救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告1(2015/09/15)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2015.09.15)

  今年2回目の国民大集会は、平成27年9月13日、「最終決戦のとき、不
退 転の決意で全員救出を!国民大集会」として、東京・日比谷公会堂で開催さ
れた。 家族会、救う会、拉致議連、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の
会、拉致 問題地方議会全国協議会が主催し、政府代表、各党代表、特定失踪者
問題調査会役員と同家族も参加した。

 安倍晋三首相は「調査の開始から1年以上が経過したが、いまだに具体的な見
通しが立っていないことはまことに遺憾だ」と述べ、改めて、「何よりも大切な
ことは、拉致問題を解決しなければ北朝鮮がその未来を描いていくことは困難で
あると北朝鮮の最高指導者に認識させること」だと述べた。飯塚繁雄 家族会代
表は、「我々としては被害者の帰国だけが目的だ」と述べた。

 決議文には、「金正恩政権は遺骨偽造技術開発をつづけ、13年前の死亡、未入
境という通報は正しかったという報告書を準備しているという情報がある」との
救う会が入手した情報が盛り込まれた(メールニュース2015.09.15参照)。

 また、決議文には「日本政府は、全被害者の一括帰国の期限を設定し、それが
実現しなければ昨年の合意を白紙にして、未来を描くことが困難になるような強
力な制裁と国際圧力をかけると通告せよ」、「立法府は、テロ集団を支える活動
をわが国内で行うことを阻止する新法を作れ」との文言も盛り込まれた。

 概要は以下の通り。毎日続けて発信します。

■最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告1

櫻井よしこ(総合司会、ジャーナリスト)

 ただいまより、「終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」を
開会いたします。私は司会を務めさせていただく櫻井よしこと申します。宜しく
お願いいたします(拍手)。

 13年前に5人の方々が北朝鮮から戻ってきました。それ以降、どなたも戻さ
れていません。その間、とりわけ最近は様々な情報が飛び交っています。私たち
は何がどうなっているのか知りたいと思います。そして、拉致問題解決の後押し
の力になりたいと思います。

 その趣旨で今日は、心を一つにして、拉致問題解決に向けての後押しとなるよ
うな集会にさせていただきたいと思います。

 まず最初に、主催者を代表して家族会代表の飯塚繁雄さんにお願いいたします
(拍手)。

◆被害者の帰国だけが目的だ

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)

 みなさんこんにちは。こういった集会が数えきれないほど催されてきましたが、
なかなか結果が出ないまま今日になってしまいました。今司会から話がありまし
たように、2002年9月7日から丸13年経ちました。

 その時日朝首脳会談に小泉さんが行ってくれましたが、初めて亡くなった金正
日が拉致を認めて謝罪した場面がありました。しかし、その後は全く何の動きも
なく、金正日の遺訓、「もう日本人はいない。家族はみんな死んでいる」という
のが今現在生きているわけです。ですからこの遺訓をどうやってくつがえすか。
これが重要な焦点だろうと思います。

 金正恩はこれを受けて、今色々と戦略、戦術を考えていると思いますが、日本
との交渉の中で、如何に自らに利益となるようにし、自らの非を出さない、認め
させないためにどうしたらいいか、ということになっていると思います。

 そういう中でこの1年を見ますと、日朝で政府間協議が始まりました。当初は
我々としてもいい機会が来たということで期待していましたが、結果は全く出て
いません。安倍総理を中心とした政府の考えがあっての今の対策だと思いますが、
我々が目的にしているのは、今向こうで苦しんで待っている人、あるいはそれを
日本で待っている家族に対して、あくまでも被害者の帰国に尽きるんです。

 どんな手段、どんな戦略があったとしても、我々としては被害者の帰国だけが
目的です。あまりにも長いので、向こうで待っている被害者の方たちも精神的に
相当まいっていると思います。日本の家族も精神的、肉体的に限界を超えて、段
々亡くなられる方もいます。

 そういう意味では、早くこの問題を解決して家族同士が抱き合う日が一刻も早
く来てほしいというのが家族全員の重いであり、また国民の皆様も早く解決させ
ろという気持ちの方が多分大勢いらっしゃるのではないかと思います(拍手)。

 今、北朝鮮政府の動き、日本政府の動きが相当注目されていますが、施策、分
析、対応措置が本当に帰国に結びつくのかということが、かなり強く表れてきて
います。従って私たちは色々な活動をしています、政府としてこうしていますと
いう話はよく聞きますが、ではいつまでに解決するんですかというのが大きなク
エスチョンマークです。

