救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

もう我慢できない!今年こそ結果を!国民大集会全報告7(2014/09/25)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.09.25-2)

■もう我慢できない!今年こそ結果を!国民大集会全報告7

◆まず被害者を原状復帰意させるべき

本間勝(田口八重子さん兄)

 みなさんこんにちは。八重子がいなくなってからもう37年。今しゃべった耕
一郎が1歳ではいはいをしていた。その時、だまされて連れていかれたんです。
この歴史がもう37年もの長きに渡っています。

 その時指令したのが、朝鮮総連の大幹部なんです。それを捜索しようとした時
に、なぜか政治的圧力があってストップして真相解明されなかったという実態を
忘れないでいただきたいと思います(拍手)。

 今回、「特別調査委員会」という組織のもとに再調査リストを提出する。その
委員会のメンバーの中には労働党の幹部も入っておりませんし、軍の組織も入っ
ていないんです。

 田口八重子は、他の拉致被害者が隠された場所とは違って、軍が管理している。
敵工局という組織にいるということを、兄の飯塚繁雄とともに柏崎に行って、蓮
池さんから聞きました。

 ということは、軍が管理しているリストから出てくるんではなくて、民間とい
うか、政治に関わった組織(一般国民の住民登録台帳)からこのリストを出して
いこうとする。ということは、八重子はそこにいるのかということで、非常に危
惧しています。こういうことはあってはならない。

 2002年に、私たちの拉致された被害者の「8人死亡」という嘘をまず撤回
せよ(拍手)。これは生きていなければ今回は帰れないんです。「前回のいい加
減な調査はこうでした」とリストを出す前に謝罪して、詳細を判明させるべきな
んです。そういうようにやっていただきたい。

 私たち八重子の兄弟は7人いたんですが、昨年9月、八重子の一つ上のお姉ちゃ
ん、千恵子と言いますが、他界しました。八重子との再会もできなくて亡くなっ
たんです。

 そして今年5月21日には、私の一つ上の兄、飯塚進が、旅の途中心筋梗塞で
倒れました。署名簿を持ち歩いて、行く先々で八重子の救出を願って皆様に署名
をお願いして歩いていた。

 私たちの署名運動の中でも常に兄の姿がありました。今年4月の国民大集会に
もいたんです。今日は奥さんの綾子さんがいるだけなんです。そのような悲惨さ
を味あわせた北朝鮮、今でもそのことは許せない。四の五の言わずにすぐ返せ!
(拍手)。全員拉致被害者を返せ!(拍手)。

 私は何年か前に、西村眞悟先生に言いました。「日本人を返すのか返さないの
かと言う人はいないですか」。「いないねえ」と言っておられました。恫喝力の
ある眞悟先生でも言えなかった。そういう時代が続いて、今やっとここまできた。
私はどきどきして期待をしています。必ず、「生きている」という回答が出て、
「前回はすみませんでした」という言葉とともに本人が現れるのを待っています。

 そして、北朝鮮は帰る時に、帰る意思を求めるそうです。「ここの国の方がい
いから今更日本に帰らない」と。そのようなことは絶対言わせないで、まず原状
復帰です。拉致をしたんです。人さらいをしたんです。犯罪人から原状復帰して、
日本に戻ってこの状態を見て判断してほしい。

 被害者に家族がいれば、日本政府は面倒を見るよと言っていますので、安心し
て帰国してくださいということを是非言っていただきたいと思います。

 本当に今月が勝負だと思います。この国民大集会は北にも届いていると思いま
す。金正恩は日本人を返せ!。ありがとうございます(拍手)。

◆耐える覚悟で待ち続けなけれる

横田哲也(横田めぐみさん弟、家族会事務局次長)

 みなさんこんにちは。かつて小泉首相の時の日朝協議において、政府・外務省
は北朝鮮の言うことを鵜呑みにして、確認もすることなく幕引きをはかろうとし
た苦い過去があります。

