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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北の「特別調査委員会」をどう見るか−東京連続集会80報告6(2014/07/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.07.28)

■北の「特別調査委員会」をどう見るか

◆皆さんと共に北朝鮮の報告に注視を

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)

 みなさんこんばんは。いつも拉致問題に関心を持っていただいて大変ありがと
うございます。

 最近の北朝鮮の状況はご承知の通りですが、「特別調査委員会」を立ち上げて
調査をすることになっています。それについては今克明に解説があったわけです
が、当然ながら私たち素人はそういう深い分析や判断ができません。

 言えることは、長い間、今まで何もなかった地獄のような期間が、今回何か動
きが出てくるということについては確かな感じを持っています。

 最初の報告が「夏の終わりから秋の初め」ということですが、私たちとしては
今進んでいる以上、一回その動きを見ようと。どういう内容で、どういうボリュー
ムで報告がなされるのかということを待つしかないんです。

 「特別調査委員会」の組織が意図するところ、これを懸念する背景がたくさん
あるということは今日分かりました。しかし、ここで心配しているだけではだめ
なので、やはり光があればその兆しを見つけながら注視をしていくことも必要か
なと思います。

 こういうむずかしい判断がたくさんあるということは、細かい組織ではなかな
か埒が明かない、問題が先に進まない、解決に向かないという判断もできないこ
とはないんです。

 私が思うに、少し乱暴化もしれませんが、組織のトップをつかさどっている金
正恩の判断一つなんですね。ですから日本の総理大臣が、この金正恩の判断をう
ながすことが、どこかで動きや態度で示せればいいなと思いますが、終局的には
その辺を考える場面もあると思いますが、まずこれからの報告を見る、そこまで
考えなければいけないと思います。

 すぐに首脳会談をやれということではなく、北朝鮮の態度をみながら日本の立
場、安倍総理の意向を含めて、日本の態度を強く出していただきたいと思います。

 この委員会の報告を北朝鮮の放送でもやっていますが、拉致の項目が後なんで
すね。一番最初に出ているのは「遺骨」の問題です。これを見ると、まだ色々問
題がありそうだなと感じます。

 話は別ですが、先日アメリカのケリー国務長官が話した内容を皆さんご存知と
思いますが、北朝鮮との関係で日本が単独で動くことは喜ばしくないと。制裁の
解除のことを言っていると思うんですが、核・ミサイルを含めた総合的な判断で
動くべきだという話をしています。

 私は直にケリーさんに会って、拉致問題に言及したんですが、その時は北に対
する怒りをかなりあらわにして、テーブルを叩いて態度を表していたんですが、
そういう話を聞くと、「何だあの時の態度は」と思ってしまいます。

 日本を取り巻く、国連を含めた支援というのは必要と思うんですが、今回日本
対北朝鮮ということでは相当論議の的が絞られていると感じます。ですから、外
国が助けてくれなくても、日本だけでもなんとか頑張るという態度を貫いて、こ
の問題が中途半端になったり、あるいは結果的に反故になってしまったりという
ことがないようにお願いするというか、祈願するというか、期待するということ
になります。

 それしか今思いはないです。今後皆さんと共にこの問題を注視して、それぞれ
向こうの報告を見て対応していく。これは政府もそうですし、全国の民間ボラン
ティアも組織もそうです。そういうことにつながっていくと思います。ありがと
うございました(拍手)。

◆きちんと訴える力を持っていただきたい

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 みなさんこんばんは。暑い中をたくさん集まっていただいてありがとうござい
ます。

 今、西岡先生の話を聞かせていただきながら、本当に大変な国に連れていかれ
たんだなということを改めて感じています。心が通じない。どれだけの人たちが
安否という二つの状況の中で、何人が帰ってくるのか。生きているか、死んでい
るか、それは本当に分からない。

 どういうふうになって帰ってくるか、みんな家族が心配をしています。一生懸
命育ててきて、こんな目にあって、苦しんで、拉致した人のために本当にたくさ
んの人が苦しんでいます。

 そしてほんとうに長い年月支援をしていただいて、力をいただいて、ようやく
最終的な会談まで来ることができた。そして今正念場なんですが、色々なことを
振り返りました。デモをしたこととか、外務省の前で座り込みをしたこと、講演
会に行ったことなど本当に様々なことがありました。

 それもみんなが元気で帰ってくるんだということを信じてみんなが頑張ってき
たのに、向こうはそういうことなんか何も考えないで、こんな無慈悲なことをこ
れからもまだやるのかなあと、人間の根本的なところが通じていないのかなあと、
それが非常に残念です。

 安倍総理であれ、今の外務省の方であれ、何にも悪いことをしていない人たち
を勝手に捕まえて、向こうに連れていく。そして全然違う生活をさせてそれでい
いわけがない。返すのが人間として当たり前のことなんですよということを、日
本だけでなく色々な国々が一緒になってメッセージを送らなければならない。