 それについては、日本国政府として「いつまでに必ずこの問題を解決させます」
という強い意思と、それに伴う措置が不可欠です。期限のない目的、目標は世の
中にないんです。しかし拉致問題だけはなかなか期限が切れない。期限が切れな
いということは解決できないということと同じですよね。

 私たちは今も待ち焦がれていて、精神的にまいっているこの時期、そして今年
は色々な動きがあり、それに伴う活動、集会、署名活動をしています。これは国
民の皆様とともに戦っていくという手段です。それが今、かなりつよくなってき
ています。

 当然ながらこの日本の国民の動きについては北朝鮮が察しています。だから絶
対にあきらめてはいないということを強いメッセージとして出していきたいと考
えています。近々問題は解決するだろうという私たちの期待、そして被害者の写
真に向かって、「もうちょっと頑張って」と。「今国民も、政府も議会も頑張っ
ている。もうちょっとだから我慢してくれ」という言葉が伝えられたらいいなあ
と思います。

 お蔭様で署名も、1134万筆が集まっています(拍手)。これは相当強いカー
ドになるはずです。日本国民の怒りの声が集結しているわけです。今本当に大事
な時期です。この時期を何とかみなさんの力で、また当然ながら政府・議会・自
治体が一致団結して、この問題を解決すべく集中していただきたいと思います。
 今日は総理をお招きしてお話が聞けると思いますが、具体的な話が伺えればい
いなと思いますが、私たちはとにかくあきらめ切れないという気持ちが礎になっ
てまた頑張るしかありません。皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。今
後とも宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。

櫻井よしこ
 次に拉致議連会長の平沼赳夫さんからご挨拶をいただくところですが、急遽ど
うしても欠席せざるをえないこととなりました。メッセージをいただいています
ので私が代読させていただきます。

◆心をひとつにして戦う
平沼赳夫(拉致議連会長)
メッセージ
  普通に暮らしていた家族が、友人が、知人が、同じ国に住んでいる同胞が、
無法にも拉致されたままになっている。国家としてどんな手段を使っても無事に
取り戻すこと以上に優先すべき一体何があるというのでしょうか。
 拉致問題早期解決を実現し、それを妨害する動きを打被するためには、国民世
論の喚起と団結のもと、政府が断固たる行動を続けることこそが不可欠です。
 拉致被害者全員を家族のもとへ、故郷へ一刻も早く取り戻すために私も皆様と
心をひとつにして戦って参ることをお誓い申し上げます。
 北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟会長

衆議院議員 平沼赳夫

以上です(拍手)。

櫻井よしこ
 さあ今日は安倍総理大臣のご出席をいただいています。歴代の内閣の中で、政
治家の中で、最も熱心に拉致問題解決に取り組んでこられた方です。総理、ご挨
拶をお願いいたします(拍手)。

◆我々は、拉致被害者、そして御家族の皆様と常に共にある
安倍晋三(内閣総理大臣、拉致問題対策本部長)

安倍晋三でございます。家族会・救う会・拉致議連・知事の会、そして地方議連
主催の国民大集会にあたり、一言御挨拶申し上げます。
 拉致問題の解決は安倍政権の最重要課題であり、最優先で取り組んでまいりま
した。そして、北朝鮮との交渉に当たっては、「対話と圧力」、「行動対行動」
の原則を貫きつつ、拉致問題の解決が最重要であることを粘り強く北朝鮮に伝え
てまいりました。
 何よりも大切なことは、拉致問題を解決しなければ北朝鮮がその未来を描くこ
とは困難である、と北朝鮮の最高指導者に認識させることであります。その上で、
直ちに拉致被害者全員を日本に返すよう強く要求してまいります。
 昨年7月の北朝鮮による特別調査委員会の立ち上げと調査の開始から一年以上
が経過をしましたが、この調査に関して、いまだに具体的な見通しが立っていな
いことは誠に遺憾であります。
 こうした北朝鮮側の対応については、本日お集まりの皆様から、強い憤りとと
もに、今後に対する御懸念、そして、我が国による対北朝鮮措置の強化を求める
声があることも十分に承知をしております。
 先月、私の指示を踏まえ、岸田外務大臣が北朝鮮の李珠○(=土へんに庸)(リ・
スヨン)外相に対し、日朝合意の履行を求めつつ、日本国内の懸念を伝え、一日
も早い全ての拉致被害者の帰国を強く求めました。政府としては、この働きかけ
の結果をよく見極めつつ、日朝合意に基づく迅速な調査を通じ、一日も早い全て
の拉致被害者の帰国を目指し、北朝鮮からの具体的な動きを早急に引き出すべく、
引き続き最大限努力を続けてまいります。
 御家族の皆様も御高齢になられ、一刻の猶予も許されない中、被害者の方々と
御家族の皆様が抱き合う日ことのできる日がやってくるまで私の使命は終わらな
い、その考え方にいささかの揺るぎもございません。
 我々は、拉致被害者、そして御家族の皆様と常に共にある。この想いで、問題
の解決に全力を尽くしていくことを改めてお誓いを申し上げまして、内閣総理大
臣としての御挨拶とさせていただきたいと思います。皆様と共に頑張ってまいり
ます(拍手)。