 そして今、日朝協議が行われていますが、今現在の外務省トップの事務次官、
外務審議官、局長、課長、それぞれの方々は、私たち家族会は全員信用、信頼し
ていますが、やはり過去があるだけに、どうしても一抹の不安が残るのが正直な
本音です。

 従って、日朝協議では、外務省だけでなく、色々な方々がおっしゃっています
が、官邸と拉致対策本部と連携して全面的に解決をはかってほしいと思っていま
す。

 そういう意味でも、今日お出での山谷大臣の存在は非常に大きいと思いますし、
先頭に立って進めていただければと思います。

 まもなく北朝鮮から報告があると思われますが、満額一発回答といった楽観的
なものでは決してないと私たちは予測しています。そうなれば強力な制裁を日本
国政府に求めますし、一方で私たちはまた待ち続けなければならない。耐える覚
悟をしなければならないということがあります。

 そうならないように祈るばかりですが、それが現実なのかもしれませんので、
協議に臨んでいる官僚の方に関しては、是非ぶつかってほしいと思っています。

 今日、壇上に国会議員の先生方が何人もご登壇いただいていますが、国民の代
表というお立場ですから、本来の仕事に加えて、拉致の問題でも引き続きお取り
組みを願いたいと思います。

 前回同様、共産党と社民党の先生はお見えでないようですが、是非お知り合い
におられれば、日本国の国会議員であれば一人くらい派遣してもいいのではない
かと是非お伝えいただきたいと思っています(拍手)。

 また今日ご参加いただきました皆様方には、あともう少しだけお力をお貸しい
ただきたいと思っています。正義は必ず勝つ、と私は信じていますので(拍手)、
後しばらくお力をお貸しください。以上です(拍手)。

櫻井 どうもご家族の皆さんありがとうございました。いつものことですが、お
聞きしていて、ご家族の皆様方の心の内の切々たる思いと、それから今山場に達
しているかのように見えるこの日本と北朝鮮との拉致問題解決に向けての交渉の
中で、ご家族の皆さん方がどれだけ強い決意を持っているか。非常に硬い決意を
持って、譲歩は不要であると思っていること、そして自分の家族だけではなく、
全員を返してもらわなければならない、この意味で一致しておられることに私は
深い感銘を改めて抱きました。

 さてここで、特定失踪者問題調査会のお話を伺いたいと思います。今日は荒木
代表があいにく、特定失踪者のご家族の皆様方と他の所で会をしておりまして、
副代表の岡田和典さんにお出でいただきました。岡田さん、宜しくお願いいたし
ます(拍手)。

岡田和典(特定失踪者問題調査会副代表)

 先ほどご案内がありましたように、1年前から新潟の中村三奈子さんの集会が
あり、荒木は本日失礼させていただきました。間違っても、どこかの役所の前に
座り込んでいるわけではありません。

 私は、有本さんと同じ神戸から来ました。有本恵子さんは神戸市灘区の阪急六
甲というところから大学に通っていました。不思議なことに、この大学から10
0メートルほどのところ養護施設で暮らしていたのが田中実さんです。私はこの
灘区六甲から本日来ました。

