救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

曽我ひとみさんと家族会、救う会が5月20日、朝日新聞社長に再抗議しました。22日午前10時現在、朝日新聞社からの回答は寄せられていません。(2003/05/22)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.05.22-1)

■ 曽我ひとみさんと家族会、救う会が5月20日、朝日新聞社長に再抗議しました。22日午前10時現在、朝日新聞社からの回答は寄せられていません。



朝日新聞社社長殿

                        平成15年5月20日

                          曽我 ひとみ
         北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳


 昨日(5月19日)、朝日新聞社秋山編集局長名義で、曽我ひとみの家族の住所を
無断で紙面に掲載した件に関する調査結果の説明の手紙が、内閣官房拉致被害者・家
族支援室を通じて届けられた。それによると「調査結果は18日朝刊に掲載しました」
という。
 当事者である曽我ひとみにとって、18日朝日紙面に掲載された「調査結果」は、
次の点が不明なためまったく納得できないものである。
1、 住所を盗み見した記者の氏名と、同記者が朝鮮語を解読できるのかどうか。
2、 調査では住所を原稿に書いたのは同記者としているが、朝鮮語の翻訳などを手
伝った社内の人間がいたのかどうか。
3、 同記者が曽我の同意を得ずに個人住所について原稿を書いた理由。
4、 原稿をチェックした新潟支局、東京本社のデスクの氏名。
5、 それらのチェック者が、住所掲載について曽我の同意を得たかどうかを確認し
た事実があるのか。
6、 当事者から抗議を受けるまで、住所掲載が重大な人権侵害だと気づかなかった
理由。
7、 今後、同じようなことを再発させないための社内処分など具体的方策。

 これでは今後安心して朝日新聞社の取材を受けることはできないので、曽我ひとみ
は5月14日付け抗議文で書いた「朝日新聞社記者の曽我ひとみ共同会見参加拒否」
を継続せざるを得ないことを伝える。家族会・救う会もその立場を全面的に支持し、
朝日新聞社が早急に態度を改め、きちんととした調査結果を公開しそれに基づき関係
者の処分など具体的再発防止策をとることを強く求める。






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