櫻井よしこ
 安倍総理ありがとうございました。総理はここで公務のために退出されます。
どうぞ皆さん拍手でお送りください(拍手)。どうもありがとうございました(拍手)。

 日本国が一丸となって、拉致問題の解決に取り組んでいく。それを示すのが総
理のご出席であったと思います。
 続きまして、拉致問題担当大臣、国家公安委員長で参議院議員、山谷えり子大
臣にお願いいたします。

◆拉致は許さない。すべての被害者を帰国させよ
山谷えり子(拉致問題担当大臣)
 激しい怒り、そして救出への強い思いを込めてお集まりいただきありがとうご
ざいます。すべての被害者の救出、帰国、一日も早く全力で、あらゆる手段を講
じて結果を出していきたいと思います。
 長きに渡って閉ざされていた日朝協議の思い扉が開きました。そして特別調査
委員会が立ちあがって1年以上。未だに帰国に向けての誠実な報告が北朝鮮から
なされていない。誠に遺憾であります。
 拉致は北朝鮮の国家犯罪です。わが国への主権侵害です。そして家族の時間を
引き裂く。それぞれの希望ある人生、その未来をふさぐ残酷な人権問題、人道問
題です。何としても、国家として解決しなければならない問題です。
 国際社会、国連の場では、かつてないほどこの北朝鮮の人権問題、拉致問題を
解決せよとの声が高まってきています。国連の人権理事会に、様々な調査をする
委員会が立ちあがり、400ページ近い北朝鮮の人権問題と拉致問題のひどい状
況が報告されました。
 多くの関係者がそれを読んで、これは何としても解決しなければということで、
昨年の12月には責任者を国際刑事裁判所に付託を含む、かつてない強い文言の
決議が、賛成国116、反対国20で採決されました。そして6月には、それを
具体化していくための現地事務所がソウルに開設されました。
 今年の5月には、日本政府主催でニューヨークで、国連を背景にこの拉致問題
の残酷さ、そして解決を求めるパネルディスカッションを開きました。家族会の
代表として、横田拓也さんが出席され、「横田家から笑いが消えた」こと、そし
て多くの国から人々が奪われた状況を訴えられました。
 救う会の西岡会長や特定失踪者問題調査会の荒木代表にも出席していただきま
した。今月下旬にもまた、国連人権理事会でのパネルディスカッション関連行事
があります。家族会から横田拓也さん、飯塚耕一郎さんが出席され、強く、強く
訴えてくれると考えています。
 全国各地で集会が開かれています。ご家族の皆様が高齢化され、体力の問題が
あります。またスケジュールがたくさんあって、ご家族の皆様の心の叫びのビデ
オメッセージを作りました。政府のインターネットテレビや拉致問題対策本部の
ホームページからも見ることができます。
 どのような家庭で暖かく育ったか、どのような故郷で育ったか。それが断ち切
られている現状の残酷さ。是非皆様に見ていただきたいと思います。英語版も作
って世界に訴えます。ホームページにアクセスしていただいて、この問題を皆様
に大きく、広く伝えていただきたいと思います。
「許せない」というこの声が、世論が、そしてすべての国民が心を一つにしての
激しい怒りの声が北朝鮮の拉致問題解決の大きな一歩となります。そういう意味
で、今日の集会は大切な集会です。
「拉致は許さない。すべての被害者を帰国させよ」。そして安倍内閣の最重要、
最優先課題であり、安倍内閣でしか解決できないと私は思っています。この拉致
問題の解決、全力で取り組みます。どうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。

(2につづく)

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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

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