 今日は、特定失踪者のご家族、22家族が壇上におられます。お一人ずつご紹
介させていただきます。失踪した年代順です。

宮澤康男さんの弟、宮澤新兵さん(拍手、以下略)
齋藤正治さんの弟、齋藤良司さん
早坂勝男さんの兄、早坂勇治さん
岡内正三さんの兄、岡内恒信さん
山下綾子さんの従兄、長島清志さん
園田一さん敏子さんの息子、園田久夫さん
平山政子さんの兄、平山 勲さん
生島孝子さんの姉、生島馨子さん
古川了子さんの姉、竹下珠路さん
昨日大臣と共にジュネーブから帰ってきました。
大澤孝司さん兄、大澤昭一さん
山下春夫さんの家族代理、池田欣一さん
藤田 進さんの弟、藤田隆司さん
山本美保さんの妹、森本美砂さん
 荒木代表がDNAを偽造したのではないかと先日怒りに震えて座り込みをしまし
た。
秋田美輪さんの父、秋田正一郎さん
 阪急六甲駅からすぐの山側の松蔭女子学院大学の校門で、友達に「さよなら」
と言ってそのままいなくなりました。
佐々木正和さんの姉、佐々木美智子さん
大政由美さんの母、大政悦子さん
 卒業旅行を兼ねて韓国に行っていなくなっています。
佐々木悦子さんの母、佐々木アイ子さん
橘 邦彦さんの母、橘 智子さん
植村留美さんの父、植村照光さん
安西正博さんの父、安西茂雄さん
宮内和也さんの義兄、澤 香苗さん
宮本直樹さんの父、宮本正栄さん

 登壇されていない方もおられます。以上22家族です(拍手)。

 お一人お一人からお話を伺いたいところですが、時間の関係もありますので、
代表して福井県の澤香苗さんから一言お話をいただきます。澤さんは福井県の特
定失踪者の何人かのご家族が、福井県特定失踪者家族会を作り、そこの代表とし
て活動を続けておられます。また、この家族会は、前から山谷大臣に顧問として
ご支援をいただいています。

◆すべての拉致被害者が祖国日本からの救いを待っている

澤 香苗(宮内和也さん義兄、福井県特定失踪者家族会代表)

 本日は、「もう我慢できない!今年こそ結果を!国民大集会」の開催をいただ
き誠にありがとうございます。特定失踪者の家族を代表しまして厚く御礼申し上
げます(拍手)。

 今回の内閣改造で私たち福井県特定失踪者家族会の顧問をお勤めいただいてい
る山谷えり子参議院議員が拉致問題担当大臣にご就任されましたことを、大変心
強く喜んでいます。

 山谷大臣はこれまで家族の目線に立って、私たちと同様に、悲しみや怒りを共
有されてきた同志です(拍手)。そして安倍政権のもと、拉致問題が12年振り
に進展してきたことに我々家族は並々ならぬ期待感を持っています。

 私たちはこれまで、「時間がない」と常に家族の高齢化を訴えてきました。高
齢になられた方々は、この会場に来たくても来れず、病院に入院されたり、施設
に入所されている方が大勢おられます。

 また、我が子との再会ができずに他界された家族の無念を思う時、今回の進展
に最後の期待をかけています。そして2月17日、国連の北朝鮮人権調査委員会
は、北朝鮮政府による拉致問題を初めとする人権侵害を、「人道に対する罪」と
認定する最終報告書を発表し、拉致の可能性を否定できない特定失踪者も取り上
げたことを受け、特定失踪者の家族や地方の支援組織は日本政府に、すべての失
踪者の真相究明をし、拉致認定を進めるよう政府に要望してきました。

 我々は政府が、国連調査委員会に全面的に協力し、捜査で得られた情報を提供
することなども求め国際社会の後ろ盾に今回の北朝鮮との進展につながるよう期
待しています。

 また、北朝鮮の調査委員会から調査結果が不十分な時は、経済制裁をさらに強
化すると共に、一切の妥協はせずに「対話と圧力」の基本姿勢を崩さないでいた
だきたい(拍手)。

 すべての拉致被害者が祖国日本からの救いを待っています(拍手)。この点を
深く認識していただき、帰国するまで、最後の最後まで粘り強く頑張っていただ
くことを願っています。

 なにとぞ我々家族の悲痛な訴えをお聞きいただけますよう宜しくお願いいたし
ます。本日はどうもありがとうございました(拍手)。

◆国内の拉致実行犯、協力者を逮捕せよ

岡田 特定失踪者ご家族からの熱い思いです。私から一つだけ申し上げたいこと
があります。あんなわけの分からない国ですので、できないことばかりです。私
たちのこの日本が腹をくくれば、できることはまだまだいっぱいあるんですよ
(拍手)。