 ブッシュさんにお会いさせていただき、抱擁させていただいて、世界中にこれ
が出ますよと言われたことを覚えていますが、それはみんなが言わなければなら
ない大事な、大事な問題なのです。

 交渉する人は、そんなこと許せることではないんだということ、こんなことを
するんだったら何の支援もできないということ、お互いに幸せになりたいのなら
あなた方もその気持ちをちゃんと汲みなさいときちんと訴える力を持っていただ
きたいと思います。

 別に日本が意地悪をするわけではなくて、北朝鮮の皆さんにも幸せになってほ
しいし、たくさんのものも送りたいし、たくさん食べていただきたい。お互いの
文化を尊重しあいながら交流できる国になりたいと思っているのに、それができ
ないのはとても残念なことではないですか、絶対的に厳しく言う力を持っていた
だきたいと思います。

 私たちは祈るしかなくて、たくさんの人が支援してくださって、帰ってきたと
いう喜びを一緒に感じさせていただきたいと思っています。ありがとうございま
す(拍手)。

◆ミサイルが飛んでも交渉は続けてほしい

本間勝(田口八重子さん兄)

 みなさんこんばんは。今日は暑いところありがとうございます。

 大詰めが来たという感じで、一次回答がどのように出るか本当にどきどきして、
精神的に家族みんなが追いつめられている気持ちでいます。

 北から、生死を別にして、まず名前が発表されるか、そこからスタートになる
と思います。うちの八重子については、蓮池さんから話を聞いている限りでは、
軍の方に掌握されている、つまり敵工局というところにいるんだと聞いています。

 そうすると一般住民の住民登録台帳には、先ほどの惠谷さんや西岡先生の話で
はそういう台帳に名前が載らない人間である、隠されている人間だということで
す。

 しかしながら、私たちは今まで署名活動をして、拉致被害者を取り戻すんだと
いう大きな問題を北朝鮮に突きつけているわけですが、13歳の少女のめぐみさ
んを北がないがしろにして、生きて返さなかったら、もう日本国民はそれだけで
納得しないと思うんです。

 13歳の少女をさんざん苦しめて、拉致被害者の中では一番若いわけですから、
その人が亡くなっているということは絶対にありえないんです。いくら精神的に
異常をきたしたとしても、心臓が動いている限りは生きていますから。

 そういうことで、まず北の犯罪者がそういう人たちをどのようにして返してく
るか。政治取引もあるでしょうし、日本は工作員を含めて拉致をした人たちを追
求している。その犯罪者を追いつめていくんだと言っているわけです。

 そうした状態で、北が返してくれる範囲に入れるかどうか。そういうことも私
は危惧しています。12人の他に、色々な方が拉致されています。そういう人た
ちが名簿に載って、日本人がいますから返したいと言ってくるでしょうけれど、
そこで北はまた巧妙に、「長年北朝鮮にいて日本にいまさら帰りたくない」と言
わせるかも分からないんです。

 そういう恐れもあるし、他に心配することがたくさんあります。そういう中で
工作員を一緒に出せとかいうのは、犯罪の取引としては免責というのがあります
よね。これ以上追及しないよ、と。そうしないと、返すものも返さない状態が出
てくると思います。

 北がこの人たちを返すと、体制の評判が悪くなる、維持ができなくなる。要す
るに麻薬をどのようにして売っていたか。日本から印刷工を拉致して、どのよう
にして偽札を作っていたか、今はどうなっているか。そのようなことまで追求さ
れれば、北の体制は非常に追いつめられていくと思います。国際的にもですね。
偽札問題は非常に大きな問題ですから。

 そうなると、そういう人たちは返さない。生死とは別に、そういう選定をする
のではないかと思います。そういうことのないように日本がうまく交渉していっ
てくれればなと思います。

 先日内閣府で日朝交渉について説明された時に、拉致問題もそうですが、核・
ミサイル問題も同時併行的に動いています。

 「ミサイルを飛ばしたこの交渉は中断されるんですか。そのようなことのない
ようにお願いしたい」と私はお話ししました。現実に北朝鮮は、米韓軍事演習に
対して、ミサイルを威嚇的に飛ばしています。そのような状態が起きる時に、日
本は、安倍さんは慎重に、拉致問題は人道問題だからそのようなことで中断はし
ないと明確にアメリカにも言っています。

 北も、これは日本に向けて撃ったわけではないよというようなことを言ってい
ますから、自制して、日本と中断しないような形で今は動いているのかなあと思っ
ています。

 私がいいたいことはうまく交渉して、北をあまり追いつめないで日本人を無事
に取り返す。まず12人の拉致被害者が生きていて、健康上はこうですよという
形で一次回答を出すのかなと思っています。

 再調査ということで拉致問題が動き始めました。私たちは10年以上、みなさ
んの応援で署名活動をやって、大きな力をいただいて、それが北に影響はしてい
ると思います。

 日本人は本当に怒っているんだと、西岡先生の話ではまた制裁をかけるよとい
うことも躊躇しないと言わせて、やっていくということで、これからも応援して
いただきたいと思います。

 宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。

以上


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