奪還できました。我々はまだ
いる同朋をすぎにでも取り返せると思った。そして全国の方々にお呼びかけをし、
日本人の声を、そして地方議会の声を、議連を作って北朝鮮に向かって、「我々
は怒っているぞ」と言いましょうとお願いしたところ、全国42の議会で議連が
できました。15年経ちます。未だにそのままです。

 今日も全国から多くの議員が駆けつけてくれました。ご紹介します。

 まず副会長県ですが、新潟県三富佳一会長(拍手、以下略)、東京都小磯明幹
事長。以下北海道から順にご紹介します。

北海道 本間勲会長  青森県 三橋一三幹事長
宮城県 相沢光哉顧問 秋田県 北林康司副会長
福島県 遠藤忠一会長
北海道・東北の方お立ちください(拍手、以下略)
栃木県 金子裕議員  群馬県 腰塚誠会長
千葉県 本清秀雄顧問
関東地区の方お立ちください。埼玉県は今日義捐金をお持ちいただいています。
富山県 四方正治会長 石川県 石田忠夫会長
福井県 大森哲男会長 岐阜県 藤墳守会長
静岡県 岡本護会長
東海・北陸地区の方お立ちください。
三重県 中森博文会長 兵庫県 黒川治理事
和歌山県 山下直也会長
近畿地区の方お立ちください。
鳥取県 上村忠史会長 島根県 小沢秀多会長
広島県 下原康充副会長 山口県 新谷和彦会長
中国地区の方お立ちください。
徳島県 長尾哲見副会長 香川県 新田耕造事務局長
愛媛県 三宅浩正幹事 高知県 浜田豪太事務局長
四国地区の方お立ちください。
長崎県 山本啓介幹事長 熊本県 溝口幸治会長
大分県 三浦正臣監事 鹿児島県 酒匂卓郎会長代行
九州地区の方お立ちください。
最後に私は神奈川県の会長です。
神奈川県の方お立ちください。

 まだまだ思いのある議員がたくさんいらっしゃいます。我々は街頭に立ち、地
元の皆さんに最も身近な議員としてお話をしています。先ほども街頭活動をして
いる方からお話を聞きました。「少し雰囲気が変わってきた。署名の数が増えて
きた。今までは北朝鮮というと、なんか下を向いてしまったけど、堂々と『頑張っ
てください』という声が聞こえてきた」と。

 日本人は怒っているんですよ。あの宋日昊(ソン・イルホ)を見てください。
あんなに日本人をばかにしたことを許すわけにはいかない(拍手)。この拉致問
題は国家主権の問題であるけれど、日本人一人ひとりの問題でもある。

 そして我々はこの日本の証として、必ず取り返しましょう。最優先でやりましょ
う。頑張りましょう(拍手)。

司会 市長としてずっと取り組んでくださった梅原克彦元仙台市長、アメリカで
我々をサポートしてくださった古森義久・スーザン古森義久夫妻、また各地の救
う会、今市町村区議会の議員の先生方お立ちください(拍手)。

 日本中が怒っている、松田先生がおっしゃった通りのことを今こそ伝えていき
たいと思っています。

(4につづく)


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