 一つ申し上げます。おかしいでしょう。なんでこれだけの人間が拉致されたて
いて、国内で誰一人として逮捕されないんですか(拍手)。国内に多くの協力者
や拉致実行犯がいなくて、どうしてこれだけの人間が拉致されるんですか(拍手)。
北朝鮮から密入国で入ってきて、そんなに簡単に拉致なんかされませんよ。

 兵庫県人はたまに号泣することがありますのでお許しください。一つ申し上げ
ます。有本恵子さんは、よど号の犯人の一人、柴田泰弘と同じ高校です。先輩、
後輩です。あのテレビの前で頭を下げた「私がやりました」という女性ですが、
この女性はよど号の妻がたくさんいる中で、唯一の兵庫県人です。偶然にしては
出来過ぎていますねえ。こんな二つの偶然が重なるものでしょうか。ありえない
ですよ。神戸から情報が漏れたに決まっていますよ。

 ロンドンで、「久しぶり、あんたどこ、兵庫県、私西宮よ」、「有本さんは神
戸ですか」。すぐ親しくなりますよ。こういうのを偶然と言うかもわかりません。
しかしもう一つ。先ほどの斉藤文代さん。出身は熊本県玉名です。その玉名中学
の同級生がよど号犯の岡本武ですよ。これも偶然ですか。

 その上に、松木薫さんは大学を熊本から京都に移したんです。岡本武は熊本玉
名から大学は京都大学です。これも偶然ですか。おかしいでしょう。なぜ逮捕し
ないんですか。

 あのテレビの前で「私がやりました」、あの女性はまだこの国内で逮捕されな
いんですよ。国会の答弁では、「彼女の時効は成立していない」と。この女性の
証言をもとにして有本さんの拉致認定がされ、そしてよど号犯の安部公博は国際
手配されてるんですよ。こんなことでよど号犯が帰ってきて、逮捕して公判が維
持できるんですか。なぜ逮捕しないんですか。

 日本は法律にのっとって毅然と拉致問題に対応する、こういう姿勢を示すこと
が北朝鮮への大きなプレッシャーになることは間違いありません(拍手)。これ
からの交渉の一つの大きなカードになることも間違いありません(拍手)。是非
とも皆さん方のご判断を仰ぎたいと思います。どうも失礼しました(拍手)。

◆拉致を許す脆弱な国家

櫻井 岡田さんどうもありがとうございました。今、特定失踪者の件で大事な論
点が指摘されたと思います。日本が普通の国ならば、逮捕できる容疑者をなぜ逮
捕できないのか。なぜ日本はこれほど多くの国民をさらわれていながら、何もで
きないのか。

 これは、戦後の日本国のあり方に大きないがみがあるんですね(拍手)。警察
も海上保安庁も自衛隊も、みんな我が国の治安を守り、安全を守るために日夜働
いているはずですが、その彼らが存分に活躍できないような憲法があり、それに
もとづいた法律があり、そこから派生する条例その他さまざまな決まりごとがあ
るわけです。

 私たちは極めて脆弱な国家の中に住んでいるんですね。こうしたことは、拉致
を生む。そして拉致が繰り返し、繰り返し発生してしまった。そのことを許す土
台となっていると思います。

 横田早紀江さんが言いました。日本国はもっときちんとした国家にならなけれ
ばいけない。そしてまた、今日、寺越昭男さんも言いました。もっと強い日本に
なってほしい(拍手)。それは十分に国民を守ることができる力を持ち、それを
行使することができる国になるということだと思います。

 私たちはこの拉致問題の全面的な解決に、本当に神経を注いで取り組むととも
に、それに終わらずに、この日本国の形を根幹から変えていかなければならない
と思っています(拍手)。

(8につづく)


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